2017年03月25日

4月の関西アマオケコンサート情報(追加2)

4月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

 4/15:アンサンブル・ツヴァイ コンサート2017 創立25周年記念演奏会
 4/23:尼崎弦楽アンサンブル 第5回プチコンサート
 4/23:甲南大学OB交響楽団 第7回演奏会

我太呂さん、gakuさんより情報いただきました。
4月は新入学・入社やGWに挟まれて短い日程のなかに演奏会が詰まっていますが、興味ある演奏会に是非いらしてください。

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2017年03月24日

大阪散歩20170311_大阪城へ

3月11日(土)、2週続いた休日出勤もお昼前には会社を退けることができ、
夕方から門真での演奏会までの時間調整のため、大阪城に行ってきました。

地下鉄で谷町4丁目に移動、ここより目的地は大阪城梅林を目指して歩きます。
いまいちスッキリ晴れていなくて残念です。

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大阪府警本部もこんな立派な建物になってしまいました。

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同年代の方にならショスタコーヴィッチの交響曲第5番第4楽章の冒頭部分で、
ABCのドラマ「部長刑事」を思い出すことでしょうが、その舞台でしたが、
ずいぶんと様変わりですね。



さて、今回は大手門を通って梅林へと向かいました。

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枡形の石垣にかかる櫓を多門櫓と呼びます。
江戸時代・徳川家による再興された大阪城の建造物になりますが、
多門櫓としては最大規模、重要文化財だそうです。

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枡形とは、門を入ったところにある四角い升の形をしたスペース。
ここで方向を90度変えることで敵を迎え撃つのですね。


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2017年03月23日

大阪散歩20170304_枚岡梅林・帰路

春うらら、にはまだちょっと早いけど梅を愛でようと枚岡梅林に行きました。
しかし、ウメ輪紋ウィルス感染によってウメ・スモモは全て伐採されてました。

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戻るしかないですね・・・

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残念なんで、ウメ模様のマンホール

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そして公園案内図

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仕方ないので駅に戻ると、民家の梅の木

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電車に乗って帰りました。

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2017年03月22日

大阪散歩20170304_枚岡神社・梅林

春うらら、にはまだちょっと早いけど梅を愛でようと枚岡梅林に行きました。
枚岡神社に参詣。 拝殿脇に梅が咲いてました。

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さっそく梅、という感じ。

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拝殿の脇を抜け、本殿を横目で見ながら、枚岡梅林の看板のほう・・・

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巽参道、ここを抜けて梅林へ・・・

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でも、なんかヘン?? とってもヘン!!

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1本も花が咲いている木がありません!!!!!

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↓↓↓ なんだそうです。 がっかり。

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お正月にはあったのに・・・ 
来年はどうなっていることでしょう。




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2017年03月21日

大阪散歩20170304_枚岡神社・なで鹿

春うらら、にはまだちょっと早いけど梅を愛でようと枚岡梅林に行きました。
まずは枚岡神社に参詣です。 参道脇の民家にも梅が咲いてます。

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お正月とは違って落ち着いた空気が流れています。

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枚岡神社、ここに来る楽しみは・・・なで鹿さん

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弘化3年(1846年)名工日下の小平次作

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この現代的な表現、素晴らしいですね。

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健康と家族の平安、子供の幸せ、旅行の安全等を念じて撫でてください。
と書かれています。


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2017年03月20日

コンヴィチュニー、シューマン/交響曲第1番「春」、第2番

春分の日。
明日は雨らしいですが、春らしいお天気が2日続いています。
我が家のサクランボのサクラも開花寸前、「春」の曲を聴きたくなりました。
高校生の時に初めて買ったシューマンの交響曲第1番「春」

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シューマン/交響曲第1番「春」、第2番
 フランツ・コンヴィチュニー指揮 ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

レコードジャケットにコピー文字が書かれたフォンタナの 1,300円盤。
当時も今もダサイ体裁だと思いますが、演奏はオーソドックス。
堅牢なゴシック様式のようなシューマンの「春」です。

このレコードを買う前、テレビの「N響アワー」でこの曲を演ってたのを聴き、
指揮者はサヴァリッシュさんかスィトナーさんか忘れましたけど、
初めて聴いたとたん「面白い」って好きになったのでした。
この曲に青春の息吹のようなものを感じたように思って
わくわくしながらTVの前で聴いてた記憶があります。

このレコードもそんな思いで「春」を繰り返して聴いたものですが、
今では裏面の第2番に強く惹かれます。

今となっては「春」の演奏は少々重たく感じられてしまいますけど、
第2番のほうに堅牢なゴシック様式の演奏がより似合っているようです。
土台となる低弦、その上を中音弦、さらにその上の高音弦、
コンビチュニーらしく正攻法で重層的に響かせた素晴らしい演奏ですね。

この当時、シューマンはピアニスト出身なので管弦楽法に秀でておらず、
ユニゾンで音を重ねすぎて混濁した響きになる管弦楽法の失敗作・・・
そんな風に評論家の人によく言われていたものです。

これを買った当時、第2番もそんな感じにも思え、よく判りませんでしたが、
手持ちステレオ装置の進化、CD時代になって細部をより聴き込むようになり、
この音の重なりこそが悩める文学青年シューマンの響きだと思い至った次第。
今では第2番がシューマンの交響曲の中では1番好きな曲になりました。

「春」を聴きたかったのに、第2番にやっぱり興奮してしまいましたね。


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我が家のサクラ

サクランボの成る我が家のサクラの木
つぼみが膨らんで、あと少しで開花しそうです。
GWころが待ち遠しい、、、
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Osaka Pastoral Symphony Orchestra 第1回演奏会

日時:2017年3月11日(土) 16:00開演(15:00開場)
場所:門真市民文化会館・ルミエールホール・大ホール

曲目:バターワース/シュロップシャーの若者
   フィンジ/クラリネット協奏曲 作品31
(アンコール)フィンジ/《5つのバガデル》より V キャロル
   ヴォーン・ウィリアムズ/ロンドン交響曲【1913年初稿版】《日本初演》

独奏:山本 梓(cl)

指揮:松永健司郎

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ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の交響曲を全曲演奏することを目的としたアマオケが大阪で結成、またRVWと同時代の英国音楽も紹介される。 しかも第1回演奏会は、RVWのロンドン交響曲【1913年初稿版】《日本初演》。 通常版の3/4程度の長さとなって演奏時間は60分超となりましたが、ウェットな響きによるロンドンを思わせる風景がたくさん出てきて、RVWをたっぷりと楽しむことが出来た稀有な機会となりました。 月並みながら、いい演奏会でした。

オーケストラは弦楽器が10-9-7-6-4の編成でヴァイオリンを左右に振り分けながらも、チェロとコントタバスは舞台右側に配置。 RVWや英国音楽を紹介しようとする意気込みをもった第1回演奏会とあって腕自慢の若者ばかりで構成されているようでした。

バターワースのシュロップシャーの若者、難しい弱音の表現も巧く駆使してメリハリのある起伏を大きくとった演奏でした。 管楽器奏者の健闘も光ってました。 全奏になるとやや金管がソリッドに響いていたのは狙っていたのでしょうか。

フィンジのクラリネット協奏曲、初めて聴く曲。 山本梓さんのクラリネットは深みのある音色で技巧的なパッセージを楽々とこなしますが、時にソリッドに響いてハッとさせられました。 オケも精力的な演奏でバックアップ、少々窮屈にも感じられた曲でしたが、終楽章はソロもオケも伸びやかになって楽しむことができました。 畳みかけるようなフィナーレも見事。 アンコール曲は弦楽四重奏とクラリネットだったかしら。 柔らかく明るいソロ演奏が素敵でした。 もっと聴きたかったな。

休憩をはさんでいよいよメインのRVWのロンドン交響曲。 低弦からの序奏の開始、深みのある響きが繰り返されて、空気感が漂ってくるみたい。 前2曲とは演奏密度が違いましたね。

ハープによるウェストミンスターの鐘は控えめながらロンドンの喧騒はパワフル。 舞台左に配されたホルンと右側のトランペット・トロンボーン・チューバの対比もあってカラフル。 明るく溌剌とした音楽、音量上がっても潤いが損なわれません。 巧いなぁ(前2曲との練習量の差でしょうか)。 この楽章のフィナーレ、力強くカッコよく決まりました。 1913年版と現行版との違いなど知る由もありませんが、このあともたっぷりとした情感あふれる第2楽章、渋い色合いを感じさせた第3楽章、そして荘厳な終楽章。 ヴァイオリンのソロも巧かった。 そしてに全曲いずれもウェットな響きが基調であったのが RVW らしさですね。 

松永さん、終曲のあとじっとしたまま腕がなかなか降りませんでした。 客席もじっと降りるのを待って、拍手。 堪能させてもらいましたので、この後にアンコールは必要ありません。 清々しい気持ちを持って会場を後にすることができました。 さて次回はいつになるでしょうか、期待して待ちたいと思います。 大いなる志をもって結成された皆さんありがとうございました&お疲れさまでした。



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2017年03月19日

ファブリ世界名曲集14 モーツァルトV

このところ懐古趣味というか原点回帰。
クラシック音楽を聴き始めた頃の懐かしいレコードを再聴しています。

1971〜2年頃、平凡社より 680円で売られていたのが「ファブリ世界名曲集」、
25cm のLPがついてまして、1,000円盤を買うようになる前、
まだクラシック音楽ってどんなんやろ? そんな疑問に応えてくれました。
これが最初に買ったモーツァルトのレコードになります。

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P3196451 posted by (C)fronte360

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492
  カレル・シェイナ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番 K.466
  イングリッド・ヘブラー(p)、
  カール・メレス指揮 ウィーン交響楽団

イングリッド・ヘブラー、巻末の演奏家紹介で現代最高のモーツァルト弾き、
そう書かれていたのが購入の引き金でした。 オーケストラも欧州ですし。

まず、カレル・シェイナの指揮する「フィガロの結婚」序曲が素晴らしいね。
快活ながらピシッと引き締まった演奏、当時はシェイナの事など知りませんが、
手慣れた職人的な演奏に心踊らしてもらった記憶が蘇ってきました。

そして薄暗い序奏が延々と流れて始まるモーツァルトの短調のピアノ協奏曲、
この曲・演奏との出会いも大きかった。 深い音楽ですね。
若きヘブラーさんのピアノは情感に流れることなくしっかりとしていますし、
第1楽章のカデンツァなどちょっと息を詰めて聴き込んでしまいます。
地味ながら伴奏のカール・メレス指揮ウィーン響もちょっと荒いけど誠実です。

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P3196453 posted by (C)fronte360

そして解説は海老沢敏。 初心者向けの物語調での解説を読み、図版を見て、
音楽を楽しむ・・・ではなく、覚える、そんな感じでしたけれども、
それもまた幸せな出会いでありました。

なおこれを買ったあと 1972年にアンネローゼ・シュミットさまが来日して、
大阪フィルの第99回定期演奏会に登場、この第20番を演奏されたのを
770円 だったかの一番安い席で聴いたのが、初コンサート。

当然のことながらアンネローゼ・シュミットさまの事もまだ知る由もなく
ドイツの女流ピアニストが第20番を演奏するから、というのが理由で、
それほどこの第20番、このレコードにハマっていたのでした。



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2017年03月18日

フリッツ・ライナー、「ルスランとリュドミラ」序曲

しばらく占拠されていたステレオ部屋も開放されて、三連休です。
早朝より先日捕獲した宗教曲など聴き、まったりした一日の始まりを味わい、
ずぅ〜と気になっていた事もあったので、ご近所病院にも行ってきました。

さて、このところ懐古趣味というか原点回帰。
クラシック音楽を聴き始めた頃の懐かしいレコードを再聴しています。

当時の1,000円盤ブームに乗り、1972年9月5日に一挙40枚が発売された
RCAグランプリ1000クラシカル」シリーズで最初に買った1枚ですね。

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チャイコフスキー/大序曲「1812年」
リスト/メフィストワルツ
ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」
チャイコフスキー/スラヴ行進曲
グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
  フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団

このレコードのタイトルは、”大序曲「1812年」”ですけれど、
個人的に「ルスランとリュドミラ」序曲、この演奏の凄さにハマってました。

「1812年」は、期待していた大砲の音が入ってないじゃないか・・・
そんな単純な理由でがっかりした記憶もあったりします。

これより先、ロックなどの音楽も積極的に聴き始めることになりますけれど、
クラシック音楽のドライヴ感もロック以上じゃないか、なんて思えてたのも、
このレコードとの出会いがあったからでしょう。

当時の貧弱なステレオ環境、今でもそんなに良い環境ではありませんが、
一糸乱れない引き締まった演奏に興奮しながらスピーカーの前でエア指揮・・・
お恥ずかしながら、今でも腕が動いてしまいますけどね。

そしていま聴き返しても、通俗名曲ながら底光りする演奏に興奮します。
何より演奏に冷たさを感じさせないところが凄いですね!!
スラヴ行進曲など珠玉の名演奏ではないでしょうか。

あと今回、久しぶりにレコードをターンテーブルに載せましたけど、
レコード盤がずっしりと重く感じられました。
別に重量盤ではないのですけど、オイルショック前のレコード盤ですしね。



posted by fronte360 at 20:07| Comment(3) | TrackBack(0) | 17-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする