2015年08月22日

ハイ・ファイ・セット / 閃光(FLASH)

気ままな昼下がりのレコード鑑賞タイムも日が暮れてきました。

ここまでクラシックのレコードをとっかえひっかえ聴いてきましたが、
夕暮れとなり、高性能カートリッジに換装しているので、音楽もハイソに・・・

1979年7月5日発売、ハイ・ファイ・セットの7枚目のアルバム。

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P8221403 posted by (C)fronte360

Side A
 よりそって二人
  (作詞:大川茂、作曲:山本俊彦)
 最後の春休み
  (作詞・作曲:松任谷由実)
 スクールバンドの女の子
  (作詞・作曲:Ken Gibson、日本語訳:菊地まみ)
 22時15分
  (作詞・作曲:Rod Mckuen、日本語訳:大川茂)
 レインワルツ アンド ラビング ユー
  (作詞・作曲:尾崎亜美)

side B
 スローダンス
  (作詞:大川茂、作曲:新川博)
 きまぐれトランプ
  (作詞:菊地まみ、作曲:佐藤健)
 夜の長距離バス
  (作詞・作曲:Ralph MacDonald & William Salter、日本語訳:武田全弘)
 春が始まる日
  (作詞:大川茂、作曲:山本俊彦)
 歌を捧げて
  (作詞・作曲:小田和正)

「最後の春休み」や「レインワルツ アンド ラビング ユー」も良いですが、
大川茂さんや山本俊彦さんによる楽曲も素適ですね。

もちろん山本潤子さんのソプラノ、山本俊彦さんのテナーに、
大川茂さんのバス・ヴィオスが絡むセンスのよいコーラス・ワーク
夕暮れによく似合います。

とっぷりと暮れて、シングルカットされた1曲目「よりそって二人」
これを最後にもう一度聴いて、お仕舞いとしましょうか・・・




posted by fronte360 at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バックハウス、ブラームス/ピアノ協奏曲第2番(旧録音)

気ままな昼下がりの鑑賞タイム。
適当にジャケットを見て間違ったのですが、選びたかったのはこちら・・・
同じデザイン、タイトルのみ違うので、間違っても当然かも。

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P8221403 posted by (C)fronte360

ブラームス/ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調

  ウィルヘルム・バックハウス(p)
  カール・シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

先のベームとの第1番が1953年6月録音、こちらは先立つ1952年5月録音ながら
こちらの方がやや音色が華やかであるような気もしますが、曲調のせいかしら。
第3楽章のチェロの独奏もしみじみとしながらも滋味を感じます。

情熱的な第1楽章から終楽章まで、明晰なシューリヒトのよる演奏が素晴しい。
バックハウスも切れ味よく掛け合って、情熱的ながら爽快感も感じる名演ですね。
第1番の作曲から20年を経て、ヴァイオリン協奏曲や交響曲も2曲書き上げ、
円熟期にあったブラームスの筆致にもよるところ大でしょう。

一気に両面を聴いてしまいました。
カートリッジ Pickering V-15 micro IV にもまたよく合っている感じでしたが、
ちょっと好奇心が湧いてきたので、カートリッジを国産のに換装しました。

Audio-technica AT150Ea/G 、さすがに見晴らしが良くなりました。
高音弦の伸びが断然違いますね。 でも録音の古さも感じさせるようでもあり、
ちょっとフラつく感じなのはプレーヤーの性能もあるでしょうか。

ピアノの強い打鍵がくっきりと描き出て、かつバックハウスの気迫も十二分で、
さすがに国産、分解能は見事ですわ。


posted by fronte360 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バックハウス、ブラームス/ピアノ協奏曲第1番

はっきりしない天気で鬱陶しい空模様。

当方の左足も変わらず鬱陶しいので、今日もいつもの図書館通いと買物、
8,000歩程歩いて、昼過ぎに戻ってきました。 歩いたほうが楽になるんです。
座りっぱなしが最悪で、朝起きた直後も足が固まった感じ・・・

そんなこともあって早朝のレコード鑑賞はなくなり、昼下がりの鑑賞タイム。
適当にジャケットを見て、かけたのがコレでした。

P8221403
P8221403 posted by (C)fronte360

ブラームス/ピアノ協奏曲第1番 ニ短調

  ウィルヘルム・バックハウス(p)
  カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

第2番の方をチョイスしたつもりが、同じジャケットデザインの第1番でした。
ブラームスのピアノ協奏曲は第2番の方が好きで、第1番を聴くのは久しぶり。

交響曲を作曲していたのを途中で変更してピアノ協奏曲になった経緯どおり、
ピアノ付きの交響曲とも言われているような、骨太の演奏が特徴的ですね。
鍵盤上の獅子王といわれたバックハウスの強烈なピアニスティック。
ベームも無骨に燃えた演奏を形成してがっぷりと組んだ演奏によって、
ブラームス26歳の作曲らしく内向的で鬱屈としたエネルギーに満ちています。

ロンドン不滅の名盤シリーズ、レコード番号がMZで始まるシリーズですね。
1953年6月録音、ロンドンのffrr(full frequency range recording)らしく
ちょっとデフォルメされたようなグラマラスで腰の太い録音ながらも
細部がくっきり。 音色の古さはちょっと否めませんが、よい味付けでしょう。

カートリッジ Pickering V-15 micro IV にもよく合っている感じ。
聴きやすくまとまっています。


posted by fronte360 at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする