昨日は有給休暇、通院・振込・買物をして帰宅したあと昼寝もしたので、
早朝覚醒ながらこのところの慢性的な睡眠不足はちょっと解消したみたい。
今朝も変わらずステレオの前に陣取ってレコード鑑賞。
昨夜、カートリッジを交換したこともあって、レコード棚を漁っていて、
その時に発見したものです。
頂き物のレコードじゃなかったかしら、もう10年は聴いてなかったですね。

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ラフマニノフ/ピアノ三重奏曲第2番ニ短調 op.9「悲しみの三重奏曲」
ロストロポーヴィチ三重奏団
パーヴェル・セレブリャーコフ(p)
ミハイル・ワイマン(vn)
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(vc)
ラフマニノフ20歳の時の作品、私淑していたチャイコフスキーの死を悼み、
表題のとおり深い悲しみに包まれた曲ですね。
重苦しい開始、痛切な響きでのアンサンブルが続き、第1楽章は約20分、
血気盛んな若いときには最後までとても耐えられなかったのですが・・・
盤面を返して第2楽章も約20分、第2楽章は変奏曲となっていて、
チャイコフスキーの思い出を綴った・・・と解説には書かれています。
そして第3楽章は約7分、この年齢になるとこんな長丁場にも耐えられる?
かえって若いころはせっかちで、我慢して聴くなんて人生の無駄使い、
そんな風に思っていたことも思い出します。