2013年07月18日

シュガー・ベイブ、SONGS

23日のイヴェントまでの辛抱と思って頑張ってきましたが、
月末までにレイアウト変更などの素案作成の依頼が出てきました。 ふぅ・・・
そろそろ体調調整のために有給休暇を取得したいのだけれど、疲れてます。

こんなときには、懐かしいアルバムを聴いて若返りましょう。

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P7184836 posted by (C)fronte360

1975年4月25日発売、シュガー・ベイブのスタジオ・アルバム。
手元のは、1976年10月21日に再発されたレコードで、
帯広の学生時代に購入したものです。

シュガーベイブは、1973年に結成して1976年に解散しているので
これを買ったときはすでに解散していたのですけれども、
山下達郎や大貫妙子さんが好きでした。

当時の愛車サニー号のカーステレオでよく聴いていたものです。
コーラスワークなど山下達郎の原点が垣間見えますね。
大貫さんもシュールですし。

Side A
 SHOW
  作詞/作曲:山下達郎
 DOWN TOWN
  作詞:伊藤銀次 作曲:山下達郎
 蜃気楼の街
  作詞/作曲:大貫妙子
 風の世界
  作詞/作曲:大貫妙子
 ためいきばかり
  作詞/作曲:村松邦男

Side B
 いつも通り
  作詞/作曲:大貫妙子
 すてきなメロディー
  作詞:伊藤銀次、大貫妙子、山下達郎 作曲:大貫妙子、山下達郎
 今日はなんだか
  作詞:山下達郎、伊藤銀次 作曲:山下達郎
 雨は手のひらにいっぱい
  作詞/作曲:山下達郎
 過ぎ去りし日々 “60's Dream”
  作詞:伊藤銀次 作曲:山下達郎
 SUGAR
  作詞/作曲:山下達郎






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石切散歩・水子地蔵尊

6月29日、石切劔箭神社上之宮からの帰り道、
ふっと気になった色々と書かれた看板の方に行って、白光大神。
ここで振り返ったところにある建物

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P6294812 posted by (C)fronte360

石切水子地蔵尊と書かれていて、中には金色に輝く小さな仏像が・・・
あまりこおいうのには興味なくて、というか、違うやろ、と思ってますが、
誰もいらっしゃらないようなので、中に入ってみることに。

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P6294814 posted by (C)fronte360

仏教は、というか宗教はいずれも、死者のための宗教ではなくて、
生きとし生けるものの導きであったりするはずだと思っています。

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P6294817 posted by (C)fronte360

供養もまた結局は自分の気持ちに戻ってきてよりよく生きるためですね。
なんて思っていると、どなたかいらっしゃったようので、
そそくさと出ました。


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2013年07月17日

石切散歩・白光大神

6月29日、石切劔箭神社上之宮から帰り道
ふっと気になった色々と書かれた看板の方に行ってみることに・・・

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P6294801 posted by (C)fronte360

この角を曲がると、以外にもすぐに所狭しと鳥居が並ぶ敷地が現れました

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P6294802 posted by (C)fronte360

扁額は「白光大神」、なんかあっけなく見つけた感じ

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P6294803 posted by (C)fronte360

「白光大神」というと、我が実家の近所にもあって、
そこは道路の真ん中の大樹の根元にある小さな祠なのですけれど、
ここのは堂々として、1つめの鳥居をくぐって2つ目の鳥居へと進みますが

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P6294804 posted by (C)fronte360

ここの扁額は「熊繁大神」

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なんかややこしいですね、この先にも鳥居があるので行ってみました。

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これはまた「白光大神」となっているので、この奥がそれなのでしょう。

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P6294809 posted by (C)fronte360


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2013年07月16日

大貫妙子、ROMANTIQUE

平日はステレオ・サブシステムの部屋ですが、
ここもこの3連休初日に冬用カーペットを外してフローリングとなりました。
残念ながらクーラーが故障しているので、ちょっと忍耐が必要ですけどね・・・

さて連休明けのボケた仕事を終えて戻ってきて聴いているのは
1980年7月21日発売、大貫妙子さんの通算4作目のスタジオ・アルバム

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P7164835 posted by (C)fronte360

このアルバムが出た直後に購入したほど、当時は大貫妙子さんのファンで、
ここから遡って「MIGNONNE」とか「SUNSHOWER」「Grey Skies」も集め、
そもそも「Grey Skies」あたりはカセットに録音していたほどで
シュガーベイブ解散時の創成期ファンだったりします。

今はというと・・・ 嫌いではないですけども
ちょっと方向性が違うかな・・・なんて偉そうに思ってますね。
ヨーロッパ調もいいけど、ROMANTIQUE のテクノ・アレンジとかね、
バンド音楽が好きなんですよね。

でもこれも帯広の学生時代を彩った懐かしいアルバムです。

Side A
 CARNAVAL
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 坂本龍一
 ディケイド・ナイト
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 坂本龍一
 雨の夜明け
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 坂本龍一
 若き日の望楼
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 坂本龍一
 BOHEMIAN
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 坂本龍一

Side B
 果てなき旅情
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 加藤和彦、ストリングス編曲 : 清水信之
 ふたり
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 加藤和彦、ストリングス編曲 : 清水信之
 軽蔑
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 加藤和彦
 新しいシャツ
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 坂本龍一
 蜃気楼の街
  作詞/作曲 : 大貫妙子、編曲 : 加藤和彦



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石切散歩・石切劔箭神社上之宮参道より帰路

6月29日、爪切地蔵尊より夢観音堂の前を通って石切劔箭神社上之宮、
そして石切の御滝、御礼池、婦道神社、登美霊社、八代竜王社と巡って
また石切劔箭神社上之宮へと戻ってきました。

この参道脇には親子の牛さんがいらっしゃいますが、
これが何なのかはよく判りません。

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P6294756 posted by (C)fronte360

なで牛ではないことには違いないと思いますけれど・・・

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P6294757 posted by (C)fronte360

色々と名残惜しい気はしますが、参道を抜けて帰路とします。

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P6294797 posted by (C)fronte360

そして鳥居をくぐって左側を見ると・・・

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P6294801 posted by (C)fronte360

明正教本部というのはともかく、右下にある看板に色々と書いてあります。
石切 奥之院瀧、河内石切 白光大神社、神道石切教会、
石切高野山波切不動尊、石切 水子地蔵尊
なんとなく気になったので、ちょっと立ち寄ってみることにしました。



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2013年07月15日

カラヤン/VPO、R.シュトラウス/ツァラトゥストラはかく語りき

昨夜の雨で気温が下がってクーラーの要らない2日目の夜、
しかも朝方には雨も降ったので、またもや早朝散歩には出ずじまい・・・

演奏会感想文の執筆やら、ちょっとした会社の仕事、家事などをこなしてから、
昼過ぎから、焼酎のロックを珍しくいただきながら(だって夏ですものね)
あれこれとレコード棚を漁ってレコード鑑賞してましたが、これが良かった。

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P7154834 posted by (C)fronte360

R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

1973年、キングレコードから発売された「カラヤン・ベスト 1,000」
白いジャケットの中央にカラヤンの写真があしらわれたジャケットですが、
帯が無いと裏返えさないと何の曲のものなのかよく分からないのですね。

帝王カラヤンの1,000円盤ですが、当然のことながら古いデッカ録音。
グラモフォンやEMIから新盤が続々とリリースされていた時代にあっては、
古い録音の使い回しを安く提供、といった感じでした。

もっとも当時はアンチ・カラヤンで、これすらも見向きもしませんでしたが、
今この年齢になって聴くと、グラマラスな響きのウィーンフィルを駆使し、
興に乗ってドライブするような感じさえするデッカ録音は魅力的です。

低音金管楽器が生々しく唸ったり、ボスコフスキーの甘美なソロも素適。
洗練されすぎる感のあるベルリン・フィル盤も見事なのですけれど、
わくわく感のするウィーン・フィル盤は聴いていて楽しい。

録音は細部がやや不鮮明ですけれど、ボリューミーな響き、
これはCDではなかなか出せないと思いますね。


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かぶとやま交響楽団 第47回定期演奏会

日時:2013年7月14日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:伊丹アイフォニックホール・メインホール

曲目:オネゲル/交響詩「夏の牧歌」
   ミヨー/バレエ音楽「屋根の上の牛」op.58
   エルガー/創作主題による変奏曲(エニグマ変奏曲)

(アンコール)
   エルガー/愛の挨拶
   エルガー/「威風堂々」第1番

指揮:藤田謹也

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P7154831 posted by (C)fronte360

いつもながらの凝った選曲、自然な高揚感のあとに小さなアイフォニックホールが強靭な響きで満たされる、そんな密度の濃い演奏会を楽しみました。
メインのエニグマ変奏曲、恰幅が良くて深い響きによる主題呈示から惹き込まれました。 自然な高揚感、キレの良い響きで満たされていて、第14変奏の行進曲から徐々に音量を上げてストレートに響く金管、華やかで力強くタイト。 じっくりと進めたあとパワフルに大きく纏めての着地まで高い集中力でした。
ミヨーの「屋根の上の牛」の主題もまた軽やかながら強靭さをもったタテ乗りアンサンブルが見事でした。 トランペットの輝かしい響きもラテン系ならば、終盤のホルン3連奏もタイトでカッコ良く響いていました。 ギロを弾いていた奏者の方、ポーカーフェイスでの力演が最後まで崩れることなく印象的でもありました。
冒頭のオネゲルの「夏の牧歌」は、まさに夏らしい物憂げな感じ。 やや掴みどころの無い柔らかなホルンの旋律を伴う緩やかなアンサンブル。 それが自然に高みへといざなっての高揚感、そしてまた牧歌に戻ってコントラバスの静かなピチカートで幕。 始めて聴く曲でしたが、楽しめました。
ちょっと小振りな曲によるプログラムなのでアンコールは2曲。 それでも15時間45分にはホールを後にしました。 夏らしく省エネ・・・いえいえ濃密な時間を過ごした演奏会でありました。


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簡単に演奏会を振り返ってみたいと思います。

昨夕の豪雨のあと一気に気温が下がって過ごしやすくなりました。 でも空気は不安定なのでしょうね、朝にもバラバラと屋根を叩く強い雨が振って目覚めました。 演奏会に出かける頃は晴天、暑くて家を出るのがちょっと遅れましたが、大阪駅でうまく丹波路快速に乗れたので、セーフ。 15分前にホールに入ることができました。 この時期、焦ってホールまで走りたくないですものね。

いつもの席を目指しますが、あいにく先約がいらしたので、後ろ3列目のLG-11に落着きます。1階席は前の方を除いて沢山の方がいらっしゃいますが、ここは閑散としていますし、何より湾曲していて前に席が無いので、失礼ながら靴を脱いでリラックスできるのですね。 そして高みの見物、天井桟敷の気分でもあります。 下方に見えるステージは、8-7-6-5-4 の通常配置に並んでいます。 楽屋からは管楽器の練習音もよく聴こえております。

定刻、場内が暗転すると左右より入場が始まります。 管楽器はホルン、オーボエ、フルート、クラリネット、ファゴット各1本づつ。 コンマスが入場、拍手に一礼してからチューニング。 これを終えると照明が点いて準備完了・・・と思いきや、ホルン奏者の方がいきなり袖に走って消えて何事かと・・・でもすぐに戻ってきて席につくと指揮者の藤田さん登場。 何事も無かったように指揮台の前で全員を立たせて一礼して登壇。 いよいよ始まります。

オネゲルの「夏の牧歌」、たぶん始めて聴く曲です。 中低弦の柔らかな響きのあと、ホルンによる旋律が唄います。 これが牧歌なのでしょう。 オーボエの落ち着いて凜とした音色も素適でした。 軽やかな弦のアンサンブルは、やや掴みどころの無い感じ。 緩いのか手探りなのか、始めてなのでイマイチよく判りませんけれども、音楽は自然な高まり、高揚感へと登ってゆきました。 木管の落ち着いた響き、中でもクラリネットの音色がよかったですね。 高揚感を何度か繰り返したあと、牧歌が戻ってきました。 端正な響きのフルート、渋いヴィオラの音色をともなって曲は静かになり、最後はコントラバスのピチカートで幕。 夏らしい物憂げな感じで、なかなか良い曲でしたね。

暗転、管楽器奏者の入れ替えと増強を行って2管編成にパーカッション奏者2名が登場しました。 コンマスによるチューニングを終えて、準備完了。 照明が点き、指揮者の藤田さんが登場して始まります。

ミヨーの「屋根の上の牛」、この曲は実演でも何度か聴いている楽しい曲ですね。 藤田さんの軽いハナ息とともに、明るく始まりました。 しかも奥行きを感じさせるトランペットの響き、弦楽アンサンブルも軽やかながら重量感を感じさせた冒頭から見事な演奏。 これが多少ルーズな響きに崩してから、またぎゅっ〜と引き絞った響きへと戻すなど、お見事。 金管のファンファーレはよく揃っていて、しかもラテン系な響きにジャジーな要素も垣間見えて楽しめました。 弦楽奏者の方も、中には首で軽くリズムを取りながら弾く方もいらして、全体としても大きく波打ったり粘ったりするアンサンブルが聴き応えありました。

それに比してというのもナニですが、パーカッション奏者の方2名は立つ間もないのか座ったまま、そして座ったまま身体を捻じって大太鼓を叩いたりと忙しい。 ギロを担当されていたこの奏者の方は常にポーカーフェイスでの力演でした。
終盤、ホルン3連奏がタイトでカッコ良く響いて、トランペットも明るく輝くような響きがオケを抜けてきます。 リズムは引き締まって、馬力を上げていってピッコロも入って絶高調に達したところでシンバルの一撃で止めました。 軽やかながら強靭さをもったタテ乗りアンサンブルが見事でした。

15分の休憩。 定刻となってホール内が暗転します。 左右よりオケメンバーが入場、ステージいっぱいの奏者がいらっしゃいます。 コンマスが最後に登場してチューニングを実施。 準備OK、照明が点いて指揮者の藤田さんが登場。 登壇前に客席に一礼してから始まります。

エルガーのエニグマ変奏曲、恰幅が良くて深い響きによる主題呈示から惹き込まれました。
主題、おおきくゆったりと構えた藤田さんが動くと、深く潤いのある弦の響きが流れ出てきました。 前2曲ではなかった恰幅の良さを感じました。
第1変奏、木管楽器も同じ種類の響きで受け継がれてゆきます。 チェロ、コントラバスの響きもずしりと響いきたのもよかったですね。 金管楽器が入って瑞々しくなったみたい。 ティムパニはちょっと控えめの打音による自然な高揚感が見事でした。
第2変奏、第2ヴァイオリンの深みのある響き、管楽器が加わって重層的に響いてきました。
第3変奏、ファゴットとコントラファゴット、管楽器の深みのある響きを持った音楽で、躍動的にもなった緻密な演奏が展開。
第4変奏、力強く、キレ良く、ストレートにタイトな音楽で締めました。
第5変奏、弾力、粘り気のある弦アンサンブルの分奏が光っていました。 木管の軽やかな歌も挟み込まれていました。
第6変奏、明るい木管、軽やかな弦のアンサンブルに渋い響きのヴィオラのソロに味わいがありました。
第7変奏、ティムパニの打音により力強く駆け出すスピード感、トロンボーンとチューバがパワフルでタイトに決めました。
第8変奏、クラリネットの明るい音色が素適、やわらかな弦アンサンブルでのびやかな演奏。 絡む木管もまた素適な響き。
第9変奏、アタッカで前の曲より続けて演奏、ゆったりとした弦のアンサンブルによってテーマが歌いまわされてゆきます。 たっぷりとした弦に木管が絡む自然さそして高揚感がとてもよかったですね。
第10変奏、深みのあるフルート、クラリネットが小粋な掛け合い。 しみじみとしたヴィオラのソロが絡んで進みます。 ファゴットも素適で、落ち着いた音色に満ちていました。
第11変奏、軽いハナ息とともにタイトに走る音楽。 金管ファンファーレが壁のようにパワフルに響いてきました。 力強いティムパニの一撃で終了。
第12変奏、チェロのソロがむせび泣くような開始。 しみじみとしたヴィオラとチェロのアンサンブルも絡みます。 情感をたたえた音楽ですが、ホールが小さいせいかやや大きな音量だったでしょうか。
第13変奏、クラリネットがしみじみと唄い綴ってゆきます。 ティムパニが入って曲が大きくなると、明るくもなります。 ティムパニは布を敷いた上を叩いていました。
第14変奏、ティムパニの布は素早く取り除かれて行進曲となります。 引き締まった音楽が音量を上げて、華やかで力強い音楽。 キレも良いのですが、じっくりと曲を進めてゆく手堅さ。 としてまたパワフル、トロンボーンが気持ち良さそう。 拡大した音楽を丸ぁるく纏めたエンディング。 充実した音楽を楽しみました。

