4日、ご近所サクラを愛でましたが、そのあと大阪市立中央図書館に行き、
お隣の土佐稲荷神社でもサクラを愛でておりました。
江戸時代、土佐藩の大阪蔵屋敷に隣接する長堀川・鰹座橋のほとり
神社が祀られていたのを、6代藩主豊隆公が京都の伏見稲荷より観請し、
土佐稲荷神社としたのを起源とするそうです。
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以来、土佐藩邸、蔵屋敷の守護神として崇められ、
参勤交代の折には藩主が必ず立ち寄って参拝されていそうです。
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廃藩置県の後、藩営事業を継承した岩崎彌太郎がこの地を取得した後、
三菱の守護神として崇められています。
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江戸時代の観光案内書ともされる「摂津名所図会大成」
これにも桜の名所として知られていたらしく、今でも咲き誇っているようです。
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神馬もすっぽりと桜に囲まれてしまっています。
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岩崎彌太郎は本社を東京に移して敷地を大阪市に譲渡した際、
土佐稲荷神社だけは手放さなかったそうです。
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本殿前には彌太郎の弟の岩崎彌之助が寄進した青銅の狛犬があります。
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