2月28日、最近の休日の過ごし方に図書館巡りが加わるようになりました。
大阪市立図書館ではCDを貸し出しをしてくれるところがあるので、
天王寺図書館へ向ったあと、難波まで移動して中央図書館に向かいました。
あみだ池筋も渡って、新なにわ筋に出て大阪市立中央図書館
図書200万冊、CDは約2万枚を有している大阪市内トップの図書館。
単身赴任の時に利用していた小石川図書館はアナログレコードだけで約2万枚、
CDも約1万8千枚もあったので、レコードが無いのはちょっと残念ですけど、
利用しなきゃ・・・と思い至ってわけです。
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図書館の角に石碑、「木村兼葭堂(けんかどう)邸跡」とあります。
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木村巽斎(えんさい、1736〜1802)は近世大阪が生んだもっとも著名な文人であり町人学者である。北堀江の邸内の古井戸で芦の根が出たことから、浪速の荻と芦(兼葭)に因んで兼葭堂と名のった。
酒造業を営むかたわら、本草学を小野蘭山に師事し、「一角纂考」「本草綱目解」などを著した。
一方、漢詩、書画、篆刻などを片山北海、柳沢淇園、趙陶斎、池大雅ら当代一流の大家に師事し、優れた才能を発揮した。また古今の書籍・書画・博物学の標本等の収集家としてあまねくその名を知られていた。
巽斎のもとには、彼の博識と膨大な収集品にひかれる文人や画家、書家や学者たちの訪問が絶えず、その邸宅は知識人の交流サロンとなっていたことが「兼葭堂日記」には生き生きと描かれている。
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「浪速の知の巨人」、その邸宅跡地に図書館とはぴったりな立地ですね。
さっそくCDを借りようと正門前へと進んだら、菜の花が咲いておりました。
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