ちょっと小振りな曲によるプログラムだったからでしょうかアンコールを2曲するとの藤田さんのスピーチで、まずは「愛の挨拶」。 艶やかなヴァイオリンが素適な開始、コントラバスの芯のある響きを伴った豊穣なるアンサンブルとなって演奏されました。
演奏終了後いったん袖に下がって出直した2曲目は「威風堂々」。 タイトながら重量感のある演奏は筋肉質。 小さなホールがそんな響きで満たされてのお開きとなりました。
演奏会が終る頃にはまた雨が降り出しそうな天気となっていて、慌ててホールを出たのは15時間45分。 けっこう早めに終わりましたが、夏らしく省エネ・・・いえいえ濃密な時間を過ごした演奏会でありました。 皆さんお疲れさまでした。


posted by fronte360 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月の関西アマオケコンサート情報(追加2)

8月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

※7/15(追加)
 8/25:京田辺チェンバーオーケストラ サマーコンサート


本家掲示板に投稿いただきました。
2008年に創設した若い室内管弦楽団で、設立コンセプトが@小アンサンブルの集合体がオーケストラ A音楽創りは全員で。 指揮者、指導者主導でないアンサンブルを大切にされているようで、団員にはピアニストさんも2名おられるそうです。 興味ある方は是非いらしてください。

2013年07月14日

オケゲム/ミサ「エッチェ・アンチルラ・ドミニ」ほか

昨夕の豪雨のあと一気に気温が下がって過ごしやすくなりました。
エアコン無しで寝てましたが、ちょっと寒かったほど・・・
気持ちいい朝、その朝にもバラバラと屋根を叩く強い雨が振って目覚めました。

散歩を諦め、ステレオ・メインシステムの部屋に移動して音楽鑑賞。
いつもながらの宗教音楽ですけれど、これは高知で捕獲したものではなく、
その以前に買っていたものです。

ヨハンネス・オケゲム、以前に高知で捕獲したレクイエムを採り上げてますが、
ここでも、ゆっくりとした波のような、なだらかな旋律で歌われていて、
自然とその波にのって天国に行けそうな感じです。

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P7144830 posted by (C)fronte360

オケゲム/ミサ「エッチェ・アンチルラ・ドミニ」
       モテトゥス「けがれなき神のみ母」
 アンサンブル・プロ・カンツィオーネ・アンティカ
  コレギウム・アウレウム合奏団員
  ハンブルグ古楽合奏団員
   指揮:ブルーノ・ターナー

わずかな管楽器を伴って4声で歌われていますが、器楽が活躍することはなく、
つねに声楽に寄り添って人声の従者として扱われています。

解説によると、定旋律がほとんどテノールで歌われているテノール・ミサで、
テノールは他のパートより少し遅れて歌いだし、バスがさらに遅れて歌いだす、
また数理論によって統一されていることなどが詳しく書かれています。
かつてはこんなことにも興味を持って読んだものです。

寄る年波で解説を読むにも眼鏡が必要ですし、何より怠惰・放漫になりました。
でも若いときには、刺激の少ないこんな宗教曲を稀に聴くことはあっても、
多分に知的好奇心の一環だったのですが、今はただただ呆然と聴いている・・・
聴ける老人になったというのが正しいのかもしれませんね。
あの世は近い、アーメン。



posted by fronte360 at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月の関西アマオケコンサート情報(追加)

8月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

※7/14(追加)
 8/11:洛星交響楽団 楽友会演奏会2013

我太呂さんより情報いただきました。
京都にある中高一貫制の男子校・洛星中学校・高等学校のオーケストラ部と
そのOBなどによる学友会による演奏会。
興味ある方は是非いらしてください。