週末に届いた
SONY CDプレーヤー CDP-203 > トレーが数十回に一度しか排出されませんでした。
> トレーが出てきた時にセット出来たCDでは再生、
> スキップ、ランダム等の動作は出来ました。
> この様な状態ですので、残念ながらジャンク品として出品します。
というデッキですが、ピックアップは生きているようなので、
グリスの固着かゴムベルト劣化と見立て、1,200円で捕獲しました。
送料なども含めると2,500円、1986年発売当時は ¥79,800 だったようです。
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(C)fronte360当方ずっとアナログ人間で、これが始めて入手したCDデッキになります。
これまでディスクマンやLDプレーヤ、DVDプレーヤでCDをかけていて、
CDプレーヤの分解も始めてなんですが、さっそく筐体のネジを外しました。
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(C)fronte360上蓋が意外に重く、裏側にも塗装されていて、しっかりとした造りとの印象。
内部も駆動系と電子系がきちんと分離されていますね。
駆動系のネジを3箇所外すと、あっけなく取り外すことができました。
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(C)fronte360ピックアップを移動させるギアのグリスが古くなっているようなので
余分なグリスを拭きとりましたけど、肝心のトレーの駆動部分が見えません。
取り外したまま、電源を入れてイジェクトボタンを押すと・・・
ちゃんとトレーが出てきました。
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(C)fronte360これでトレー開閉用のベルトも見えました。 上側にあるのですね。
見るからにベルトが緩い感じがしますよね。
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(C)fronte360
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(C)fronte360しかしこの状態でゴムベルトを外すのは非常に困難、
まして交換作業も厳しいので、トレーを外すことにしました。
トレーを開いた状態、レールを抑えているフック状のものを開いて外します。
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(C)fronte360これで簡単にベルト交換ができます。
ベルトは伸びている上に変形してますね。 φ25かしら。
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(C)fronte360プーリーの部分もよく見ると少々汚れているみたい。
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(C)fronte360古くなったグリスを拭きとって、プーリーの溝も綺麗にしておきましょう。
とりあえずこれで交換手順はわかったので、ベルトを元に戻して組立てますが、
トレーがレールに戻らなくて四苦八苦!!!!
1時間ほどすったもんだして、壊したかも・・・と諦めムードも漂い、
2,500円ぶん楽しんだよな・・・とか思いつつも、冷静になって構造を確認。
下の写真で、トレーの脇から出ている白い小さなレバーがありますが、
これがのトレー裏側で収まる部分(支点になる部分)に嵌ってないのでした。
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(C)fronte360ベルトが滑ってトレーが出ないとき、このレバーを押すと、
トレーを少し押し出し、その勢いでトレーが出るようになることが後で判明。
とりあえず、駆動系を戻したところで、今回の記事はここまで。
posted by fronte360 at 09:34|
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