やっと1週間が終わりました。
このところ仕事はまったく忙しくないですが、その分ちょっと私事がドタバタで、
疲労感も満載のはずなんですが、いつもながらの早朝覚醒、今朝は3時半起床でした。
早起きしたので3月の関西アマオケ演奏会情報をアップし、年貢を納めた気分です。
さて今回の演奏会情報をアップしていたときのBGMは、以下でした。
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(C)fronte360モーツァルト/セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」
コレギウム・アウレウム合奏団員
楽器編成は、オーボエ2、クラリネット2、バセットホルン2、ホルン4、
ファゴット2、コントラバス。
コントラバスをコントラファゴットとして、野外演奏などでも対応できる
「13管楽器のためのセレナード」と呼ばれたりもしますが、このレコードでは
自筆譜どおりのコントラバスで演奏されています。
セレナードは「夕べの音楽」の意、窓辺で演奏される愛の歌というイメージ、
なんとなく判りますよね、社交音楽、娯楽音楽ですね。
「グラン・パルティータ」とは大組曲のことで、楽器編成の大きさとか、
7つの楽章を持つ楽曲構成、50分にもおよぶ演奏時間よりきているようですが、
モーツァルトの命名かどうかまでは不明であるようです。
楽器編成の大きさより、とても豊かな色彩感を持った曲ですけれど、
何よりコレギム・アウレウムによる演奏の柔らかな美しい響きが心地よいですね。
古楽器演奏の先駆的な団体ですが、最近の先鋭的な古楽器演奏とはまったく異なって
演奏スタイルは19世紀的? オーソドックスで美観重視の演奏に心が和みます。
もっとも、若い頃このレコードはどことなく捕らえどころが無い感じに思えていて、
すぐに眠くなっていたものでした。 血気盛んな若者だったのですね。
馬齢を重ねてようやく味わえるようになってきたようです。