2013年06月12日

カートリッジ新製品、audio-technica AT5V

謎のカートリッジ、audio-technica TT30E にコメントが付いたので
久しぶりにオーディオ・テクニカのサイトを覗いてみたら・・・
な・なんと・・・カートリッジの新製品が出るようです。
しかもまだ発売前の製品が紹介されていました。

2013年06月20日発売
AT5V
VM型(デュアルマグネット)ステレオカートリッジ
\9,975.(税抜 \9,500.)
 http://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=2326

 型式 VM型
 再生周波数範囲 20〜20,000Hz
 出力電圧 5.0mV(1kHz、5cm/sec.)
 チャンネルセパレーション 24dB(1kHz)
 出力バランス 1.5dB(1kHz)
 針圧 1.8〜2.2g(2.0g標準)
 コイルインピーダンス 2.1kΩ(1kHz)
 直流抵抗 610Ω
 負荷抵抗 47kΩ
 負荷容量 100〜200pF
 コイルインダクタンス 360mH(1kHz)
 スタチックコンプライアンス 35×10-6cm/dyne
 ダイナミックコンプライアンス 8.0×10-6cm/dyne(100Hz)
 針先形状 接合丸針 0.6mil
 カンチレバー アルミニウムパイプ
 垂直トラッキング角 23°
 外形寸法 H17.3×W15.2×D26.9mm
 質量 6.1g

コイルには、PCOCC(単結晶状高純度無酸素銅)材が採用されています。
型番から察すると、生産完了品になった「AT7V」の後継・下位機種ですね。


AT7V ≪生産完了≫
VM型(デュアルマグネット)ステレオカートリッジ
税抜 \15,000
 https://www.audio-technica.co.jp/products/cartridge/at7v.html

 再生周波数帯域:15〜25,000Hz
 出力電圧 :5.0mV
 針圧 :2.0g標準
 質量 :約6.2g

ここには記載ありませんが、針先は「無垢楕円ダイヤ針」だったようです。

オーディオ・テクニカのお家芸だったVM型カートリッジ
しかしこのところ、以下2機種のみの寂しい状況となっていましたので、
最上位「AT150MLX」、エントリー機「AT100E」間を埋める位置づけでしょう。

AT150MLX
税抜 \35,000
 https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=522

AT100E
税抜 \ 7,000
 https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=1560

でも・・・ AT100Eのスペックを眺めていると少々腑に落ちない点が・・・

AT100E
VM型(デュアルマグネット)ステレオカートリッジ
\7,350.(税抜 \7,000.)

 型式 VM型
 再生周波数範囲 20〜20,000Hz
 出力電圧 4.5mV(1kHz、5cm/sec.)
 チャンネルセパレーション 27dB(1kHz)
 出力バランス 1.5dB(1kHz)
 針圧 1.0〜1.8g(1.4g標準)
 コイルインピーダンス 2.3kΩ(1kHz)
 直流抵抗 800Ω
 負荷抵抗 47kΩ
 負荷容量 100〜200pF
 コイルインダクタンス 350mH(1kHz)
 スタチックコンプライアンス 35×10-6cm/dyne
 ダイナミックコンプライアンス 10×10-6cm/dyne(100Hz)
 針先形状 接合楕円 0.3×0.7mil
 カンチレバー アルミニウムパイプ
 垂直トラッキング角 23°
 外形寸法 H17.3×W16.0×D28.2mm
 質量 6.5g


針先形状が接合ながら「楕円」なんですね。
このためかチャンネルセパレーションやダイナミックコンプライアンスなど、
安いAT100Eの方がAT5Vよりも良いのです、それがちょっと気にかかります。

もっともスペック値と音は別物なので、一概に良し悪しは言えませんけれど、
ちょっと気になる数値でした。

 ●

貧者のオーディオ・マニアとしては、
オーディオ・テクニカ製品ではないですが、NAGAOKA のが気になってます。
スペック値の詳細はよく判りませんが・・・

NAGAOKA NT-500M

 周波数特性 :20Hz-20KHz
 CHセパレーション:20db
 出力 :3mV

しかし以下のサイトの記事、これで興味が強く惹かれています。
 http://www6.atpages.jp/omat/pages/phonocart.htm#NT_500M

今ならヨドバシで送料無料で 2,940円で捕獲できるようです。⇒ ココ
貧者のマニアとしては、国産カートリッジでこの値段、大変そそられます。

 ●

いずれにしても、オーディオは趣味の世界ですので、
何を選ばれるかについては、自己責任ということでお願いします。



posted by fronte360 at 20:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

石切〜枚岡散歩・爪切地蔵

6月8日、買物に出るついでの石切からの散歩、
孔舎衛坂駅跡より向かった先は、石切駅前の案内板で知った爪切地蔵

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IMGP8218 posted by (C)fronte360

磨崖仏だとのこと、失礼ながらさっそく中を覗いてみました。
なんか想い描いていたのと、ちょっと違う。 地蔵さんじゃなく阿弥陀さん?

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IMGP8220 posted by (C)fronte360

お堂の横に木札がありますので、読んでみましょう。

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IMGP8226 posted by (C)fronte360

爪切地蔵  石切町
この道は辻子(ずし)越と呼ばれ河内から生駒山宝山寺に通ずる重要な交通路であった。
この小堂の中にまつられている地蔵は花崗岩の自然石の面を平らにし、中央に地蔵菩薩の立像、左右下に十王の倚座像を線彫りにした珍しいもので室町時代ごろの作品であろう。 弘法大師が一夜に爪(つめ)で刻んだという伝説がある。


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改めて見ても・・・違う・・・
あとで分かったのですが、これは裏面なんだそうで、
本物(といっては失礼ですが)のお地蔵さんはお堂裏側より拝するとか。
いきなりの訪問だったので、勉強不足でした。
またの機会に写真撮りましょう。

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でもってこの道を挟んだ向かい側にもお堂があって、一番大師堂。
大師という名称より、弘法大師の関係でしょうか。

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IMGP8223 posted by (C)fronte360

扉が閉ざされた内側は暗くて、よく見えません。
地元の方がちゃんとお世話されているのでしょう、綺麗なお花が供えられ、
きちんと手入れがされていて、ほっとする空間でした。

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IMGP8224 posted by (C)fronte360

爪切地蔵のお堂を見ます。

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IMGP8225 posted by (C)fronte360

結果的に残念でしたが、またの訪問が楽しみです。

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IMGP8229 posted by (C)fronte360

さて、奈良線の線路に向かって降りてゆく途中
黄色の実がたわわに実った木を発見。 ビワかな、一瞬思いましたが・・

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IMGP8232 posted by (C)fronte360

梅の実じゃないですかね。
青梅を店先などで目にしますけど、こんなに黄色く熟れて綺麗です。

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IMGP8230 posted by (C)fronte360

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IMGP8231 posted by (C)fronte360


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posted by fronte360 at 05:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする