2016年11月13日

12月の関西アマオケコンサート情報

12月に、京阪神奈滋で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしています。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います(が、なかなか意気込みに反して動けないのが実情ですが)。


12/4:奈良交響楽団 第65回定期演奏会
12/4:甲南女子大学管弦楽団 第25回定期演奏会
12/4:プリモパッソオーケストラ ウインター・コンサート2016
12/4:アルテムジカ・バロック・アンサンブル 第6回演奏会
12/9:大阪音楽大学管楽器専攻生有志と若手音楽家による新作演奏会
12/11:高槻フィルハーモニーオーケストラ 第10回定期演奏会
12/11:豊中市民管弦楽団 第55回定期演奏会
12/11:京都市民管弦楽団 第94回定期演奏会
12/11:国文祭京都記念オーケストラ 長岡京芸術劇場 国文祭記念コンサート2016
12/11:けいはんなフィルハーモニー管弦楽団 演奏会
12/16:関西大学交響楽団 第68回定期演奏会
12/17:大阪大学外国語学部管弦楽団 第44回定期演奏会
12/17:甲南大学文化会交響楽団 第56回定期演奏会
12/18:ラピスドリームオーケストラ 第6回定期演奏会
12/18:東大阪第九シンフォニー合唱団 第18回定期演奏会
12/18:名張第九を歌う会 第26回市民コンサート
12/18:第23回「天理の第九」演奏会
12/18:枚方市民メサイア公演2016
12/22:龍谷大学交響楽団 第23回定期演奏会
12/23:いせ第九実行委員会 いせ第九コンサート
12/23:神戸大学交響楽団 第66回定期演奏会
12/24:第24回コープこうべ第九コンサート
12/24:奈良女子大学管弦楽団 第46回定期演奏会
12/25:京都フィロムジカ管弦楽団 第40回定期演奏会



posted by fronte360 at 04:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-関西アマオケ演奏会情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月12日

高知散歩20161009_鏡川散歩・紅葉橋よりスタート(その3)

いきなり高知の話題に戻ります。
11月は忙しく、いただいているメールにも返信できなくて・・・すみません。
本日はこれより休日出勤ですわ。 

 ●

7月は絵金まつり、8月はよさこい、9月は台風のため行かなかったけど
秋のお城まつりがあったりしたのですが、10月は特にイベントはなし。
今回の高知では、特に用事もなく行くべきところも決めておらず骨休めです。

10月7日早朝着で昼前より市街に出ましたが、翌8日はご近所で食材など買い物三昧、
9日手元不如意となったのでまた市街に出るため鏡川にやってきました。

PA094899
PA094899 posted by (C)fronte360

トリム公園のえん堤の水かさが増してますね。
あとで判りましたが上流の鏡川ダムの放流が行われていました。

PA094900
PA094900 posted by (C)fronte360

その流れのなかに屹立するシラサギを発見。

PA094902
PA094902 posted by (C)fronte360

さらに下流に向かって歩きます。



posted by fronte360 at 05:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月11日

奈良散歩20161101_正倉院展に行く・国立博物館へ

11月1日、会社を臨時休業、会社近くのクリニックに行って帰宅したのち、
ご近所の大和文華館で特別展「呉越國」を鑑賞したあと、奈良市街に出ました。
興福寺の五重塔を写真撮影したので、東金堂も・・・こちらも国宝です。

PB015098
PB015098 posted by (C)fronte360

お恥ずかしながら東金堂の中には入ったことがなかったりします。
お隣にある国宝館は入るのですけれどね・・・
この中にも文殊菩薩や四天王像、十二神将像などの国宝があるのですけど。

PB015099
PB015099 posted by (C)fronte360

今日は奈良国立博物館での正倉院展がお目当てなので先に進みます。

PB015100
PB015100 posted by (C)fronte360

奈良公園お約束の鹿の写真も貼っておきます。

PB015101
PB015101 posted by (C)fronte360

PB015102
PB015102 posted by (C)fronte360

そして奈良国立博物館、新館にて第68回正倉院展が開催。
16時半から入場するオータムレイトチケットだと入館料が1,100円→800円です。
閉館が18時なので、1時間半の鑑賞時間となります。

PB015103
PB015103 posted by (C)fronte360

オータムレイトチケットは当日券のみで15時半から販売。
チケット購入しましたが、まだ45分ほど時間があるので散歩しましょう。

PB015106
PB015106 posted by (C)fronte360

前日10/31には入館10万人となったとニュースにありましたが、
今年は展示内容が小ぶりなせいか、あまり並んでいませんね。 平日だからかな。



posted by fronte360 at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

奈良散歩20161101_正倉院展に行く・興福寺へ

11月1日、会社を臨時休業、会社近くのクリニックに行って帰宅したのち、
ご近所の大和文華館で特別展「呉越國」を鑑賞したあと、奈良市街に出ました。

PB015090
PB015090 posted by (C)fronte360

近鉄奈良駅前の行基像のある噴水。

PB015091
PB015091 posted by (C)fronte360

奈良市での待ち合わせスポットNo.1ですね。
屋根がついて便利になりましたが、待ち合わせする人もないので先に進みます。

PB015092
PB015092 posted by (C)fronte360

ひがしむき商店街を歩きます。 奈良で一番の商店街といっても良いでしょう。
正倉院展にちなんだ幡がぶら下がってますね。
ここを途中で抜け出て、興福寺・北円堂の前を通って五重塔を望みます。

PB015093
PB015093 posted by (C)fronte360

五重塔と東金堂の間を抜けて国立博物館に向かいますが・・・

PB015094
PB015094 posted by (C)fronte360

ちょっと五重塔を写真撮影。

PB015095
PB015095 posted by (C)fronte360

PB015096
PB015096 posted by (C)fronte360

PB015097
PB015097 posted by (C)fronte360

中学生の頃、父親のカメラを借りて初めて奈良に写真撮影に来たとき、
こんな構図で写真撮影して悦に入っていたことを思い出しますね。
いやぁまったく進歩してないな・・・



posted by fronte360 at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月09日

奈良散歩20161101_大和文華館(その2)

11月1日、会社を臨時休業し、会社近くのクリニックに行ってましたが、
昼前にいったん帰宅、燃料補給してからご近所の大和文華館に行ってきました。
近鉄沿線・無料開放デー、今は特別展「呉越國」(入館料930円)となります。

PB015089
PB015089 posted by (C)fronte360

呉越国は907-978年、現在の中国浙江省杭州市を中心とした領土を納めた国。
唐が滅んで北宋までの間、5代にわたった王権は仏教を守護し栄えたそうです。
その呉越国に焦点をあてる日本で初めての展覧会でした。
学芸員さんの並々ならぬ研究と智慧を動員され、展示スペースは小さいながらも
見応えのある展覧会でした。

PB015080
PB015080 posted by (C)fronte360

展覧会を鑑賞したあと、美術館の建物をぐるっと一周することに・・・
あじさいの小径、と書いてあったかな、6月は綺麗なんでしょうね。

PB015081
PB015081 posted by (C)fronte360

美術館のちょうど裏側
展示スペースからは展示内容の中央あたりにある休憩スペースの外にバルコニー
これを見上げますが・・・ここから見えるのは、池。

PB015084
PB015084 posted by (C)fronte360

蛙股池(かえるまたいけ)です。

PB015082
PB015082 posted by (C)fronte360

日本書紀に推古天皇の時代(607年頃)に作られた4つのため池の一つ「菅原池」、
これが蛙股池で、現存する日本最古のため池と呼ばれています。
美術館の中だともっと見えるのですけどね。

ぐるっと回って、入場門を出たところにある美術研究所・文華ホール

PB015086
PB015086 posted by (C)fronte360

辰野金吾が設計した奈良ホテル・ラウンジの一部が移築されたものです。
この日は敷地内にある神社で何かのイベントがあったようで、
関係者の方が中に入っておられました。

PB015087
PB015087 posted by (C)fronte360

さて、次は奈良市街に移動して正倉院展を鑑賞することしました。
芸術の秋を満喫します。


posted by fronte360 at 04:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月08日

奈良散歩20161101_大和文華館

11月1日、会社を臨時休業し、会社近くのクリニックに行ってましたが、
昼前にいったん帰宅、燃料補給してからご近所の大和文華館に行ってきました。

PB015072
PB015072 posted by (C)fronte360

最寄駅の反対側、閑静な住宅街の中に大和文華館があります。

PB015073
PB015073 posted by (C)fronte360

1960年(昭和35年)、近畿日本鉄道の創立50周年を記念して開館されています。
京都・奈良・伊勢といった歴史ある地域に鉄道を敷設している会社として、
日本美術の素晴らしさを世界に発信するという理念があるそうです。 → 沿革

PB015074
PB015074 posted by (C)fronte360

解り難いですが、11月1日は「近鉄沿線・無料招待デー」のチラシが貼ってあり、
この日は開館日を記念しての無料開放となっています。
この無料開放日は年に何度かあって、今年は 9/16,7/26,5/31,5/10,3/29,2/9 と
いずれも平日なんですが無料開放日が設定されていて、今回はこれに合わせ、
会社をお休みした次第です。 そのまま門を抜けて緩くカーブする坂道を上ります。

PB015075
PB015075 posted by (C)fronte360

樹木の間より、なまこ壁の建物が見えてきました。

PB015078
PB015078 posted by (C)fronte360

日本芸術院会員・吉田五十八(1894〜1974)による設計の重厚な建築です。

PB015079
PB015079 posted by (C)fronte360

中に入ると、庫裡風の重厚な木組みと明かり障子から差す陽が射す廊下を進み、
展示スペースは中央に竹の庭を持つガラス張りの中庭を囲むようにあります。
けっして広くはありませんが、国宝4件、重要文化財31件を有する美術館として、
重厚な趣も感じさせてくれる東洋美術館です。



posted by fronte360 at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月07日

枚方散歩20161030_市民菊人形

10月30日、枚方フィルの演奏会の前にプチ枚方散歩を敢行。
淀川資料館・淀川河川敷を散策してから演奏会場である市民会館の手前で
「枚方市菊花展」もしばし散策しておりました。

PA305056
PA305056 posted by (C)fronte360

PA305057
PA305057 posted by (C)fronte360

そろそろホールへと足を向けますと・・・

PA305068
PA305068 posted by (C)fronte360

ホール前では「市民菊人形」をやってました。
テーマは「真田丸」、大河ドラマは菊人形の重要なテーマなんですね。

PA305059
PA305059 posted by (C)fronte360

右が真田幸村、左は兵士だったかな。 冬の陣、真田丸の攻防のシーン。
幸村は若々しい青年のような感じとなっております。

PA305060
PA305060 posted by (C)fronte360

場面変わって、こちらは夏の陣。
徳川家康を追い詰める騎乗の真田幸村、家康が逃げようとしております。

PA305064
PA305064 posted by (C)fronte360

こちらの幸村は、年相応ってかんじでしょうか。

PA305065
PA305065 posted by (C)fronte360

なんか情けない家康、太閤びいきの大阪ですからこんなもんでしょう。

PA305063
PA305063 posted by (C)fronte360

最後に市役所前の植え込み、
ここにはハロウィンの飾りもありましたよ。 賑やかな枚方ですね。

PA305067
PA305067 posted by (C)fronte360

いろいろと楽しんで、ようやく市民会館にたどりつけました。

posted by fronte360 at 03:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月06日

枚方散歩20161030_枚方市菊花展

10月30日、枚方フィルの演奏会の前にプチ枚方散歩を敢行。
淀川資料館・淀川河川敷を散策してから演奏会場である市民会館に向かいます。

PA305045
PA305045 posted by (C)fronte360

京阪・枚方市駅を通り抜けて反対側、枚方T-SITEが威容を誇ってますね。
かつては近鉄百貨店だったかな、雰囲気が変わってオシャレになりました。

PA305046
PA305046 posted by (C)fronte360

歩道橋を進み、市民会館に向う反対側の広場で「枚方市菊花展」をやってました。
季節ものなんでこちらもちょっと散策です。

PA305047
PA305047 posted by (C)fronte360

丹精込めて育てられた菊の花が満開、どれも立派です。

PA305048
PA305048 posted by (C)fronte360

こちらは小菊を鉢いっぱいに育てているものですね。

PA305051
PA305051 posted by (C)fronte360

綺麗に咲かせるための手入れも大変なんでしょう。

PA305052
PA305052 posted by (C)fronte360

懐かしいふる里の様子を演出したものが中央にありました。

PA305054
PA305054 posted by (C)fronte360

菊人形になってますね。
菊の切り花を差しているのではなくすべて生花ですから見事なもんです。

PA305055
PA305055 posted by (C)fronte360


posted by fronte360 at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月05日

枚方フィルハーモニー管弦楽団 第84回定期演奏会

日時:2016年10月30日(日) 14:00開演
場所:枚方市市民会館・大ホール

曲目:ボロディン/歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」(-*)
   ドヴォルザーク/チェコ組曲(-*)
   ドヴォルザーク/交響曲第7番
(アンコール)服部隆之/「真田丸」オープニングテーマ曲(-**)

独奏:板東潮子(-**,団員)

指揮:谷村 浩、生島 靖(-*)

PB055161
PB055161 posted by (C)fronte360

爽やかな秋の一日、枚方市民会館前の広場では枚方市菊花展などが催され、ゆったりと秋の日を楽しむ市民の方が散見されましたが、市民会館の中では枚方フィルによる熱い演奏で満ち満ちていました。
いきなり「だんたん人の踊り」からの熱演でしたね。 最初の「だったん人の娘の踊り」こそエンジンを暖めているような感じでしたが、しだいにノリノリな感じになってきました。 圧巻はクラリネットの速いパッセージ。 すごい凄い気合い入ってましたね。
「チェコ組曲」は親しみやすいメロディが満載。 それを枚方フィルの朴訥としたサウンドで彩り、要所ではキレのよいアクセントをつけて、郷愁も覚えました。
そしてメインのドヴォルザークの交響曲第7番、まるで太い筆で描くように進められた演奏。 野太く堂々とした音楽に惚れ惚れとしていましたが、フィナーレでは、これでもか! といった感じで念を押すような堂々たる着地に唸りました。 自分たちの音楽はコレだと精一杯演奏される音楽に大いに感じ入りました。
そして今回、休憩時間にはハンドベルの演奏が披露されたり、アンコール曲が「真田丸」のオープニングテーマ曲だったり。 今回も熱くもまた清々しさを感じさせた演奏に大いに満足して会場をあとにしました。 皆さんお疲れさまでした、そしてありがとうございました。

簡単に演奏会を振り返ってみたいと思います。

爽やかな秋の一日、ちょっと早めに枚方市駅に到着。 会場の市民会館とは反対側の出口より出て「淀川資料館」を覗いてきました。 土木・利水関連の展示だけでなく生物や洪水など生活に関わる展示もあって興味深く拝見させてもらいました。 そしてまだちょっとだけ時間があったので、淀川の河川敷もほんの少し散策。 広い空を見上げてから市民会館へと向かいました。 でも、今度は会館前で枚方市菊花展が開催中。 丹精込めて育てられた菊の花や市民菊人形(我々の年代は「枚方菊人形」は秋の代名詞の一つですよね)もあったので、これらも楽しんでから、ようやく会場へと到着したしだいです。

いつもながらの2階席ですが、寄り道して着いた時間が遅かったこともあって前の方は多くのお客さんで埋まっていたので、後ろから2列目、ほぼ最上階に陣取ることにしました。 でも演奏会の途中でもどんどんお客さんが入ってきて、上の方も結構な人の数となっていましたね。 定刻となって左右より整列入場。 オケの編成は 10-10-10-8-4 の通常配置。 前2曲の指揮をとられる生島さんが登場されて始まります。

「だったん人の踊り」いきなりの熱演となりました。 まずは「だったん人の娘の踊り」でキレの良い開始より艶やかな木管楽器の響きで魅了します。 それに比して弦楽器はやや平板な響きだったかな。 まだエンジンを暖めている感じみたい。 キレよく止めて「だったん人の踊り」となって、これまた木管楽器の豊かな和音。 しっとり・ゆったり・うっとりとしました。 弦楽アンサンブルも艶が増してきましたね。 トロンボーンとチューバも粘り気のある響きで良かったですよ。 ティムパニがゆったりと大きく入ってきて、しっかりと地に足を着けた音楽が進みます。 スネア、軽快ながらもハリのある鋭い響き。 ヴィオラが力強く演奏していたのが印象に残りました。 そして次第にノリノリな感じになってきましたけど、生島さんがきちんと仕切ってテンポを動かさず暴走させません。 そんななかで圧巻はクラリネットの速いパッセージ、すごい凄い気合い入ってましたね。 惹きこまれました。 キレの良く鋭いスネア、太い響きの大太鼓。 音楽が自然と高揚してゆき、会場を巻き込む熱演となって全曲を閉じました。

「チェコ組曲」は親しみやすいメロディが満載、それを枚方フィルの朴訥としたサウンドが温かみに変えて郷愁を覚えました。 第1曲「前奏曲」、やわらかなホルンより始まってヴィオラの朴訥とした響きでしみじみと聴かせました。 第2曲「ポルカ」、しっとりとしたヴァイオリンにそっと低弦が寄り添って上々の滑り出し。 中間部は浮き立つような響きが印象的。 最後は哀愁の調べ、温かみのあるアンサンブルを楽しみました。 第3曲「メヌエット」、明るく伸びやかなクラリネットとファゴット、チャーミングな開始より、要所をキレのよいアクセントをつけて心温まるサウンド。 秋の日によく似合ってましたね。 第4曲「ロマンス」、フルートの端正な響き、コールアングレも感傷的な音楽で魅了、ふわっと着地を決めていました。 第5曲「フィナーレ(フリアント)」、徐々に力強くなってここでも太い響きで盛り上がります。 タイトなホルンも全体の響きによくマッチ、オケ全体が最後まで集中力を切らさず堂々と全曲を纏めました。

休憩時間、団員の方によるハンドベルの演奏が披露。 今年の初めにハンドベルを購入されたらしく、弦楽器、管楽器、指揮者など有志が集まって練習されたそうです。 冒頭こそやや手探り感があったようですけれど、全員が息を合せての演奏を楽しませて貰いました。 全員が協力して1つの演奏を完成させる、いつもアマオケらしい演奏を提供して下さる枚方フィルですが、こんな手作りの温かなプレゼントが出てくるとは思いませんでした。

ドヴォルザークの交響曲第7番、指揮者は谷村さん。 指揮棒を持たず長い両腕を同じように大きく振り、恰幅の良い音楽が始まりました。 ゆったりと進めて、まるで太い筆で描くように進めます。 谷村さん、要所で力を込めていますが決して煽ったりせず、堂々とした歩みは変わりませんね。 低弦やティムパニがそれに応えた強い響き、トロンボーンやホルンもバリバリと吹いて気持ちいいですね。 その大きな流れ、うねりに身を任せているうちに第1楽章が終了しました。
第2楽章、朴訥とした木管の響きに野太いピチカートで始まりました。 テンポを落としてゆったりとした響きです。 ここでも太い線で丹念に曲を描いて進めてゆきます。 胃もたれしたり足をひきずるようなことではなく、しっかりと自分の身体で消化された栄養(音楽)を力にてしっかりと自分の足で歩んでいる・・・堂々として枚方フィルらしい音楽性でしょうね、いいですね。
第3楽章、艶やかな弦の響きに明るい木管。 ここも落ち着いてぐいぃと力こめて、ホルンがバリバリっと鳴なるなど堂々とした音楽でした。 決してスタイリッシュで流麗な音楽ではないけれど、しっかりとした音楽造りに好感が持てます。
第4楽章、ゆったりと深く太い響きで曲を進めるのは同じですが、終楽章なので余計に力入ったかもしれませんね。 指揮者の谷村さん、時に片手で歌わせようとしたり、パンチを繰り出す場面もありますが、基本は左右の腕を同じように大きく振って堂々と曲を仕切って、パワフルな響きをオケより導き出して進めます。 そんな野太く堂々とした音楽に惚れ惚れとして聴いたフィナーレでは、これでもか! といった感じで更に念を押すような堂々たる着地に唸りました。

自分たちの音楽はコレだと精一杯演奏される音楽に大いに感じ入りました。 客演指揮の先生に導かれ、縦線横線をきちんと合わせ(合せようとする)技術一辺倒な演奏に陥りがちなアマオケの中にあって、自分達の音楽はコレ、って主張するような演奏はなかなか無いように思います。 枚方フィルのカラーですね。 そして聴き手としても、音楽を聴くことの原点にいつも立ち戻させてもらえるような気がします。 このオケの温かな雰囲気がたまらなく好きです。

カーテンコールでは、上着を脱いでワイシャツ姿になって登場した谷村さん。 熱演でお疲れのようでしたが、アンコールはなんと「真田丸」オープニングテーマ曲。 ソリストには前2曲でコンミスを務められた板東潮子さん。 演奏会が始まる前、会場前で「市民菊人形」による「真田丸」も見てきましたが、いつも楽しみにTVで見ている音楽を生で鑑賞できるなんて、素晴らしいサービスですね。 そして演奏もまた、しっかりとしたタメ、そしてコクも感じさせる堂々たるヴァイオリンの響きで会場を魅了。 耳馴染みの曲なのでちょっと線が細く描かれるかなと勝手に思ってましたけど、見事にTV番組を彷彿とさせる堂々とした演奏に感激しました。 会場からも大きな拍手が沸き起こりました。 今回も熱くもまた清々しさを感じさせた演奏に大いに満足して会場をあとにしました。 皆さんお疲れさまでした、そしてありがとうございました。

 

 
posted by fronte360 at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月04日

枚方散歩20161030_淀川河川敷

10月30日、枚方フィルの演奏会の前にプチ枚方散歩を敢行。
淀川資料館で満足したあと、資料館の裏手に回って・・・

PA305034
PA305034 posted by (C)fronte360

少しだけですけど、淀川河川敷も散策してきました。
広々として気持ちいいですね。

PA305032
PA305032 posted by (C)fronte360

単身赴任時代は荒川の土手をよく歩きましたし、高知では鏡川べりを歩きますが、
今日は天気も良いし、また格別な気分となりました。

PA305033
PA305033 posted by (C)fronte360

少々時間も気にしながら、土手を下りて川べりをめざしましたが、
さすがに広くて、このあたりが時間的に限界かな・・・演奏会に行かなくちゃ。

PA305035
PA305035 posted by (C)fronte360

ススキが綺麗ですねぇ。 

PA305040
PA305040 posted by (C)fronte360

今度来るときは、あそこの川べりまで行きたいな・・・

PA305041
PA305041 posted by (C)fronte360

PA305042
PA305042 posted by (C)fronte360

最後、関西医科大学前で発見したマンホールの蓋、これを貼っておきます。

PA305044
PA305044 posted by (C)fronte360

枚方市は、菊と淀川の船(くらわんか船かな)なんですねっ。


posted by fronte360 at 04:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする