2014年05月11日

京都散歩・まずは八坂神社へむかって

5月10日、久しぶりに京都に出て歩きウロウロと回ってきました。

自宅に戻って歩数計を見たら、30,190歩にもなっていましたが、
変わりばえしない散歩ですが、そのいったんを順次紹介してゆきましょう。
まずは四条河原町をスタートして八坂神社を目指しました。

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P5106807 posted by (C)fronte360

アーケードにぶらさがる提灯は「鴨川をどり
5月1日から24日にかけて先斗町歌舞練場で上演される舞踊公演ですね。

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P5106808 posted by (C)fronte360

その先斗町歌舞練場はこの路地の先にあります。
夜は人がすれ違うのも大変な人出でしたが、10時過ぎなので閑散としてます。

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鴨川を渡ります。
やはりまだ10時すぎなので、河原にはアベックもおりませんね。

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川を渡って右(南)側には、南座

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P5106815 posted by (C)fronte360

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P5106816 posted by (C)fronte360

その向かい側には、レストラン菊水のビルが建ってます。
光線のかげんで霞んで写ってますが、国の登録文化財のビルですね。

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P5106813 posted by (C)fronte360

大正5年創業、側面にはこんなレリーフもはめ込まれているレトロなビルで、
気の早いことに5月9日より屋上ビアガーデンが営業されてました。

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P5106814 posted by (C)fronte360

ずんすんと東山めがけて歩いて、八坂神社の楼門が見えてきました。

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全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2,300社)の総本社。
元々「祇園神社」「祇園社」などと呼ばれてそうですが、神仏分離令によって
「八坂神社」と改められています。

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P5106819 posted by (C)fronte360


posted by fronte360 at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴィットリオ・ネグリ、チマローザ/レクイエム

昨日は久しぶりに京都をウロウロと歩きまわっていて、
自宅に戻って歩数計を見たら、30,190歩にもなっていました。

今日は身体をちょっと休めましょう。
そして今朝も早朝よりステレオ・メインシステムで宗教音楽の鑑賞です。

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P5116959 posted by (C)fronte360

チマローザ/レクイエム
  エリー・アメリンク(S)
  ビルギット・フィニーレ(A)
  リチャード・ヴァン・ヴルーマン(T)
  クルト・ヴィドマー(B)
   モントルー音楽祭合唱団(合唱指揮:アンドレ・シャルレ)
   ヴィットリオ・ネグリ指揮 ローザンヌ室内管弦楽団

ドメニコ・チマローザ(1749〜1801年)、イタリアの作曲家です。
ローマなどで活躍した後、エカテリーナ2世に招かれロシアに渡ったのち
ウィーンに赴き有名なオペラ・ブッファ「秘密の結婚」を作曲しています。
劇場には足をなかなか運ばなかったレオポルド2世を大感激させた、
そんなエピソードもありますね。

イタリアに戻ってからはナポリで宮廷楽長、礼拝堂オルガン奏者を務めるも、
フランス軍への協力がもとで国外追放となってしまい、
援助者のいたヴェネツァアに赴いて、ここで生涯を終えています。

オペラ・セリア、オペラ・ブッファを合わせて70曲ほどを作曲していて、
ミサ曲6曲、レクイエム4曲などの宗教曲も多く作曲しているようですが、
特にオペラ・ブッファで名声を博していたようです。
フランスの文豪スタンダールは、
「私が生涯を込めて愛したのは、モーツァルト、シェークスピアそれに
チマローザだけである」と語った、とも解説には書かれています。

さてこの曲は1787年チマローザがペテルブルクに赴いた直後の作曲らしく、
チマローザをロシアに行くのに尽力した公爵夫人が死亡したために、
その公爵からの依頼によって短期間に作曲されたものと推定されています。

ヴィットリオ・ネグリは、フィリップスのプロデューサー、録音監督として
イ・ムジチのレコート録音に係わっていた人。
ミラノ音楽院やモーツァルテウムを卒業しており、
忘れ去られようとしている音楽の発掘・編纂もされていて、この曲も発見、
モントルー音楽祭で初演し、1979年にレコード録音もされました。

聴いているとオペラ的な響きやソリストもオペラ・アリアのような歌唱で、
日ごろバロック宗教曲を聴いているので、1回聴いたらお腹いっぱい、
そんな感じも受けましたけれど、演奏はよく纏まっていていますね。

同時代のモーツァルトの宗教曲も似たような感じで、時代の影響でしょう。
短期間で書き上げたとのことですが、約1時間の演奏時間、
けっこう重厚な感じのする曲です。


posted by fronte360 at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする