今日は突発の出張があって、昼2時過ぎから外出、
千里丘のとあるマンション5階の踊り場で暑さに耐えておりました。
そこから見た空そして白いモコモコとした雲なんて完全に夏空で、
もう梅雨明けしたかな、って思うほど・・・
4時過ぎにようやく新大阪オフィスに戻りましたが、
新大阪駅横のダイキン看板にある温度計は、34度を示してました。
ということで干からびてしまったので、
珍しくビール(のまがいもの)をご近所マーケットで捕獲して帰り、
夏の音楽を聴いています。

IMGP8323 posted by (C)fronte360
1974年6月21日発売、南沙織さま通算12枚目のシングル盤です。
南沙織さまといえば、沖縄出身、黒い肌の健康的な夏のイメージですが、
「夏」とタイトルがつくのは、この曲だけなんですね。
Side A
夏の感情
作詞:有馬三恵子、作編曲:筒美京平
Side B
愛の序曲
作詞:有馬三恵子、作編曲:筒美京平
ジャケットの裏面には「夏の感情」、演奏/キャラメル・ママ
と書かれていて、ティン・パン・アレーの前進になったバンドですね。
細野晴臣(b)、鈴木茂(g)、林立夫(ds)、松任谷正隆(key)
なんともすごいバンドを従えて歌っております。
でも個人的にはB面の「愛の序曲」も大好きな歌でして
ピアノのイントロ、そしてベースラインに乗って軽く
いつかこんな夕暮れ
やはり風に吹かれて
ただしきりに恋を思い
待ちこがれていた日がある
そんな歌いだしからぐっとくるのですけれど
生きることの意味さえ
あの日あまり知らずに
だけどどこか胸はすでに
今日のことを知りはじめていた
「生きることの意味」というちょっと重い言葉に目覚め
そしてサビの部分「馴れすぎた」のあたりのソプラノ・サックス
これも素適です。
夏になる はじめには
旅にでも行きたいの
馴れすぎた哀しみに
あいさつを送りたい気持ち
いつかこんな季節に
私 恋をしていた
これがきっとしあわせだと
信じられた月日の思い出がある
そして2番の最初
覚えきれぬときが流れ
とにかくみな暮しているのね
そう、とにかくみな暮しているんだよ、と頷きますよね。
そして最後
過ぎてみればすべて同じ
堪えられない事など何もないのよ
と元気つけらております。 有馬三恵子さんの素晴しい歌詞です ⇒ ココ
かつてレーザディスク(のちにDVD)に収録されたライブ映像
2:45〜 「愛の序曲」が収録されています