朝から雨、気温も上がらず昨夜22時よりずっと 15℃台となってますね。
寒いのでセーターを出して着ました。 先週は半袖で汗かいていたんですが・・
今朝も早朝覚醒、4時に目覚めましたが頑張りました、ウトウトして5時起床。
平日と同じ時間ですが、ステレオ・メインシステムの部屋に移動、
音楽聴きながら、演奏会情報を更新しましたよ。
聴いていた音楽は、いつもながらの宗教曲ですけれども、
ちょっと毛色が違って、モーツァルトのフリーメイソンのための音楽全集
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(C)fronte360モーツァルト/フリーメイソンのための音楽全集
ペーター・マーク指揮 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団・合唱団ほか
Side A
詩篇歌「深き苦しみの淵よりわれ汝を呼ぶ」 K.93
おお、聖なる絆よ(ヨハネ分団の儀式のための賛歌) K.148
聖処女マリアの祝日のグランドゥアーレ「神の母、聖なるマリア」 K.273
アダージョ ヘ長調 K.410
アダージョ 変ロ長調 K.411(484a)
Side B
カンタータ:汝、宇宙の魂に K.429(420a)
歌曲「結社員の旅」 K.468
フリーメイソンの喜び K.471
フリーメイソンのための葬送音楽 K.477
Side C
合唱付歌曲「今日ぞ泣かん、愛する兄弟よ」 K.483
合唱付歌曲「汝、われらの新しき指導者よ」 K.484
アダージョとフーガ ハ短調 K.546
アダージョとロンド ハ短調・ハ長調 K.617
教会音楽モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618
Side D
ドイツ語の小カンタータ「無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが」 K.619
フリーメイソン 小カンタータ K.623
フリーメイソンの歌「我ら手に手を取って」 K.623a
2枚組(4面)に全17曲が収録。
アヴェ・ヴェルム・コルプスなどフリーメイソンの音楽ではない曲も・・・
解説によると、会員に好まれて儀式などで使われた曲も含まれています。
なお解説は、モーツァルト研究の権威・海老沢敏先生であります。
フリーメイソンは18世紀ヨーロッパで流行し、現在も存続している友愛結社。
秘密結社とも言われているので、ちょっと胡散臭い団体、その音楽・・・
なんて誤解されがちですけれど、モーツァルトの音楽は美しく素適です。
「自由」「平等」「友愛」「寛容」「人道」の5つの基本理念にふさわしく
どの曲も清廉で明るく正しい雰囲気を持っていて、ペータ・マークの指揮も、
折り目正しくも温もりを感じさせます。
声楽曲や器楽曲、合唱曲が散りばめられている構成もまた好ましいですね。
器楽曲のアダージョとロンド ハ短調・ハ長調 K.617 は、
フルート、ヴィオラ、チェロとチェレスタによる演奏ですが、
このチェレスタの響きが可愛らしく、晩年のモーツァルトの作風も反映し、
天上的な美しさを持った曲ですね。
元来、盲目の音楽家マリアンネ・キルヒゲスナーのグラスハルモニカ
(アルモニカ armonica)の演奏を目指したものだそうですが、
この天上的な美しさによってフリーメイソンの会員に好まれたそうです。
色々な発見のあるレコード。 最近のお気に入りです。