2014年02月16日

フレモー、カンプラ、ムーレ、ゴーティエ/独唱モテット集

今日は14時半から検定試験、早朝こそカセットテープを聴いてましたけれど、
1日が見事に潰れた気分。 ご招待頂いた演奏会が2つもあったのに勿体無い。

試験時間は110分でしたが、70分で解答を済ませ、早々に会場を後にしました。
この年齢になるともう気力が持続しませんね、限界でした。

試験のあとは買物に行って、先ほど戻ってきましたので、
先日頂いた「波の音」を頂きながら、黒い円盤の音楽を聴いております。

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IMGP8565 posted by (C)fronte360

カンプラ/バスと管弦楽のための詩篇
                   「主をほめたたえよ」
カンプラ/カウンターテナーとバスと管弦楽のためのモテット
                   「おお、いとしいイエス」
ムーレ/ソプラノと管弦楽のためのモテット
                   「天の女王よ」
ムーレ/ソプラノと管弦楽のためのモテット
                   「さあ、主に向かって歌おう」
ゴーティエ/バスと通奏低音のためのモテット
                   「汝に向かって叫ぶ」
  マディ・メスプレ(S)
  グサヴィエ・ドゥブラ(B)
  ヘルムート・クレプス(T)
  マクサンス・ラリュー(1st. fl)
  ミシェル・プロキアン(2nd. fl)
  マリー=クレール・アラン(org)
  アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(hpsi)
  ジャン・ミライ(バス・ドヴィオール)
    ルイ・フレモー指揮 パイヤール室内管弦楽団

カンプラ以外はよく知らない作曲家ですが、いずれもヴェルサイユ楽派、
南フランス・プロヴァンス地方出身の作曲家による「独唱モテット集」です。

ぼけっ〜とするには宗教曲、という不埒な考えでしょうけども、
B面のムーレ作曲のはいけませんでした。 ソプラノの独唱がいけません。
ヴィブラート効かせて歌い上げるのはちょっと違うのではないかなぁ・・・
などと思った次第です。

あと思ったのは、やはりカンプラの作品は巧みであるような気がしますね。
聴かせ上手という感じ。 選曲にもよるのでしょうが。

とにかく明日からのお仕事前の貴重な安息時間です。

posted by fronte360 at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カセットデッキ AKAI GX-R70 ベルト交換

ちょっと前ですが、2/11建国記念日の夕方、手持ち無沙汰な時間ができたので、
かねてより思案していたカセットデッキ AKAI GX-R70 ベルト交換をしました。

分解そのものは1年前に実施していましたし → ココ
交換用のベルトもすでに入手済み → ココ

このところまたベルトが滑ってしまうようで、精度の低い安カセットで聴くと、
途中で止まって反転してしまったり、微妙にワウってしまうようになったので・・・
そろそろベルト交換の潮時かと思いつつも、逡巡していたのでした。

学生時代には自動車のエンジン載せ換えやインパネ交換、足回りの強化など、
体当たりでやってきましたが、何しろ電気は素人しかも精密機械ですものね。
気合入れて・・・手術台に載せたデッキと交換用ベルトの記念写真。

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P2116187 posted by (C)fronte360

分解は以前やっているので、筐体を空けてフロントグリルも簡単に外せます。
コツはカセットホルダーをイジェクトしてオープンにしくことかな、
これをしないとフロントグリルが外せません。

P2116190
P2116190 posted by (C)fronte360

パネルの下にある白いツマミは OUTPUTボリューム
前回は接点復活剤を持っておらず、アルコールで拭いたのみだったので
今回は右端の REC BALANCE も接点復活剤で洗っておきました。

P2116191
P2116191 posted by (C)fronte360

メカ部を外す前、フラットケーブルが3本と白い2線のケーブルを外します。
元の位置を忘れないのように外す前後で今回も記念(記録)撮影。

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P2116192 posted by (C)fronte360

話は変わりますが、先日分解したfuze ポータブルCDラジオ CDRX-1S、
分解時に赤いケーブルが半田より外れて(切れて)しまったのですけれど、
初回分解時に撮った写真より場所を特定、半田しなおして事無きを得ました。

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P2116195 posted by (C)fronte360

メカ部も前回外しているので、上下のネジを外し、ググッと押し出しました。
写真はさらにそれをひっくり返して、ベルトを確認したところ。
ベルトの上側の区画中央には命とも言えるヘッドの裏側が見えてます。
クイックリバース機なので扇型になった歯車とか・・・なんか怖いですね。

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P2116196 posted by (C)fronte360

ベルト交換をするため、メカ部の側面にあるイジェクト機構部を外します。

P2116197
P2116197 posted by (C)fronte360

長女が保育園に行っていたころ、オートイジェクトで遊んで壊したので、
カムの溝の部分が欠けてしまって本機はオートイジェクトできなくて・・・
手動なんですよねってことはさておき、更にネジを外して空間を造ります。

P2116199
P2116199 posted by (C)fronte360

このプーリーからベルトを外すのですが、カセットホルダーを支える機構部、
下側のシリンダーみたいな筒に入っているピストンのような棒が抜けて、
ホルダーも支点より外れてしまうので、記念(記録)写真です。

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P2116200 posted by (C)fronte360

そして取り出したゴムベルト(上)と、交換するゴムベルト(下)。
径が小さく、幅も大きめですが、純正品が入手出来ない現状では致し方無し・・・
多少径が小さくても、幅が大きくても問題ないそうですし。

P2116201
P2116201 posted by (C)fronte360

でもちょっと違いすぎるかな・・・前回分解したときの計測では、
直径10mm、内径30mmほど小さい平ベルトを購入したと書いてあるので、
あれから更にオリジナルのベルトが伸びたのかもしれませんね。

P2116202
P2116202 posted by (C)fronte360

ベルトを架けようとして気付きました。
メカ部側面のイジェクト機構部が付いていた鉄板を外さないとダメなのでした。
プーリーに古いグリスみたいなのが付着していたのも拭きとって準備完了。

P2116203
P2116203 posted by (C)fronte360

新しいベルトを架けました。
と簡単に書きましたが、これが面倒で、フライホイール側にベルトを垂らし、
ホイールを指で回して架けるのですが、なかなか架からず試行錯誤の末、
やっとフライホイールにベルトが架かり、あとはグイッと引っ張ってプーリーへ。

P2116204
P2116204 posted by (C)fronte360

カセットホルダー部が外れて壊れかかったみたいな感じ・・・
とにかく後は元通り組み立てるのですが、前回苦労したイジェクト機構部、
カセットホルダーが開いている状態になるように組み付けます。
前回これで1時間すったもんだし、今回の分解も躊躇していたのでした。

さあて、組み上がって動作確認・・・ちゃんと回ってますが・・・
あれ〜 回転速度が若干遅くなったようです。
絶対音感はありませんが、半音は確実に下がったみたいな感じ、何でかな・・・

とにかくこの日はここで時間切れとなり、ステレオメインシステムに接続。
馴らし運転をし、速度調整は後日調べてから行うことにしました。

posted by fronte360 at 07:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする