休みなのに早朝覚醒、まだ暗い中よりビクトリアのレクイエムを聴いてましたが
朝日が射してきたので、雰囲気を変えてみました。
2011年末レコファン渋谷BEAM店より救出した10枚のファブリ世界名曲集より
パガニーニの巻。
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パガニーニ/モーゼ変奏曲
ダヴィド・オイストラフ(vn)、ウラディーミル・ヤンポルスキー(p)
パガニーニ/カンタービレ ニ長調
フランコ・グルリ(vn)、エンリカ・グルリ・カヴァルロ(p)
パガニーニ/カプリッチョ 作品1 第13番変ロ長調、第17番変ホ長調
フランコ・グルリ(vn)
パガニーニ/変奏曲「魔女たちの踊り」 作品8
アルド・フェルラレーシ(vn)、アウグスト・フェルラレーシ(p)
パガニーニ/パイジェルロの主題による前奏曲と変奏曲
アルド・フェルラレーシ(vn)
パガニーニというと悪魔的とのイメージで、朝から聴く音楽ではないかな、
と思いつつも秋山竜英さんの解説を斜め読みしながら、なるほどね、と思いつつ
けっこう楽しく聴いていました。
生前の放蕩生活に、死後もカトリック教会が異教徒と断じて埋葬許可を出さず、
悪魔のイメージが離れなかった、長年クラシック音楽を聴いていても、
知っているようで知らない話もありました。
さて演奏は、オイストラフのよく鳴って圧倒的に巧い演奏も見事ですけれど、
甘くゆるやかに奏されるカタービレ、技巧的なカプリッチョ第13番なども
イタリア人奏者による軽妙かつ洒脱な演奏により親近感を持ちました。