最近の記事

2014年03月02日

松任谷由実、REINCARNATION using AKAI GX-R70

風邪の症状は一進一退かしら・・・
だましだまし買物にも行き、家事もやって、ひと息つきました。

家事をやっているときのBGM、カセットテープがとっても便利です。
AKAI GX-R70 はクイックリバースですし、アナログの音が心地良いんですね。

P3026350
P3026350 posted by (C)fronte360

若い頃、高音域もきっとよく聴けていたのでしょう。
カセットに録音すると高音域の減衰がとても気になってましたけれど、
今では加齢とともに高音域が聴き取れなくったのか、音の良さに吃驚してます!

こんな細い磁気テープに、押し出しを持った張りある音が収録されていたとは、
聴く観点が随分と違ってきたようです。 そして今聴いているのは。
1983年2月21日発売、松任谷由実の14枚目のアルバム「REINCARNATION」

P3273802
P3273802 posted by (C)fronte360

以前にも書きましたが(これはその時の写真ですけど)
SOUND BREAK と書かれたこのカセット、日立家電販売株式会社製。
オープンリールのごとく、カセット内でテープがリールに巻かれています。
性能はイマイチ、回転抵抗が大きくて、このデッキでかつては止まったり
ワウったりしてましたけど、ベルト交換したデッキでは快調ですわ。

P3273803
P3273803 posted by (C)fronte360

カセットでのラインナップは以下のようになってますね。
リバースデッキ向けにA面最後にB面トップを持ってきてフェイドアウト。
B面の最後に全曲収録したあと、オマケで「アラーム・ア・ラ・モード」より
1曲もってきて穴埋めして、あ〜こんな作業もまた楽しい時間でした。

Side A
 REINCARNATION
 オールマイティー
 NIGHT WALKER
 星空の誘惑
 川景色
 ESPER(フェイドアウト)

Side B
 心のまま
 ずっとそばに
 ハートはもうつぶやかない
 経(ふ)る時
 ESPER
 土曜日は大キライ(「アラーム・ア・ラ・モード」より)

  作詞/作曲:松任谷由実、編曲:松任谷正隆

posted by fronte360 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スーク・トリオ、ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲「大公」

本格的に風邪をひいたみたい・・・久しぶりに風邪の感じを思い出して・・・
なんていうのを過ぎて、かなりしんどい、大人しくしましょう。

ステレオ・サブシステムの部屋は寒いのでメインシステムの部屋に移動、
やっぱりアナログ・レコードの音は落ち着きますね。

IMGP8574
IMGP8574 posted by (C)fronte360

ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲変ロ長調「大公」
  スーク三重奏団
   ヨーゼフ・スーク(vn)
   ヨーゼフ・フッフロ(vc)
   ヤン・パネンカ(p)

スーク・トリオによる「大公」は3度録音され、これは1961年の初回録音盤。
2・3度目の録音は日本コロムビアによるPCM録音で高音質でしかも
演奏も優れて名盤の誉れ高いものですが、初回録音もなかなかの演奏でしょう。

1961年、ステレオ録音初期といっても良いからか音が左右によく分離されて
それぞれの楽器の動きはよく分かりますけど、緊密感という面では
新しい録音に軍配があがるかもしれませんね。

でもパネンカの端正なピアノに繊細で甘美なスークのヴァイオリンの呼吸、
ぴったりと合っていて、熱気のこもった華麗な演奏が展開されてゆきますね。

このレコード、単身赴任時代の2009年末レコファン渋谷BEAM店で100円で捕獲、
表紙のベートーヴェンのいかついデスマスクなど、これまで敬遠してましたが
久しぶりに聴いてみると、静かな感動を覚えました。

なおこのレコードは見開きジャケットで、全4楽章のスコアが付いてます。

IMGP8575
IMGP8575 posted by (C)fronte360

ネコに小判状態ですけれど・・・

posted by fronte360 at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SONY CDプレーヤー CDP-203 開腹(その1)

週末に届いた SONY CDプレーヤー CDP-203

> トレーが数十回に一度しか排出されませんでした。
> トレーが出てきた時にセット出来たCDでは再生、
> スキップ、ランダム等の動作は出来ました。
> この様な状態ですので、残念ながらジャンク品として出品します。

というデッキですが、ピックアップは生きているようなので、
グリスの固着かゴムベルト劣化と見立て、1,200円で捕獲しました。
送料なども含めると2,500円、1986年発売当時は ¥79,800 だったようです。

P2286321
P2286321 posted by (C)fronte360

当方ずっとアナログ人間で、これが始めて入手したCDデッキになります。
これまでディスクマンやLDプレーヤ、DVDプレーヤでCDをかけていて、
CDプレーヤの分解も始めてなんですが、さっそく筐体のネジを外しました。

P2286323
P2286323 posted by (C)fronte360

上蓋が意外に重く、裏側にも塗装されていて、しっかりとした造りとの印象。
内部も駆動系と電子系がきちんと分離されていますね。
駆動系のネジを3箇所外すと、あっけなく取り外すことができました。

P2286324
P2286324 posted by (C)fronte360

ピックアップを移動させるギアのグリスが古くなっているようなので
余分なグリスを拭きとりましたけど、肝心のトレーの駆動部分が見えません。
取り外したまま、電源を入れてイジェクトボタンを押すと・・・
ちゃんとトレーが出てきました。

P2286329
P2286329 posted by (C)fronte360

これでトレー開閉用のベルトも見えました。 上側にあるのですね。
見るからにベルトが緩い感じがしますよね。

P2286330
P2286330 posted by (C)fronte360

P2286331
P2286331 posted by (C)fronte360

しかしこの状態でゴムベルトを外すのは非常に困難、
まして交換作業も厳しいので、トレーを外すことにしました。
トレーを開いた状態、レールを抑えているフック状のものを開いて外します。

P2286332
P2286332 posted by (C)fronte360

これで簡単にベルト交換ができます。
ベルトは伸びている上に変形してますね。 φ25かしら。

P2286334
P2286334 posted by (C)fronte360

プーリーの部分もよく見ると少々汚れているみたい。

P2286335
P2286335 posted by (C)fronte360

古くなったグリスを拭きとって、プーリーの溝も綺麗にしておきましょう。

とりあえずこれで交換手順はわかったので、ベルトを元に戻して組立てますが、
トレーがレールに戻らなくて四苦八苦!!!!

1時間ほどすったもんだして、壊したかも・・・と諦めムードも漂い、
2,500円ぶん楽しんだよな・・・とか思いつつも、冷静になって構造を確認。
下の写真で、トレーの脇から出ている白い小さなレバーがありますが、
これがのトレー裏側で収まる部分(支点になる部分)に嵌ってないのでした。

P2286326
P2286326 posted by (C)fronte360

ベルトが滑ってトレーが出ないとき、このレバーを押すと、
トレーを少し押し出し、その勢いでトレーが出るようになることが後で判明。
とりあえず、駆動系を戻したところで、今回の記事はここまで。

posted by fronte360 at 09:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする