音のカタログ・サンプルCDを聴いたので、レコードも・・・と、
一番最初に手に入れたのを出してきました。
PA235014 posted by
(C)fronte360ハイファイ・カラヤン (日本グラモフォン:MG 9901)
Side A
J.S.バッハ/管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068からアリア
モーツァルト/ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334から第3楽章メヌエット
ベートーヴェン/交響曲第8番ヘ長調作品93から第2楽章
ブラームス/ハンガリー舞曲第5番ト短調
J.シュトラウス/トリッチ・トラッチ・ポルカ作品214
チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」から「花のワルツ」
Side B
ワーグナー/楽劇「神々の黄昏」第3幕から「ジークフリートの葬送行進曲」
マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲
シベリウス/交響詩「フィンランディア」作品26
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ドイツ・グラモフォンによるカラヤンの名演奏を集めたサンプル盤。
1971年頃に購入したもので、750円でした。
当時 1,000円盤のレコードが盛んに出ていたころで、少ない小遣いを捻出し、
ちょっとづつ1,000円盤レコードを買ってクラシック音楽の名曲を勉強中で、
2,000円のレギュラー盤を1枚買うよりも1,000円盤を2枚買いたい、
そんな風に考えていたころです。
当時ドイツ・グラモフォンはまだ 1,000円盤には参入しておらず。
ましてドイツ・グラモフォンは、クラシック音楽レコードの最高峰みたいで、
黄色いレーベルの「Deutsue Grammophon」のマークは憧れでしたね。
そんな頃、雑誌「週刊FM」に掲載された広告だったように記憶していますが、
このレコードが出ると知って黄色いレーベルの「Deutsue Grammophon」を
初めて手に入れたのでした。
翌年にはカール・リヒターやラファエル・クーベリックのレコードも出て、
これらも捕獲しました。
さてカラヤンの演奏、A面の手慣れた名曲を聴かせ上手も見事ですけれど、
B面がグラマラスな演奏で、カラヤン/BPOの魅力がこぼれ落ちそうな感じ。
重心の低いサウンド、さすがベルリンフィルといった巧さが全開です。
フィンランディア、これは当時から好きな演奏です。
民俗色を超越し、インターナショナルに曲そのもの魅力が押し寄せてきますね。