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2013年04月19日

フリードリッヒ・グルダ、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲「皇帝」

コンサートホール・ソサエティ盤大会・番外編
赤い地に双頭の鷲・王冠をあしらったリトグラフでしょうか、印象的です。

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品68「皇帝」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 作品90
 フリードリッヒ・グルダ(p)
  ハンス・スワロフスキー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団

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P4144025 posted by (C)fronte360

グルダのグルダの弾く「皇帝」は、ホルスト・シュタイン/VPOと組んだ
気迫の籠もった筋肉質の演奏が名盤の誉れ高いものとなっていますが、
コンサートホールに収められたハンス・スワロフスキーとの録音もまた豪胆、
迫力のあるなかなかに名演奏であると思います。

シュタインとの録音は1971年、こちらは1960年代前半の録音になります。
同コンビで収録されたモーツァルトのピアノ協奏曲第21・27番は1963年録音、
グルダ32歳頃の録音です。 ちなみにモーツァルトで示したような、
通奏低音部分も常に弾いたり、装飾音を入れるなどの所作はありません。

シュタインとの競演よりも若いので当たり前でしょうが、より若々しく、
エネルギーが放散され、よりストレートな印象を受けますけれども、
弾むようなリズムや生命感など、才気煥発なグルダらしさが満載です。

オケもまたパワフルで頑張っています。
スワロフスキーの指揮には考えさせられる(惰演?)もありますけれど、
時おり木管楽器やヴィオラなどの旋律を浮かび上がらせて、おっ、と思い、
そのまま耳をそばだてさせて、曲への集中力をより高めてくれる感じ。

録音はフルステレオ、ピアノはやや左側に定位されているようです。
ヴァイオリンは左側、ヴィオラは右側と分離されステレオ感を強調した収録、
ステレオ録音初期によくあったものですが、ややオンマイクなのも相俟って、
けっこう生々しく聴こえてきます。


青春18きっぷの旅・紀伊田辺編、南方熊楠旧邸

4月7日、子供が使い残した青春18きっぷで紀伊田辺に行ってきました。

闘鶏神社のあと南方熊楠顕彰館、そして旧邸に回りました。
ここに来たのは3年ぶりかな、2回目なのでちょっと懐かしくもあります。

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元は田辺藩士の屋敷だったもので、築年代はよく分からないとのこと。
邸内には広い庭があり、研究園のごとく大きな楠や柿、みかんの木のほか、
顕花植物も数百種あり、柿の木から新種粘菌を発見するなどもしたそうです。

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熊楠の没後、長女文枝さんが住まわれていたものを没後田辺市に寄贈され、
傷みが激しかった建物は2006年、熊楠存命当時の姿に復元されて、
当時の面影がとてもよく残っているようです。

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書斎は、熊楠が以前住んでいたところから移築されたものとのこと。
この縁側に出て、這いつくばるようにして執筆・研究されていたのですね。

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ボランティアの方が丁寧に説明して下さいました。
皆さん、熊楠のことをとても尊敬しておられるのが説明の端々に表われて、
郷土の宝であることがよく感じられました。

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何の実だったかな、バナナのような甘い香りがする、と教えられ、
本当にそうだったのが印象に残ってますけど、名前忘れました・・・ゴメンナサイ

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posted by fronte360 at 05:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする