目覚まし時計をセットしなくても、きちんと朝5時に目覚めて、起床。
いつものごとく夜中に目覚め、トイレにも行っていて慢性睡眠不足状態継続中。
家人はうたた寝したあと朝方まで起きていて、当方が目覚めた頃より就寝開始、
まったく生活リズム合いませんが、それはそれで気ままでいいのかも。
シャワーを浴びつつ浴室タイル磨き、洗濯を終え、アイロン掛けもしましたが、
アイロンを掛けながら聴いていたレコードがなかなか良く、再聴中。

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モーツァルト/交響曲第40番
モーツァルト/交響曲第35番「ハフナー」
ジャン=ルイ・ジュベール指揮 ハイデルベルグ室内管弦楽団
1969年発売の日本コロムビアの「ダイヤモンド1000シリーズ」の1枚ですね。
同年輩の方には見覚えのあるジャケットではないでしょうか。
ジャケット裏面には大木正興さんの「幅の広い音楽体験をもつために」
という文章が印刷されています。
ある物故した指揮者が振ったワーグナーの音楽こそ絶品だといって
数千円の古臭い音のレコードを聞いている例や、
ある愛好家はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いたことがない
視野の狭さにあきれ果てた例をあげて、
本シリーズでは経済的な難関を開き音楽愛好家の基礎工事ができるはずだ・・・
と述べておられます。
それで肝心の演奏ですが、録音がまず良いことに驚かされました。
オイルショック前の重量級の盤質も影響しているかもしれませんが、
後ろで鳴っている木管楽器やホルンが丁寧でチャーミングに絡むのが素適です。
けっして華やかな演奏ではありませんけれど、構成感がしっかりとあり、
しかも肩の力が適度に抜けていて、初心者が曲の良さを楽しむのには十分。
まさしく入門盤としてふさわしくもありますが、何度も聴いている曲ながら、
あっここでこんな楽器がこんな風に鳴っているんや・・・
そんな発見もあって、とても好感の持てる演奏でした。 佳演ですね、これは!