高知より戻ってきても雨・雨・・・でしたが、
ここに来てようやく綺麗に晴れ上がり、早朝より盛んにセミが啼く蝉時雨な朝、
今日はとても暑くなりそうなので、初夏にふさわしい清涼な音楽で休日の幕開け。
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ディーリアス/管弦楽曲集「A SONG of SUMMER」
Side A
ブリッグの定期市
夜明け前の歌
楽園への道
Side B
夏の歌
夏の庭園にて
河の上の夏の夜
オウェイン・アーウェル・ヒューズ指揮 フィルハーモニア管弦楽団
2000年頃、CDなどをバークシャ・アウトレットで個人輸入していた時期があり、
なかにはLPやLDもほんの少しだけあって、それで個人輸入したLPの1枚。
英国盤のデジタル録音のDMM、1.99ドルだったと記憶しています。
「A SONG of SUMMER」が示すように、この時期に聴くには最高の1枚。
ビーチャムやバルビローリも良いけれど、若手のヒューズの清新さが出ていて、
美しい音楽に心が洗われるようです。
オウェイン・アーウェル・ヒューズは、1942年ウェールズ生まれの英国人。
1988年4月録音なので、40歳を少し過ぎた頃の録音ですね。
自国の音楽ですから、ちょっと思い入れが強い面もあるかもしれません、
ブリッグの定期市などぐいぐいと盛り上げていたりもします。
とにかく夏にこだわった選曲が見事なうえに、常に美しさを前面に出して、
爽やかな夏を彩ってくれる演奏がお気に入り。