2015年06月10日

パイヤール、ヴィヴァルディ/ヴィオラ・ダモーレ協奏曲集

本日6月10日は、当初予定どおり有給休暇にて、お仕事はお休み。

家人は出てゆき(戻ってきている長女は階下で寝ているけれど)
久しぶりに(本当に久しぶりでプレーヤに薄っすらと埃が被っていた)
ステレオの前に陣取って、ゆるりと過ごす休日の朝(本当に久しぶりやな)

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ヴィヴァルディ/ヴィオラ・ダ・モーレ協奏曲集
 ヴィオラ・ダ・モーレ協奏曲 ニ短調 P.288 作品R25-4
 ヴィオラ・ダ・モーレ協奏曲 イ長調 P.233 作品R25-6
 ヴィオラ・ダ・モーレ、2つのオーボエ、ファゴット、
  2つのホルンと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 P.286 作品R25-1
 ヴィオラ・ダ・モーレ協奏曲 ニ短調 P.287 作品R25-3

  ギュンター・レメン(ヴィオラ・ダモーレ)
   ジャン=フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団

ヴィオラ・ダモーレは、弓で弾くガット弦の下に金属の共鳴弦を持つ楽器。
特有の豊かで甘く愛らしい響きがするので「愛のヴィオール」とも呼ばれます。

ヴィヴァルディは、ヴォオラ・ダモーレのための協奏曲を8曲残してますが、
このアルバムではトリノ博物館に草稿が残る作品番号25より4曲を収録。
3曲目以外は急緩急の典型的なヴィヴァルディの協奏曲様式ですね。

3曲目はソロ協奏曲というよりも、合奏協奏曲みたいな感じですし、
第1楽章にはラルゴの序奏があるので、緩急緩急という構成になってまして、
各楽器の特徴をよく出した面白い曲になってますね。

この後、ニ短調の作品25-3を耳にすると力強さの中にニ短調らしい深み?
そんなものも感じ、なかなか興味深く全曲を聴いて、いま2回目を聴いてます。

ヴィヴァルディの協奏曲は基本的に快活なので聴きやすいのですけれど、
疲れを癒すには、ちょっと張り切りすぎた感を感じることもあって
このレコードをかけるときもちょっと躊躇したのですが、
パイヤールらしくエレガントで柔らかい肌触りがとてもいいですねっ。

3曲目(盤面をひっくり返したB面1曲目)に、ホルンやファゴットなど
他の管楽器の響きがアクセントにもなっていて飽きさせません。

梅雨の貴重な晴れ間の1日
それと有給休暇を有意義にスタートさせるはとても良い1枚でした。



posted by fronte360 at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 15-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする