ようやくのお休み、早朝よりステレオ・メインシステムを稼動させて聴くのは、
やはり宗教音楽・・・ぼけっ〜として聴くには心地良いからであって、
芥川龍之介の書くところの奉教人ではないのですけれど。
さて今朝は、モンドンヴィルを久しぶりに聴いています。
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(C)fronte360モンドンヴィル/詩篇第149番「主に向って新しき歌を歌え」
マルタ・アンジェリシ(S)、ジョスリーヌ・シャモナン(S)
アンドレ・マラブレラ(T)、レミイ・コラッツァ(T)
ジョルジュ・アブドゥーン(B)
アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(org)
フランス音楽青少年合唱団
ルイ・マルティーニ指揮 パイヤール管弦楽団
ジャン=ジョセフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル
(Jean-Joseph Cassanea de Mondonville 1711-1772)
ヴェルサイユ宮殿の音楽上の総帥ドラランドと人気を二分した作曲家・・・
バロック宗教音楽に興味ある人は少ないでしょうし、
ドラランド、カンプラなど、けっこうそのスジでは有名人だったりしても、
モンドンヴィルについては、当方もこのレコードで知っているのみですけれど、
生前は成功を収めていた作曲家だそうです。
コンセール・スピリチュエル(演奏会)でモンドンヴィルの宗教曲は
27年間に39曲、510回の演奏記録があり、ドラランドは45年間に31曲、421回で、
双璧を成しています。
なおコンセール・スピリチュエルとは、宗教音楽との意味とのことですが、
宗教上の休日に年に32回催された演奏会のことで、フランス革命の翌年まで、
1280回も開催され、市民に音楽が提供される場となっていたそうです。
ここではハイドンやモーツァルトの作品も演奏されたようですね。
今日もそんなことが書かれたレコードの解説を目で追いかけかながら、
魂の安息日です。
良い天気なので久しぶりに京都に行こうと思ってます。
身体は疲れていますけど、一日家にいても何も生まれてきませんしね。