2013年10月19日

クレンペラー、メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」

奈良では小雨がそぼ降って最高気温が 20℃ に到達せず、初冬のような一日。
セーターを着ようかと思ってます、夜になったしなぁ。

火の気のないステレオ・メインシステムの部屋で聴いているのは
先月末に東京出張した折に 100円 で捕獲したレコード。

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メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」
 オットー・クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団

東芝音工のいわゆる赤盤と呼ばれている赤いレコードが懐かしいのですが、
写真ではちょっと判らないでしょうが・・・

悠揚としたテンポとスケール感、味わいの深い、言わずもがなの名演奏です。
左右に振り分けられたヴァイオリン、左奥に据えられたコントラバスの響き、
そして木管楽器の響きのひとつひとつにも含蓄の深さを感じます。

メンデルスゾーンの音楽はロマン派、明快で解りやすいと思いますけれど、
古典派の延長線上にしっかりとあり、格調の高さを持った演奏です。

アナログレコードの収録時間の関係から第4楽章がB面に入ってしまってて、
第1楽章から終楽章まで続けて聴けないのが、なんとも残念・・・



posted by fronte360 at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コルボ、ヴィヴァルディ/スターバト・マーテル

昨朝、奈良の最低気温がついに10℃を切って 9.7℃ となっていました。
雨模様の今朝は 14.5℃ ですが、日中もこのままの気温が続きそうですね。
いずれにしても先週金曜は真夏みたく 31℃ だったのが嘘のよう・・・
秋を通り越し、すでに初冬の様相を呈しています。

せっかくの休日、しかもこんな寒い朝でも、早朝覚醒は如何ともしがたく、
今朝など4時に起きてしまうあたりが困ったものです。

ステレオ・メインシステムの部屋に移動、冬用のカーペットを敷いて、
今朝も宗教曲の鑑賞ですな。

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PA195332 posted by (C)fronte360

ヴィヴァルディ/スターバト・マーテル
 伊原直子(コントラルト)
  ミシェル・コルボ指揮 リスボン・グルベンキアン合奏団

ヴィヴァルディというと、四季に代表されるようなイタリアの快活な音楽、
それを想い起こさせますけれど、コルボ指揮によるスターバト・マーテルは、
伊原直子の陰影を帯びた歌唱もあって、まるでドイツ音楽のような感じ。
深い瞑想性を漂わせて、あれって思わせます。

華美になりすぎた教会音楽は、16世紀のトリエントの公会議で禁止され、
その中にスターバト・マーテルも含まれていたそうですが、1727年に解禁。

ヴィヴァルディが作曲したこの曲の手稿は走り書きのような速筆で書かれ、
同じ旋律を使い回して素材を節約していることより、機を見るに敏な彼が、
一気に書き上げた・・・と推測されてもいるようです。

旋律の使い回しは、印象を深くして瞑想性を高めるため、との説もあって、
このコルボ指揮による演奏は、後者の立場による演奏みたいです。
先にも書いたようにヴィヴァルディにしては(というと語弊あるかも)
深い精神性を湛えているように感じられます。

1727年に作曲された、と断定できないそうですが、この年ならば、
ヴィヴァルディ55歳の作品となるそうです。

コントラルトと弦楽合奏にオルガンのみを伴った味わい深い曲です。







posted by fronte360 at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする