2016年10月22日

トスカニーニ、ケルビーニ/鎮魂ミサ曲 ハ短調

大腸の穴検査では見事に予想が当たって6mm筆頭に5個のポリープを切除、
今週は忙しいので翌火曜から仕事、しかも朝7時15分に出社しておりました。

そんな怒涛の週を終えた休日、ようやくステレオ部屋の開放を受け
休日朝の日課でもあった宗教曲のレコードを鑑賞中。

手持ちの宗教曲も底がついてきた感じですが、こんなのもありますね。

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ケルビーニ/鎮魂ミサ曲 ハ短調
 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団、ロバート・ショウ合唱団

1950年2月18日録音、モノラルながら滑らかで腰の据わった音ですね。
早朝なのでサブスピーカー(Technics SB-X1)にて少々音量絞って鑑賞中ですが、
劇的な「怒りの日」トスカーニらしく直截的な盛り上がりも楽しめました。

この曲はルイ16世の処刑を悼んで作曲されたものですが、
1827年のベートーヴェンの葬儀においてもも演奏された曲としても有名です。
個人的にあまり耳にすることはなかったので久しぶりの拝聴になります。

10年以上前に中古で捕獲したレコードかな、頂き物だったかもしれません。
新星堂オリジナル企画の帯があり、レギュラー盤の25%アップの特製重量盤、
銘器ノイマン社製SX74カッティングヘッド使用、ハーフスピードカッティング
という文字が入ってますね。

世の中はデータ配信の時代になり、しかも著作権切れとなった録音ですが、
休日の朝、ありがたく聴かせていただいております。

しかし昨日あった鳥取県中部地震、鎮魂ミサ曲が鳴らないことを祈ります。


posted by fronte360 at 05:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 16-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする