オリンピックの開催が東京に決まったようですね。
これでまた東京一極集中が増して地方が疲弊するかと思うとやや複雑・・・
それはさておき、雨模様の日曜の朝
あんなに暑かった夏は嘘のように関西はまったくもって秋の気配です。
雨音を聴きながらのベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番第2楽章、
心に染み入ってきます。
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ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番
クララ・ハスキル(p)
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 コンセール・ラムルー管弦楽団
モーツァルト弾きとして有名なクララ・ハスキルの弾くベートーヴェン、
これがまた素晴しい演奏、キリッと引き締まった純度の高さ、力強さ、深遠さ、
そして何より自由闊達なニュアンスで彩られてもいます。
そしてマルケヴィッチによる伴奏、堂々としたサポートながらも、
時おり聴こえる木管楽器の豊かなニュアンスがフランスのオケらしくもあり、
和ませてもくれます。
久しぶりに充足感の高い演奏に、昨日よりかなりハマっています。
とくにこの第2楽章、格調高くも美しい演奏に感銘を受けております。