11月23日、高知到着3日目。
今回の高知旅行の目的、五台山竹林寺の文殊菩薩さまの拝観を終えて下山。
日曜市を散策、城西公園で0.5ミリの上映時間の下見のあと山猫軒で昼食とし、
また路面電車で枡形まで戻って高知城下・城西公園へ。
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江ノ口川に沿って歩いていると、石碑がありました。
「花物語 寺田寅彦」と記されています。
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この川にそって右に折れると、そこにあるのが「寺田寅彦記念館」です。
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東京帝国大学の理学博士でありながら夏目漱石との親交が深かった寺田寅彦、
随筆家としての多くの文章を残した文学者としての顔が一般的でしょうか。
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寺田寅彦が4歳から19歳まで過ごした旧宅を復元したものがこの記念館です。
戦災で焼失した母屋は設計図より復元されたものですが、
昭和42年に高知市史跡に指定されています。
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入館無料なので、中に入ってみました。
玄関より外を見たらこんな感じ。
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中には上品なご婦人が案内係としていらしていて、
控えめながら、寺田寅彦記念室が高知城脇にある県立文学館にあることなど、
丁寧に説明してくださいました。
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この玄関脇の路地を入ってゆくと・・・
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戦災で焼け残った寅彦の勉強部屋が移築されていました。
本来は、もうちょっと西にあったようですが、敷地が狭められたときに、
古くなった一部の木材を新しくして移築されたそうです。
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中も見られるようですが、映画の時間が迫っていたので、ここで辞去しました。
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玄関脇の「寺田寅彦先生邸跡」は、牧野富太郎博士の揮毫によるもの。
ともに高知の偉人ですね。
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なお隣には高層マンションが建築中です。
もともとここは寺田寅彦邸の敷地だった所で法務局があったそうです。
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寺田寅彦記念館の敷地として戻して欲しいとの要望を出されたそうですが、
国はマンション業者に売り渡してしまった結果、なんだかなぁ〜
な状況となってしまいました。
さて、これから映画「0.5ミリ」を観て高知3日目は終了ですね。