自宅でPCに向かって座るのも苦痛だったりしますが、ようやっとの休日前夜。
このところやっているレコード棚の発掘、こんなのを掘り起こしてきました。

P8211404 posted by (C)fronte360
シューベルト/交響曲第5番変ロ長調 (1955/10/5,6,8 録音)
シューベルト/劇音楽「ロザムンデ」より (1955/10/6,7,8 録音)
序曲、舞踏音楽第2番、第3幕の間奏曲
J.シュトラウス/皇帝円舞曲 -* (1942/4/18 録音)
ブルーノ・ワルター指揮 コロムビア交響楽団、ニューヨーク・フィル(-*)
シューベルトの交響曲第5番は、1960年のステレオ録音がありますが、
こちらは1955年のモノラル録音。 とても遅い出だしに驚きますね。
耽美的なシューベルト、綿々と歌わせつつ、気品を持って進めるワルター流。
ワルターって、個人的にあまり思い入れの無かった指揮者なのですけれど、
こうやってちょっと弱った身体になってみると、沁みるものを感じるようです。
ところでカートリッジは、Pickering V-15 micro IV に換装しています。
高知で捕獲したフリッチャイのレコードを Audio-technica TT30E で聴くと
スカスカの音で、録音が古いから仕方ない、って思ってましたけど、
こちらに交換すると、ちょっと大づかみながら、中低音が前に出て聴きやすい。
アナログの醍醐味に触れ、古い録音もまた楽しんでいるわけです。