2014年07月14日

待兼交響楽団 第27回定期演奏会

日時:2014年7月12日(土) 16:00開演(15:30開場)
場所:伊丹アイフォニックホール

曲目:ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
   チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調
(アンコール)チャイコフスキー/バレエ「白鳥の湖」
               第13曲「白鳥たちの踊り」より第6曲ワルツ

指揮・独奏:ゲオルギ・バブアゼ

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P7147537 posted by (C)fronte360

ソリッドに響くエネルギッシュなベートーヴェンとチャイコフスキーに圧倒されました。

バブアゼさんの弾き振りによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
タイトな響きながら艶があって時に太く響くバブアゼさんのソロもさることながら、オケの響きが挑戦的。 時に叩きつけるような感じで力を増してパワフルな演奏でした。 第2楽章ではちょっと真面目になりすぎた感じも受けましたが、独特な個性を感じた演奏でした。

チャイコフスキーも同様な演奏でしたが、ソロから開放されたバブアゼさん、細かなニュアンスも付けながらも指揮台の上を素早く動き、機械仕掛けのようなキレの良い動きでオケをリード。 重量感とスピード感を併せもった熱い演奏としていました。

正直なところ、熱い熱い演奏が続いて少々(かなり)聴き疲れをしたのですけれど、とにかくピッチがよく揃った精度の高い弦楽アンサンブルに、バブアゼさんの薫陶が光っていました。 現にバブアゼさんの動きを見ていると、主に弦楽アンサンブルに細かなニュアンスをつけてつつ曲を推進しておられる様子。
しかし、終楽章では手綱もしっかりと取り、強奏としても決して響きを濁らせることのない安定した弦楽アンサンブルをベースに、熱い熱い管打楽器の音楽を載せてフィナーレまで見事に演奏しきって見事でした。

本当にお疲れさまでした。

posted by fronte360 at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊丹散歩2014年6月29日_有岡城

6月29日(土)、伊丹での演奏会に先立ってちょっと散歩してみました。
JR伊丹駅を出たところの陸橋、その向こう側に茂みがあります。
ここが有岡城跡。

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P6297479 posted by (C)fronte360

陸橋を降り、ちょっと駅側に戻って石垣を写しました。
この石垣は後年整備されたものではないでしょうか。

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P6297480 posted by (C)fronte360

石垣を登ると、そこは城跡
大河ドラマ「軍師官兵衛」の影響でしょうね、いつもは閑散としますが、
荒木村重の資料を配布するおばさんや観光客が目につきます。

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P6297481 posted by (C)fronte360

こちらが昔の石垣

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P6297482 posted by (C)fronte360

急いで造成したので墓石なども使われているようです。

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P6297483 posted by (C)fronte360

城跡を今度は反対側より写してみました。

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P6297484 posted by (C)fronte360

建物跡、井戸跡がこんな感じで復元されています。

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P6297485 posted by (C)fronte360

この有岡城、南北朝時代に摂津国人の伊丹氏によって建築されたものですが、
天正2年(1574年)、荒木村重によって攻め落とされ、大改修して有岡城となり、
荒木村重の謀反、黒田官兵衛が説得に行くも土牢に幽閉された・・・
大河ドラマですな。


posted by fronte360 at 05:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする