今日は有給休暇を頂きましたので、いつもならば通勤電車の中ですが、
早朝よりステレオ・サブシステムの前でくつろいでおります。
早朝より昨夜開腹した SONY DISCMAN D-265 の慣らし運転を継続中、
聴いているのはベートーヴェンの弦楽四重奏曲。
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(C)fronte360ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第1番、第2番、第3番
ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)
カール・ズスケ(vn)、クラウス・ペータース(vn)
カール=ハインツ・ドムス(va)、マティアス・プフェンダー(vc)
このCDは、徳間ジャパンが1995年に1,000円で発売していた
ドイツ・シャルプラッテン20周年記念シリーズWのもので全集揃えました。
この年末年始、高知で捕獲した弦楽四重奏曲のレコードに感化されてから、
今年は弦楽四重奏の年になってしまいましたので、通勤時間に2週間かけ、
先週初めに全曲を聴きとおしました。 自宅でも再登場であります。
派手さや流麗さはなく、真摯で清潔な演奏ですが、飾らない魅力でしょうか。
初期の弦楽四重奏曲をまったく飽きることなどなく聴かせてくれます。
第1番終楽章、生真面目な顔ながら合奏の楽しさが伝わってくるようです。
1965年に結成されたこのカルテットが14年の歳月をかけて完成した全集です。
この録音は、1976年11月9〜12日 ドレスデン・ルカ教会 とあります。
残響が少なめでちょっと硬質な感じの録音でしょうか、
それもこのカルテットの特長を現しているように思います。