2014年05月14日

京都散歩・ふたたび八坂神社

5月10日、久しぶりに京都に出て歩きウロウロと回ってきました。

円山公園で坂本龍馬と中岡慎太郎に会えた余韻を引きずって八坂神社に戻り、
入ったところの脇で発見。 「忠盛燈籠」だそうです。

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P5106837 posted by (C)fronte360

永久年間の頃(12世紀) 白河法皇が祇園女御の許に赴かれようとしてこのあたりを通られた時、折りしも五月雨の降る夜で前方に鬼のようなものが見えた。 法皇は供の平忠盛に討取ることを命じられたが、忠盛はその正体を見定めての上とこれを生捕りにしたところ、油壺と松明とを持ち燈籠に燈明を献ろうとしていた祇園の社僧であった。雨を防ぐ為に被っていた蓑が灯の光をうけて銀の針のように見えたのであった。忠盛の思慮深さは人々の感嘆するところであったと云う。 この燈籠はその時のものといわれている。

ところで境内には修学旅行生が多くいて、この「忠盛燈籠」の並びに
やたら女子中学生が大勢集まっている社がありましたよ。
「美御前社」、美人の誉れ高き宗像三女神がお祀りされているそうです。

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『古事記』には、天照大御神が建速須佐之男命の十拳の剣を三段に打ち折り、天之真名井に振りすすいだ時に生じた神々だと記されております。また『日本書紀』には、天孫降臨の際にその道中の安全を守護するようにと天照大御神から命じられたとあり、そこから海上安全、交通安全の神としても信仰されるようになりました。
宗像三女神のうちでも、ことに際立つ美人の神が市杵島比売命様です。神仏が習合していた時代は七福神の一神である弁財天(弁天様)と同じ神として崇められ、さらには美貌の女神とされる吉祥天とも習合していました。これにより、財福、芸能、美貌の神としての信仰があります。


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八坂神社の絵馬にはハート型のがありました。
これは大国主社に奉納する絵馬で、『縁結び絵馬』だそうです。

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そしてこちらは絵馬堂

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P5106845 posted by (C)fronte360

北門脇で前が駐車スペースになっているのがナニですが。。。
坂田藤十郎襲名などいまでも現役の絵馬堂ですね。

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さあて、西楼門より八坂神社を出て次へと向かうことにしました。

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2014年05月13日

巌本真理弦楽四重奏団、アイネ・クライネ・ナハトムジーク 室内楽名曲集

今日は用事があって会社を休んでいて、昼過ぎより外出します。

それまでステレオ・メインシステムで何をかけようか、と・・・
レコード棚を漁っていて、取り出したのがコレです。

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アイネ・クライネ・ナハトムジーク 室内楽名曲集
  モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク
  J.S.バッハ/G線上のアリア
  ハイドン/弦楽四重奏曲第17番
  チャイコフスキー/アンダンテ・カンタービレ
  ハイドン/弦楽四重奏曲「ひばり」第1楽章
  シューベルト/弦楽四重奏曲「死と乙女」第2楽章
  ベートーヴェン/弦楽四重奏曲「ラズモフスキー」第3番、第4楽章
    巌本真理弦楽四重奏団

テイチクの1,000円盤レコード「クラシック・ベスト・コレクション」の1枚、
ユニオンレコードのレーベルとして出て、CJP-3006の番号が振られてます。
この番号体系は国内録音のものを集めているようです。

この種のデータを多数集めた自分のサイトにも載っていないことより、
2004年以降に捕獲したレコードでしょう、よく覚えていませんが・・・

巌本真理弦楽四重奏団は1966年結成、
弦楽四重奏団として定期演奏会を催していた当時唯一の団体で、
録音年月日は不明ですが1970年以前であることは間違いないので、
初期の録音になるでしょう。

直接音が多くややデットな録音なせいもあって、律儀な演奏にも思えて、
少々堅苦しくも感じたり、ベートーヴェンでは少々線が細くも感じますが、
シューベルトの「死と乙女」、これはいいですね。 渾身の演奏でしょう。

もっとも名曲集ですから、気軽なホーム・ミュージックとして聴くのが正解、
なのでしょう。 そういった意味では選曲も含めて、良いのではないかな。



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京都散歩・円山公園の坂本龍馬と中岡慎太郎

5月10日、久しぶりに京都に出て歩きウロウロと回ってきました。

八坂神社の境内より東山に向かう出口より円山公園に出ました。
池にはアヤメでしょうかカキツバタ?? 紫の綺麗な花が咲いてました。
後ろに見えるのは知恩院の国宝・御影堂を修理しているテントでしょうね。

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P5106831 posted by (C)fronte360

この池を渡って、更に東に進んでゆくとナニやら銅像が・・
おおっ!! こんなところで坂本龍馬と中岡慎太郎に会えるなんて!!

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坂本龍馬先生

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中岡慎太郎先生

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台座の銘板に「贈正四位坂本龍馬先生」「贈正四位中岡慎太郎先生」とされ
偉業が記されています。 ここでは先生でありますな。
この二人が並んだ銅像は珍しく、幕末ファンには有名な銅像だそうですが、
うっ、知らなんだ・・・

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坂本龍馬は立ち、中岡慎太郎は左手に刀を握って片膝をついてます。
この銅像は、昭和11年京都高知県人会有志により建立されて、
第二次大戦中に撤去されたものの、昭和37年に再建されたのだそうです。

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2014年05月12日

京都散歩・八坂神社

5月10日、久しぶりに京都に出て歩きウロウロと回ってきました。

阪急の四条河原町をスタートして八坂神社前に到着、
西楼門をくぐって境内に入ります。

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参道を進んで境内、手前が舞殿そして本殿がむこう側にあります。

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P5106824 posted by (C)fronte360

あとで結婚衣装のカップルとご家族の方を見かけたので
舞殿で結婚式をされたのでしょうか、巫女さんがおりますね。

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P5106822 posted by (C)fronte360

本殿前には観光客が大勢お参りをされていましたが、
正門である南門から入りなおすべく、南楼門を出ましたが、ここで発見。
空也上人ゆかりの井戸だそうです。 以下のように書かれてました。

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P5106826 posted by (C)fronte360

延長3年(925年)のむかし、時の醍醐帝が疱瘡に罹られ、諸人も病に苦しんだ。
その惨状をみかねた空也上人は当社に参籠し、帝また諸人の病気平癒を祈念した。その時、上人はこの井の清水を用いた白湯を諸人に施し、それを呑み人々は癒されたという。


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P5106828 posted by (C)fronte360

南門の石鳥居。 正保3年(1646年)建立。寛文2年(1662年)の地震で倒壊、
同6年(1666年)に補修再建されたもので、国の重要文化財。 立派ですね。

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P5106829 posted by (C)fronte360

石鳥居をくぐり、そして南楼門をくぐって再度境内に入りなおしましたが、
今度は東側の出口より円山公園へと出ることにしました。



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2014年05月11日

京都散歩・まずは八坂神社へむかって

5月10日、久しぶりに京都に出て歩きウロウロと回ってきました。

自宅に戻って歩数計を見たら、30,190歩にもなっていましたが、
変わりばえしない散歩ですが、そのいったんを順次紹介してゆきましょう。
まずは四条河原町をスタートして八坂神社を目指しました。

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アーケードにぶらさがる提灯は「鴨川をどり
5月1日から24日にかけて先斗町歌舞練場で上演される舞踊公演ですね。

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その先斗町歌舞練場はこの路地の先にあります。
夜は人がすれ違うのも大変な人出でしたが、10時過ぎなので閑散としてます。

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P5106809 posted by (C)fronte360

鴨川を渡ります。
やはりまだ10時すぎなので、河原にはアベックもおりませんね。

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P5106811 posted by (C)fronte360

川を渡って右(南)側には、南座

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P5106816 posted by (C)fronte360

その向かい側には、レストラン菊水のビルが建ってます。
光線のかげんで霞んで写ってますが、国の登録文化財のビルですね。

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P5106813 posted by (C)fronte360

大正5年創業、側面にはこんなレリーフもはめ込まれているレトロなビルで、
気の早いことに5月9日より屋上ビアガーデンが営業されてました。

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P5106814 posted by (C)fronte360

ずんすんと東山めがけて歩いて、八坂神社の楼門が見えてきました。

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P5106818 posted by (C)fronte360

全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする関連神社(約2,300社)の総本社。
元々「祇園神社」「祇園社」などと呼ばれてそうですが、神仏分離令によって
「八坂神社」と改められています。

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P5106819 posted by (C)fronte360


posted by fronte360 at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴィットリオ・ネグリ、チマローザ/レクイエム

昨日は久しぶりに京都をウロウロと歩きまわっていて、
自宅に戻って歩数計を見たら、30,190歩にもなっていました。

今日は身体をちょっと休めましょう。
そして今朝も早朝よりステレオ・メインシステムで宗教音楽の鑑賞です。

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P5116959 posted by (C)fronte360

チマローザ/レクイエム
  エリー・アメリンク(S)
  ビルギット・フィニーレ(A)
  リチャード・ヴァン・ヴルーマン(T)
  クルト・ヴィドマー(B)
   モントルー音楽祭合唱団(合唱指揮:アンドレ・シャルレ)
   ヴィットリオ・ネグリ指揮 ローザンヌ室内管弦楽団

ドメニコ・チマローザ(1749〜1801年)、イタリアの作曲家です。
ローマなどで活躍した後、エカテリーナ2世に招かれロシアに渡ったのち
ウィーンに赴き有名なオペラ・ブッファ「秘密の結婚」を作曲しています。
劇場には足をなかなか運ばなかったレオポルド2世を大感激させた、
そんなエピソードもありますね。

イタリアに戻ってからはナポリで宮廷楽長、礼拝堂オルガン奏者を務めるも、
フランス軍への協力がもとで国外追放となってしまい、
援助者のいたヴェネツァアに赴いて、ここで生涯を終えています。

オペラ・セリア、オペラ・ブッファを合わせて70曲ほどを作曲していて、
ミサ曲6曲、レクイエム4曲などの宗教曲も多く作曲しているようですが、
特にオペラ・ブッファで名声を博していたようです。
フランスの文豪スタンダールは、
「私が生涯を込めて愛したのは、モーツァルト、シェークスピアそれに
チマローザだけである」と語った、とも解説には書かれています。

さてこの曲は1787年チマローザがペテルブルクに赴いた直後の作曲らしく、
チマローザをロシアに行くのに尽力した公爵夫人が死亡したために、
その公爵からの依頼によって短期間に作曲されたものと推定されています。

ヴィットリオ・ネグリは、フィリップスのプロデューサー、録音監督として
イ・ムジチのレコート録音に係わっていた人。
ミラノ音楽院やモーツァルテウムを卒業しており、
忘れ去られようとしている音楽の発掘・編纂もされていて、この曲も発見、
モントルー音楽祭で初演し、1979年にレコード録音もされました。

聴いているとオペラ的な響きやソリストもオペラ・アリアのような歌唱で、
日ごろバロック宗教曲を聴いているので、1回聴いたらお腹いっぱい、
そんな感じも受けましたけれど、演奏はよく纏まっていていますね。

同時代のモーツァルトの宗教曲も似たような感じで、時代の影響でしょう。
短期間で書き上げたとのことですが、約1時間の演奏時間、
けっこう重厚な感じのする曲です。


posted by fronte360 at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

八坂神社

140510_1042~0001.jpgやってきました。
久しぶりの京都

まずは八坂神社です。

修学旅行生がたくさんおります。
posted by fronte360 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モンドンヴィル/詩篇第149番「主に向って新しき歌を歌え」

ようやくのお休み、早朝よりステレオ・メインシステムを稼動させて聴くのは、
やはり宗教音楽・・・ぼけっ〜として聴くには心地良いからであって、
芥川龍之介の書くところの奉教人ではないのですけれど。

さて今朝は、モンドンヴィルを久しぶりに聴いています。

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P5106806 posted by (C)fronte360

モンドンヴィル/詩篇第149番「主に向って新しき歌を歌え」
  マルタ・アンジェリシ(S)、ジョスリーヌ・シャモナン(S)
  アンドレ・マラブレラ(T)、レミイ・コラッツァ(T)
  ジョルジュ・アブドゥーン(B)
  アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(org)
   フランス音楽青少年合唱団
   ルイ・マルティーニ指揮 パイヤール管弦楽団

ジャン=ジョセフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル
(Jean-Joseph Cassanea de Mondonville 1711-1772)
ヴェルサイユ宮殿の音楽上の総帥ドラランドと人気を二分した作曲家・・・

バロック宗教音楽に興味ある人は少ないでしょうし、
ドラランド、カンプラなど、けっこうそのスジでは有名人だったりしても、
モンドンヴィルについては、当方もこのレコードで知っているのみですけれど、
生前は成功を収めていた作曲家だそうです。

コンセール・スピリチュエル(演奏会)でモンドンヴィルの宗教曲は
27年間に39曲、510回の演奏記録があり、ドラランドは45年間に31曲、421回で、
双璧を成しています。

なおコンセール・スピリチュエルとは、宗教音楽との意味とのことですが、
宗教上の休日に年に32回催された演奏会のことで、フランス革命の翌年まで、
1280回も開催され、市民に音楽が提供される場となっていたそうです。
ここではハイドンやモーツァルトの作品も演奏されたようですね。

今日もそんなことが書かれたレコードの解説を目で追いかけかながら、
魂の安息日です。

良い天気なので久しぶりに京都に行こうと思ってます。
身体は疲れていますけど、一日家にいても何も生まれてきませんしね。


posted by fronte360 at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月09日

ご近所散歩(最終回)・鶴舞団地

4月26日、いい陽気に誘われて買物前にご近所の鶴舞団地を散策しました。

1960年代初頭、いわゆる公団住宅として大規模開発された団地ですが、
老朽化のために2005年度より順次建て替えが進んでいます。
最後に残ったこの北側も2014年度から第3期事業の対象となっていて、
7月以降に住民に対する説明会が開催されるそうです。

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P4266771 posted by (C)fronte360

建替えの話となってますます高齢化が進んでいます。
なんだか淋しいですね。

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P4266770 posted by (C)fronte360

51号棟前の花壇に白い花が咲いてます。 ユキヤナギでしょうね。

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P4266769 posted by (C)fronte360

さてそろそろ買物に行くとしましょう。
団地を出て、北へと向かいました。

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P4266772 posted by (C)fronte360

今回はこれにて、おしまいといたします。 

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2014年05月08日

昨日と本日の収穫、グレゴリオ・アレグリ/ミゼレーレ

事務所移転、昨日は移転初日、文字通りてんやわんやの大騒ぎで昼食も取れず、
へとへとになって21時に帰宅しました。
本日は時折り立て込む事はあっても、なんとかデスクワークできるようになり、
定時退社して、久しぶりにステレオ・サブシステムで音楽鑑賞としてます。

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P5086804 posted by (C)fronte360

グレゴリオ・アレグリ/ミゼレーレ
  ティモシー・ブラウン指揮 ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団

オムニバス盤で、このほかにもパレストリーナやパーセルなどの音楽もあり、
最近お気に入りの盤ですが、なんといってもこのミゼレーレが好きです。
瞑想的でもあり、ソプラノの清澄な声が天上に届くかのようで、
素晴しい演奏(合唱)だと思います。

この曲の楽譜を写すことは禁じられ、特別な礼拝でのみ演奏されていたのを、
神童モーツァルトが記憶を頼りにをまるまる採譜してしまった・・・
そんな曲でもあります。



癒されます。

癒されるといえば、毎朝の収穫でも癒されていて、
今日も一日頑張ろ・・・そんな気分になります。 これが昨日

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P5076802 posted by (C)fronte360

そしてこれが今朝、どんどんと量が増えていってます。

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P5086803 posted by (C)fronte360


posted by fronte360 at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする