2015年12月29日

四国上陸・琴平

151229_1401~0001.jpg青春18きっぷの旅

今度の正月も高知ですごすべく移動中。

四国は暖かい♪
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1月の関西アマオケコンサート情報(追加2)

1月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

※12/29(追加)
 1/24:吹田市交響楽団 第80回定期演奏会

アマオケでは珍しいブラームスのドッペルとペトルーシュカがかかりますね。 当方もこれまでに生で聴いたことないと思います。 興味ある方は是非いらしてください。

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2015年12月28日

京都フィロムジカ 第38回定期演奏会

日時:2015年12月27日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:京都府長岡京記念文化会館

曲目:リスト(ミューラー=ベルクハウス編曲)/「ハンガリー狂詩曲」第2番
   ウォルトン(J.S.バッハ原曲)/バレエ組曲「賢い乙女たち」
   ブラームス/交響曲第4番
(アンコール)ブラームス(ドヴォルザーク編曲)/ハンガリ舞曲第17番

指揮:木下麻由加

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先日の奈良女オケで好演を聴かせてくださった木下麻由加さんが指揮されるとあって、本年最後の演奏会として京都フィロムジカの演奏会に伺いました。 単身赴任前、2007年12月の第22回定演以来、しばらくご無沙汰していましたが、やはり巧いオケでした。

また選曲も凝ってますしね。 当方とあまり相性の良くないウォルトンでしたが、J.S.バッハの曲をモチーフにしたバレエ組曲「賢い乙女たち」が素晴しかったですね。 ウォルトンも根性決めて聴きなおしてみようか、と思った次第。 第5曲はソロも素晴しかったけれど、弦と管が一体となった豊かな音楽に心奪われました。

そして冒頭のリストのハンガリー狂詩曲第2番、プログラムには凝った解説もありましたが、分厚い響きに潤いも感じるほどによくオケが鳴ってましたね。 チャールダッシュも軽やかながら芳醇な響きに舌を巻きました。 キレよくスタイリッシュに決めていました。

メインのブラームスもきっちと纏めてよく鳴っていましたけれど、こちらはちょっと疑問符。 ゆったりと糸を引くような出だしに心躍らせましたが、やたらとホルンの響きが前に出ていたのに驚きました。 また皆さん巧くて各楽器がよく鳴って、良く言うと等価に鳴って聴かせているのですが、それぞれで鳴っているようであまり溶け合っていないのね。 これは指揮者の制御の問題と思うので、若さを前に出したブラームスだったのでしょうか。 ブラームスの交響曲は構成感がしっかりとしているので決して下手には聴こえませんけれど、何だか聴き疲れしてしまいました。 もっとも当方のような爺ぃには、枯淡の境地みたいな演奏がお目当てだったので、方向性の違いということで許してください。

それにしてもウォルトンの「賢い乙女たち」は見事でしたね。 第1曲より軽やかながら豊かな響きに魅了されました。 前のリストで聴かせた鋭角的な響きとは違って粘り気もありながら、金管コラールもカラフルでした。 第2曲は落ち着いた音楽ながら中低弦が腰の据わった響きで進めホルン、クラリネットもしっとりとしてオルガンのような響きが見事。 第3曲、ここれは中音弦、ヴィオラとチェロの粘り気を含んだ響きに、濡れたようなオブリガートのオーボエが絡んで素適でした。 ヴィオラが頑張ってましたね。 第4曲では活気のある音楽となってトロンボーンのハリのある響き、軽やかに打つティムパニそして瑞々しい弦楽器に金管コラールがバッハでした。

そして白眉の第5曲目、ハープの深い響きにヴァイオリンソロの艶やかな響き。 馬渕清香さんの独壇場となっても良いところをオケの各メンバーも綺麗な音楽で応えて見事。 フルート、チェロなどなど、弦と管が一体となって素晴しい時間を過ごすことができました。 そして終曲はそれまでのロータリー式よりピストン式のラッパに持ち替えて祝祭気分あふれる音楽として幕。 大きな拍手を贈りました。

京都フィロムジカ、久しぶりでしたが変わらず精力的なオケでした。 この演奏会が今年の聴き納め。 ブラームスはちょっと当方と合いませんでしたが、とにかく若くて尖っているのって素晴しいな、と思ったしだい。 皆さん良いお年を。


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2015年12月27日

クルト・レーデル、J.S.バッハ/ロ短調ミサ

サンスイのアンプAU-D707Fのヒューズが飛んで故障し、
ビクターのアンプAX-F1も保護回路より抜け出せなくなったので
修理するより・・・と購入したパイオニアのCDコンポ X-EM12でCD鑑賞中。

クルト・レーデルによるバッハのロ短調ミサ。

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The Soloists, Chorus and Orchestra of the Brunswick-Hanover Bach Festival
  Kurt Redel, conductor

大阪市立中央図書館より借りたレオンハルト指揮ラ・プティット・バンドによる
バッハのロ短調ミサがこれまでのイメージを払拭するような親しみ易い演奏、
これに感化されて手持ち音源より探してきました。

カール・リヒターのは峻厳なイメージなので、クルト・レーデル師匠。
予想どおりこちらも親しみ易い演奏でした。
悪く言うと印象が薄かったけれど、現代楽器を使ったレーデル師匠らしい、
温かみを感じる演奏に納得したしだい。

CDコンポも、なかなかいい調子ですね。

冒頭ちょっとカサカサした音かな、と思ったのはCDの録音の問題かな、
しっかりとした低音や中音も爽やかで纏まり感の良い音だと思います。
スピーカーを床に直置きにしているのが芯のある音に結びついてると思うけど
15w+15w、これが1万円しないとは、驚きですね。


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2015年12月26日

酒粕・春鹿(はるしか)&三諸杉(みむろすぎ)

ご近所スーパーにようやく登場しました、待ってました。
奈良市福智院町にある今西清兵衛商店の「春鹿」の酒槽搾り純米酒粕
以下のように記載されています。

その1:精米歩合60%以下に磨かれた米だけを使用
その2:しかも、純米酒のみに限定
その3:昔ながらの、槽掛け製法で2日間かけてゆっくりと搾りました。

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先日購入して冷蔵庫に保管していた酒粕も出してきて今宵は酒粕が主食かな。
奈良県桜井市の今西酒造の「三諸杉」の酒粕、こちらも純米酒粕ですね。

万治3年(1660年)創業、酒造り発祥の地「三輪」に残る唯一の酒蔵、
文楽「妹背山婦女庭訓:杉酒屋の段」はこの蔵が舞台になってます。

あとは奈良漬の山崎屋ではすでに売っている奈良市今市町の奈良豊澤酒造
「豊祝(ほうしゅく)」の酒粕が揃えば三拍子ですが、出遅れてます。


posted by fronte360 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クルト・マズア追悼、ベートーヴェン/交響曲第3番

今年の実質の仕事を終えました。 月曜日は出勤ですが終ったも同然・・・

今朝もステレオの前に陣取っていつもどおり宗教曲など聴いていましたが、
思い出してレコード棚を漁ってクルト・マズアさんのレコードを出しました。
今月は忙しくて20日の新聞に出たクルト・マズアさんの訃報には気付かず、
とあるサイトで知ったしだい。 今月19日に88歳で亡くなったそうです。

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ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」、コリオラン序曲
  クルト・マズア指揮 ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

1972-74年にかけて録音されたもので、まだ40歳半ばだったマズアさんが
名門ゲヴァントハウス管の音楽監督に就任した頃のものでしょうね。

伝統に裏打ちされた重厚な中低弦に、やや軽やかに突き進む高音弦、
見事なバランスなのでしょうが、当時はどっちつかずの印象が強くて
正直あまりしっかりと聴いてませんでしたね。 コンビチュニーが良いな。
というのが正直な感想でした。

その後もマズアさん、音楽活動よりも政治的な面で目だっていたようで
メータの後任でNYPの音楽監督になっても(結局11年も務めたようですね)
あまり注目することもなくなってました。
メンデルスゾーンの交響曲のCDは時々聴きかえしていましたけれど、
どうもフルト・マズイというイメージが強くて・・・すみません。

ところでこのレコードには、1989年の来日公演を前にした朝日新聞の記事
「ゲバントハウス管の素顔 ライプチヒを訪ねて」(上・中・下)入っており、
これを懐かしく読みました。

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PC262248 posted by (C)fronte360

1989年11月9日 指揮者マズア ベートーベンを"熱視" 交響曲全曲日本で演奏
1989年11月10日 隠れた実力派 大指揮者に鍛えられて 女性奏者も16人活躍中
1989年11月13日 ベートーベン 予想上回る地元の人気 全交響曲を大阪で演奏

写真とも赤塚竜輔記者による訪問インタビュー記事で、当時を思い出し、
この頃は今では顧みられることのなくなったペータース版の楽譜を使っていたり、
<中>に載っているカール・ズスケさんの写真も懐かしかったですね。

これを読みながら聴いた英雄交響曲、意欲的な面も出ていて悪くないなぁと、
正直マズアさんの良さを解っていなかったのだなと反省したしだい。
ご冥福をお祈りいたします。



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2015年12月25日

高知散歩20151124_帰路

実質あと1日、昨日は今年始めた新しい仕事を頑張って集中消化、
今年与えられた任務はクリアできたと自讃、気持ちよく終えたいものです。
さてブログはまだ11月の高知ですが、いよいよ帰り道となりました。

有給休暇をとって平日に帰るのは楽です。
駅前も昨日までの喧騒がウソのように落ち着いています。

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高知は晴天で汗ばむほどの陽気。

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でも一山越えて吉野川サービスエリアでは、曇天で寒い・・・
やっぱ高知は南国と認識したしだい。

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今回はバス移動
この写真、バスの前が沈んでいるのは昇降しやすくするためで、
発車前には前部が持ち上がるのですね。 なかなかよく考えられてます。

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平日なのでガラガラ、のんびりとバスの旅を楽しみます。

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2015年12月24日

高知散歩20151122_はりまや橋〜帯屋町

ラストスパートとなりましたが、ブログはまだ11月。
5ヶ月連続の高知で日曜市を冷やしたあとJR高知駅前で買物を済ませ、
またはりまや橋の手前まで戻ってきました。

一人でひっそりと佇むカレーパンマンが好きです。

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観光客用のはりまや橋。

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かつての欄干など地下に置いてあるはずですが、今から35年ほど前、
橋の下はたしか駐車場になっていて「がっかり橋」と呼ばれていましたね。
今ではこんな小さいので「がっかり橋」の伝統を引き継いでいるのかも・・・
とにかく商店街へ、この時期のカシオワールドは高知の風物詩でしょうか。

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ここの角の「司」というお店、大阪梅田の阪急三番街にも出店してますね。
三番街のお店は定食メニューでリーズナブルに土佐料理が味わえるので
時々うかがってますよ。

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とにかく沢山歩いて疲れました。

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2015年12月23日

第22回「天理の第九」演奏会

日時:2015年12月20日(日) 14:00開演(13:15開場)
場所:天理市民会館やまのべホール

曲目:<第1部>
   シベリウス/カレリア組曲(シベリウス生誕150年記念)
     安野英之 指揮 天理シティーオーケストラ
   <第2部>
    ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」
(アンコール)
(アンコール)エルガー/威風堂々(合唱付き、作詞:喜多園子)
(アンコール)蛍の光

独唱:内藤里美(S)、大賀真理子(A)、馬場清孝(T)、鳥山浩詩(Br)

合唱:天理第九合唱団
   天理ピエーナ少年少女合唱団
   奈良県立二階堂高等学校コーラス部

管弦楽:天理第九管弦楽団

指揮:河崎 聡

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単身赴任期間中の中断はあれど毎年第九は「天理の第九」で締めくくっていますが、昨年「天理の第九」のきっかけとなった天理ライオンズクラブ設立50周年、そして天理市制60周年を経て、今年は新しい第九、河崎聡さんの指揮のもとストイックな演奏を堪能しました。 今年より合唱に加わった奈良県立二階堂高校コーラス部、昨年より参加されている天理ピエーナ少年少女合唱団を含めオール天理の実力を示した合唱が立体的に響き渡り、パワー一辺倒ではない素晴しい合唱に感動しました。 合唱団も指導されている河崎聡さんの指揮によってオケもよく鳴って、余計なドラマを廃したストイックな第九演奏で、合唱とのバランスも見事。 恒例となった天理を歌った合唱付きの威風堂々のあと、緑色のルミカライトを振りながら歌った蛍の光。 今年も大いに満足、大いに楽しませていただき、会場を後にすることができました。

開演30分前までにお越しください、とチケットに書かれていましたが、駅前でちょっと買物などしてから35分前に到着したのですが、なんと長蛇の列。 例年うかがっていますが、こんな長い列は始めてかも・・・引き換えてもらったのはX列、後ろから2列目。 もとより後ろの席が希望なのでこの方が良かったかも。 最後尾にはパイプ椅子の補助席まで出る満員御礼状態でした。 熱気に包まれた演奏会は、合唱にも参加される若い天理市長のお話で始まりました。

第1部は、安野英之指揮天理シティーオーケストラによる演奏で生誕150周年を迎えたシベリウスのカレリア組曲。 明るく柔らかな響きによる上質な演奏でした。 幻想的な前奏曲では柔らかく吹いたホルンと抑制をよく効かせたパーカションで丁寧な盛上がり。 バラードは落ち着いた音色の弦楽アンサンブル、しっとりと濡れたような木管。 とくにコールアングレがコントラバスのピチカートに乗せて素敵な音色で素晴しかったですね。 最後の行進曲風には明るく爽やか、トランペットが軽やかで上品。 カラフルでありながらも立体感もよく出た美しい演奏でした。 大きな拍手を贈りました。

第2部は、オーケストラに先ほど指揮されていた安野さんが本職のチェロで加わるなど、トレーナーの先生なども加わります。 コンサートマスターには栄嶋道広さんが座わって、弦楽器は 9-7-6-6-4 の編成による対向配置(第一部も対向配置でした)。 合唱団が先に席に着き、オーケストラも自由入場で三々五々集まってきて練習を始めて期待が高まります。 定刻、チューニングを終えて河崎さんがにこやかに登場。 オーケストラを立たせ、栄島さんと握手をして一礼。 登壇していよいよ始まります。

第1楽章、河崎さん、指揮棒を持たずに厳かな響きで始まりました(全曲指揮棒なしでした)。 中腰になって音量を絞って進めてから、激しくゲンコツを振り、気合を込めて盛り上げます。 コンパクトなオケよりタイトな響き、キレ良く進めて行きます。 栄島さんも普段よりも気合入ってるみたいで大きな動き。 木管アンサンブル、河崎さんは今度は両手を前に出して何かを掴むように指揮して渋い響きを醸し出してました。 トランペットは4人、先の曲とは違ってロータリー式の楽器に持ち替えてますね。 ゲンコツを繰り出してフレーズを短く切ってストイックでキレの良い音楽。 タイトな盛り上がりはドラマティックでもあって素晴しかった。 力強いフィニッシュとして会場より拍手も起きました。

第2楽章、キレよくタイトな開始ながら熱い音楽。 時計じかけのオレンジのような冷徹な響きとは間逆ですね。 中間部、のどかな感じですがオーボエは響きも色をつけずに淡々とした装いとして、またドラマティクな音楽にもどします。 ここでのフィニッシュはちょっと抜くような感じでの着地。

第3楽章、ソリストが入場しました。 河崎さん、慈しむようにこの楽章を始めます。 ファゴット、クラリネットそして弦楽アンサンブルが丁寧にゆったりと進め、河崎さんは更にオケを引きつけるようにじっくりと。 第2ヴァイオリンの響きが素適でした。 淡々と響きを重ねてゆきました。 そして腰をかがめた河崎さん、重ねた響きをゆっくりと止めます。

第4楽章、力強く拳を振って突入。 コントラバス4本ながら粘り強い重厚な響き。 重心を低くとってストイックでも冷徹じゃないのは第2楽章と同じ。 充分な間合いをとってから、歓喜の旋律をコントラバスがゆっくりと歌います。 感動的。 ヴィオラのしっとりとした響きにファゴットがからんで素適ですね。 明るさが徐々に増し、トランペットの響きも明るさを持ちながら落ち着いた進行。 そして切れ込み鋭い音楽として、バリトンの独唱が美声でした。 タイトな合唱による応答、少々堅い感じかな。 4人のソリストは粒が揃ってよく聴こえていました。
行進曲調となり、しなやかなトロンボーン、愛らしいピッコロはチャーミングです。 テノールのソロは若干擦れた声質かな、重唱となるとよく聴こえるのですけれど。 弦楽器が入って立体的な響きになりました。 重量感は少しなくなりましたが、明るい響きでタイトに響く合唱と絡みます。 男声合唱のミリオーネンはタイトな響き、トロンボーンも素適な響きで応えます。 女声合唱の拡がり、男声ともうまく絡んで、堅さもとれたみたい。 立体的な声の響きとなって魅了されました。 オケとも見事なバランスですね。
女声が左右に広がって、中央を男声が貫いてくる。 トランペットは輝かしく抜けるならば、トロンボーンの音色が麗しく響き渡る。 ソリストのソプラノも美声だしアルトも良い声で絡み、テノール、バスとも頑張って4人のソリストが揃っていて良かったですね。
ドライブをかけてフィナーレに突入。 河崎さんのにこやかな笑顔も垣間見えますが、余計な盛り上げ方はせずとも最後までストイックに締めて感動的な力強い幕切れ。 素晴しい演奏に会場より大きな拍手が沸き起こりました。

1994年、天理市制40周年、天理ライオンズクラブ創立30年を記念して始まった市民による手作り第九演奏会。 また新しい一歩を踏み出したように感じました。
アンコールの1曲目は・・・??・・・マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲と合唱だったのでしょうか。 そして一昨年より歌われている古里天理を歌い上げる合唱付きのエルガーの「威風堂々」。 恒例となった会場の全員が緑色のルミカライトを振って「蛍の光」を歌って今年もお開きとなりました。 天理の冬の風物詩「天理の第九」。 今年も素晴らしい演奏会にお招きいただき、有難うございました。


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1月の関西アマオケコンサート情報(追加)

1月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

※12/23(追加)
 1/31:八幡市民オーケストラ やわた市民音楽祭〜八幡大縁起〜

gakuさんより紹介いただきました。 八幡市文化センター主催公演に藏野雅彦さん指揮の八幡市民オケが参加されています。 八幡大縁起(ハチマンダイエンギ)は、八幡神の遙かなる旅路を辿る音の空想民俗誌とのこと。 興味ある方はお早めに。 前売り完売の場合、当日券は出ないそうです。

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