先週の土曜日には、あわや熱中症になるところだったけれど、
今週は小雨そぼ降る奈良は21℃、過ごしやす気温だけれどもぐったりと・・・
GWの事務所移転の疲れがまだ抜けきっていないのかしら。
こんなときはモーツァルト、ステレオ・メインシステムでかけるのは
グレート・ミサ曲とも呼ばれる K.427 のミサ曲
コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団の演奏が刷り込みなのですが、
違った演奏もいいでしょうと、取り出したのは・・・
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イングリット・チェルニー(S)、インゲボルク・ヴェングラー(S)
ロルフ・アプレック(T)、テーオ・アーダム(B)
ヘルムート・コッホ指揮 ベルリン放送交響楽団・合唱団
冒頭のキリエ、とってもゆっくりとしたテンポなのに驚きましたけれど、
やわな音楽ではなく、引き締まった筋肉質のモーツァルトですね。
器楽もそうですが、合唱がキリッとしていてフレーズを短く切って進みます。
ソリストも粒が揃っていて、特にチェルニーの清澄な歌唱がいいですね。
デイヴィスのは華麗で雄大な演奏との印象だったのですけど、
コッホのは男性的なゴツゴツとした演奏で、室内楽的かもしれません。
録音もやや堅めの音になっているような気もしますね。
でもいい演奏を聴けてよかった。
さあて、と買物に出ようと思ったら、けっこう雨降ってきましたね。
どうしたもやら・・・