2013年03月31日

ノイズリダクション dbx

カセットデッキ復活作戦 AKAI GX-R70 より俄かにカセットがマイブーム。

分解前の点検時、操作を誤って録音ボタンを押してしまい、
確認用テープに変な録音・・・というか無音部分を録音してしまいました。

確認用のテープといっても、たまたま近くにあったカセットで、
かつてレコードからダビングして聴いていた大貫妙子さんなのですけど、
これが傷モノになったので、修復するついでにdbxを使ってみました。

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P3313824 posted by (C)fronte360

お恥ずかしながら、ノイズリダクションのdbxって使ったことがなく、
どれぐらいの能力があるか知ってみたくもありましたけれど、効果は絶大。
ヘッドフォンで聴いてもテープのヒスノイズは無くなりましたし、
何より音の再現性が向上したようです。

テープはノーマルタイプ、TDKのADなので高域の伸びはイマイチですが、
これまで高音域につきまとっていた音がまるくなる傾向は解消したようで、
中低域もすっきりとし、ダイナミックレンジが随分と向上したみたい。
普通に音楽を聴くにはこれで充分すぎる感じでしょう。

これまでノイズリダクションってドルビーBしか選択肢が無くて、
これはウォークマンやカーステレオで聴いていたからなのですけれど、
ウォークマンやカーステレオって雑音環境で音楽を聴く事になるので、
再生時にノイズリダクションを外して高音域をキンキンさせるほうが
聴感上曲が判りやすくもありました。 邪道な聞き方ですけれど・・・

しかし今、カセットに録音してもこのデッキでしか再生環境がないので、
どっちのノイズリダクションを取るか、と言われるとdbxしかないですね。

とにかくこんな細い磁気テープのトラックにこんな良い音が録音できるとは、
今更ながら当時の技術の凄さに驚きます。

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P3313823 posted by (C)fronte360

なお写真に写っているカセットデッキのパネル
片方しかレベルが上がっていないのはスペクトラム表示にしているからです。
中低域は下、高域が上、それぞれの帯域のピークレベルが表示されています。

 ●

A面を録音したのをヘッドフォンで聴いて判ったこと、
微妙に左右の録音レベルが動くのと、微妙な音ゆれがあるみたい。
前者はOUTPUTのスライドヴォリュームの掃除が行き届いていないこと、
後者はベルトの伸びでしょう。

やっぱりベルト交換と掃除が必要ですね。
ということでB面は以前の録音のままとしておくことにしました。



posted by fronte360 at 14:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月の関西アマオケコンサート情報

5月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしています。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います(が、なかなか意気込みに反して動けないのが実情ですが)。

とにかく、出発!!

5/3:待兼交響楽団 第26回定期演奏会
5/4:関西グスタフ・マーラー交響楽団 第2回演奏会
5/4:かぶとやま交響楽団管楽ゾリステン&クランクレーデ 演奏会
5/11:京都府立大学交響楽団 第31回定期演奏会
5/12:芦屋交響楽団 第79回定期演奏会
5/19:八尾フィルハーモニー交響楽団 第44回定期演奏会
5/19:アンサンブル・ヴィオ神戸 第13回定期演奏会
5/19:枚方フィルハーモニー管弦楽団 第77回定期演奏会
5/19:宝塚市交響楽団 第53回定期演奏会
5/19:和歌山大学交響楽団 第38回プロムナードコンサート
5/26:オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ 第17回定期演奏会
5/26:西宮交響楽団 第101回定期演奏会
5/26:八幡市民オーケストラ 第41回定期演奏会
5/26:交響楽団ひびき 第9回定期演奏会



2013年03月30日

オイストラフ & バルシャイ、モーツァルト/協奏交響曲

コンサートホール・ソサエティ盤大会・番外編
木製譜面台にヴァイオリンとヴィオラを載せたお洒落なデザインが秀逸

 モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.366
  ダヴィッド・オイストラフ(vn)
  ルドルフ・バルシャイ(va・指揮) / モスクワ室内管弦楽団
 シュポーア/ヴァイオリン二重奏曲第2番ニ長調 op.67-2
  ダヴィッド・オイストラフ(vn)
  イーゴリ・オイストラフ(vn)

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P3303818 posted by (C)fronte360

先日の日本橋遠征で立ち寄った中古店にて発見した捕獲品(300円)。
メロディア原盤による借り物音源、1960年録音によるものということを
後付けで知りました。 原盤LPは1万円位で売られていて吃驚。
いつもながらコンサートホール盤には面白い物があるのだと実感したしだい。

ターンテーブルに載せて、冒頭の重い響きにちょっと面食らいました。
モーツァルトの協奏交響曲、パイヤールに代表されるロココ調の明るい響き、
これをイメージしていていたので古典様式のしっかりとした重い出だしに、
こんな曲だったか・・とも思ったのでした。

曲が進むに連れ、聴き手も馴染んできたのでしょう、
第1楽章のカデンツア前から俄然面白くなってきました。
しっかりとした造詣ながらもイキの良い掛け合いで、バルシャイのヴィオラ、
くっきりとさせた響きでなかなかの好演で、オイストラフに絡んでいます。

オイストラフ、この曲を演奏するときは学生時代にやっていたヴィオラに回り、
ヴァイリンで演るのは珍しいそうですが、豪放な演奏とはちょっと違って、
主導権を握りながらも曲に寄り添うような感じで進めているようです。

第2楽章の彫りの深い落ち着いた演奏から、盤面をひっくり返してB面、
第3楽章での元気の良い演奏、ここも古典的な造詣ながら躍動感があって、
堂々たるモーツァルト。 バルシャイも雄弁で、濃密な演奏といった感じ。
これは素晴しい演奏です。 ホルンも落ち着いた響きで古典的な感じ。

シュポーアの二重奏曲は、父子による競演。
息子の演奏の線の細さがよく言われることですが、よく言えば対比になり、
ここでは親父が低音部を受け持っているようで、がっちりと曲を支えており、
お釈迦さんの手のひらで踊っているようにも感じますけれど・・・
先入観が強すぎでしょうか。

録音はモノラルながらしっかりとしたもので、割りあいと奥行き感もあり、
最新録音に比すと可哀想ですが、同時代のコンサートホール盤と比すならば、
上々の出来だと感じます。


カセットウォークマン SONY WALKMAN WM-F606 分解

カセットデッキ AKAI GX-R70 復活よりカセット・マイ・ブーム

カセットテープを探しては、あれこれと聴いていますけれども、
カセットウォークマン SONY WALKMAN WM-F606 も発掘しました。
オートリバース、かつ、今では電波法改正で姿を消したワイヤレス機で、
初代ウォークマンに搭載されていた会話用マイクも付いている機種です。

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P3293809 posted by (C)fronte360

レシーバが見当たりませんが、PHONO端子も付いているので、
期待を膨らませて電源を入れたもの動きません。
モーターは回っている音がするけど・・・、う〜ん、これはベルトやな・・・
そう思えるのは、AKAI GX-R70 復活作戦で培った知識です。

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P3293806 posted by (C)fronte360

このウォークマン、ヒンジ部分のピンが片方取れていることから、
会社の同僚より安く譲って貰ったのでした。 ちょっと浮いていますね。
これも修理するとともに、ベルトの状態も見てみましょう・・・と分解開始。

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P3293810 posted by (C)fronte360

スイッチ類にひっかかったりして、苦労して底蓋をなんとか開けました。
でも、基盤が乗っかってて、ベルトが溶けているのは見えるけれども、
ベルト交換なんて出来そうにありません。 困った。

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P3293811 posted by (C)fronte360

とりあえず基盤を外そうと、テープ収納するところのネジ2本外しました。
あとで判ったけれど、このネジ、モーターの固定ネジだったのですね。

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P3293812 posted by (C)fronte360

モーターを基盤の外側に引っ張り出してみました。
プーリーの縁が黒いのは、溶けたゴムがこびりついているからです。
モーターを元通り付けたいけど、それではゴムが通せない、困った・・・

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P3293813 posted by (C)fronte360

やりたくなかったけど、半田コテを出してきました。
15年ぶり位かな、ひさしぶりにコテに通電し、電源コードを外しました。
本当はモーターの結線を外したいところなんですけど、ちょっと自信なし。
とにかく基盤が動かしやすくなったので、モーターを元の位置に固定。

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P3293814 posted by (C)fronte360

蓋の部分にもリボンケーブルが出ていて邪魔なんですね。
蓋の裏側のネジを外したら、蓋の基盤ごど外れるかな・・・と思いましたが、
残念、基盤は蓋に固定!! リボンケーブルも半田付けされているため、
これは諦めて、すぐに元に戻しました。

仕方ないので、基盤を浮かした隙間を使って溶けたゴムを取り除き、
ゴムのかけ方を観察しますが、ゴムが溶けて無くなっているので ???
ネットで情報収集し、なんとかゴムのかけ方が理解できたかな。

ゴム長もオリジナルが溶けてしまって不明です。
でも他機種で、70φとの情報があり、これも多分そんなもんでしょう。
千石電商で捕獲するまで、いったん元通りにしましょう。

おっと、ヒンジ部分の修理もしないと・・・
部品(ピン)が無いので、ゼムクリップを切って、頭も作ってみました。

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P3293815 posted by (C)fronte360

半田付け部分は外したままとしましたが、それ以外のネジは全部留めました。

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P3293816 posted by (C)fronte360

分解したことで、変な自信がついたみたいですけど、動く保障なし。
今は電源部分の結線も外したままですしね、動くわけなし。
ああっ、疲れた・・・



posted by fronte360 at 00:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月29日

大貫妙子 / クリシェ(Cliché)

ようやっと一週間が終りました。
おまけに今日は年度末、会社にとっての大晦日でもあって、
来たる4月1日は会社にとっての元日、その準備でばたばたとしてました。

家に戻って、ほっとひと息ついて聴いているのは、
1982年9月21日発売、大貫妙子さんの6枚目のスタジオ・アルバム。

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P3293805 posted by (C)fronte360

帯広での学生時代、リアルタイムで発売即購入したように記憶しています。
当時ようやく大貫妙子さんが注目されて始めていた時期でしたけれども、
デビューアルバムから聴いていた者としてはちょっと複雑な心境・・・
自分だけの楽しみが拡散してしまったような気分ですね。

「ピーターラビットとわたし」も可愛らしい曲ですけれど
「色彩都市」が好きですね。
ともに当時流行っていたテクノポップ調のアレンジも秀逸です。


Side A
 黒のクレール
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一
 色彩都市
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一
 ピーターラビットとわたし
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一
 LABYRINTH
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:坂本龍一
 風の道
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:Jean Musy

Side B
 光のカーニバル
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:Jean Musy
 つむじかぜ
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:Jean Musy
 憶ひ出
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:Jean Musy
 夏色の服
  作詞・作曲:大貫妙子、編曲:Jean Musy
 黒のクレール
  作曲:大貫妙子、編曲:Jean Musy










posted by fronte360 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四天王寺・中央伽藍より

3月23日(土)、日本橋での買い物帰り、大江神社から愛染さんへと歩き、
四天王寺の境内を進みますが、西大門が見えたので、いったん外に出て・・・

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P3233747 posted by (C)fronte360

境内へと入り直しました。 こっちが正門みたいなんで・・・

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P3233750 posted by (C)fronte360

西大門の柱には、転法輪というのが4つの柱にそれぞれ付いていて、
ここを通る人はこれをクルクルと回転させて祈っておられます。

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P3233752 posted by (C)fronte360

法輪は、お釈迦様の教えが他に転じて伝わるのを輪にたとえたもの。
いわば仏教の象徴で、合掌して「自浄其意」(じじょうごい)
すなわち「心が清浄になりますように」と唱えて右に回すのだそうです。

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P3233751 posted by (C)fronte360

いよいよ中央伽藍、この日はお彼岸なので拝観無料でした(通常300円)

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P3233758 posted by (C)fronte360

四天王寺の建築物は、第二次大戦・大阪大空襲で伽藍北一部の建物を残し、
ほぼ全てが灰塵に帰してしまったので、新しいものが大半です。
ちょっと有難味に乏しい、そんな風に思ってましたけれど・・・

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P3233759 posted by (C)fronte360

飛鳥時代の創建当時の様式で再興されていることに信仰の力を感じます。
それは、なんたってこのお参りする人の多さが証明しています。

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P3233761 posted by (C)fronte360

そんなことを考えながら、中央伽藍を出て西大門をくぐって、石鳥居です。
寺院に鳥居、アンマッチに思いますが、元来鳥居は聖地結界の四門として、
古来インドより建てられたもので神社に限ったものではないそうです。
そして扁額の文字は「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心

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P3233762 posted by (C)fronte360

「おシャカさんが説法を説く所であり、ここが極楽の東門の中心である」
とのことだそうで、額のカタチがチリトリのようになっていて、
これは全ての願いをすくいとって漏らさない・・・阿彌陀如来の本願である、
とのことでした。 分かりやすいけれど、奥が深い世界です。

おしまい


posted by fronte360 at 05:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月28日

ムラヴィンスキーのCD頂きました

いつものNさんが昼休みにやってきて、SACDを買ったので・・・
と持ってきてくださいました。 ムラヴィンスキーの輸入CD-BOX(7枚組)。

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P3283804 posted by (C)fronte360

最近、カセットデッキを分解してから、カセットに凝っていて・・・
と、ひとしきり懐かしいオーディオ、音楽の話題を楽しみました。

■SCRIBENDUM the art of MRAVINSKY in moscow 1965 & 1972 ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 (SCRIBENDUM SC503)

7CD SET
includes works by Beethoven, Warger, Brahms, Shostakovich, Tchaikovsky
and more

CD1
・グリンカ:『ルスランとリュドミュラ』序曲
 1965年2月26日
・ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け
 1965年2月21日
・リャードフ:バーバ・ヤガー
 1965年2月21日
・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
 1965年2月21日
・グラズノフ:『ライモンダ』第三幕への前奏曲
 1965年2月21日
・ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け(別テイク)
 1965年2月21日 
・リャードフ:バーバ・ヤガー(別テイク)
 1965年2月26日
・ワーグナー:『ローエングリン』より第三幕への前奏曲
 1965年2月
・ワーグナー:『ワルキューレ』よりワルキューレの騎行
 1965年2月

CD2
・モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲
 1965年2月23日
・モーツァルト:交響曲第39番
 1965年2月23日
・シベリウス:トゥオネラの白鳥
 1965年2月23日
・シベリウス:交響曲第7番
 1965年2月23日
・ワーグナー:『ローエングリン』より第三幕への前奏曲(別テイク)
 1965年2月23日
・ワーグナー:『ワルキューレ』よりワルキューレの騎行(別テイク)
 1965年2月23日

CD3
・ヒンデミット:交響曲『世界の調和』
 1965年2月26日
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ミューズの神を率いるアポロ』
 1965年2月26日

CD4
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 1965年2月28日
・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタの為の音楽
 1965年2月28日
・オネゲル:交響曲第3番『典礼風』
 1965年2月28日

CD5
・チャイコフスキー:幻想序曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 OP.32
 1972年1月27日
・チャイコフスキー:交響曲第5番 OP.54
 1972年1月30日
・ワーグナー:『神々のたそがれ』-「ジークフリートの葬送行進曲」
 1972年1月26日
・ワーグナー:『ワルキューレ』-「ワルキューレの騎行」
 1972年1月26日

CD6
・ワーグナー:『タンホイザー』-「ヴェヌスベルクの音楽」
 1972年1月27日
・ブラームス:交響曲第3番 OP.90
 1972年1月27日
・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 OP.54
 1972年1月27日
 
CD7
・ベートーヴェン:交響曲第4番 OP.60
 1972年1月29日
・ベートーヴェン:交響曲第5番 OP.67『運命』
 1972年1月29日
・ワーグナー:『神々のたそがれ』-「ジークフリートのラインへの旅」
 1972年1月26日


これからPCに録音し、メモリプレーヤでせっせと聴かせて頂きましょう。
我が家でCDを聴ける環境は・・・

ステレオ・メインシステムに接続されたレーザディスク・プレーヤーと、
このノートPCだけなんです。

しかし、いつもながら有難いことです。 感謝しています。


posted by fronte360 at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-CD/LP/DVD音盤捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四天王寺へ

3月23日(土)、日本橋での買い物帰り、大江神社から愛染さんへと歩き、
いずれも聖徳太子と縁のある寺社、ここまでくれば四天王寺を目指します。
四天王寺は、聖徳太子建立七大寺の一つであります(四天王寺さん)。

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谷町筋に建つ歴史の道の標識。 道の向こうに見えるのが天王寺のハルカス
すぐ近くに見えますが、1.5Kmほど離れているはずです。 大きいなぁ。

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谷町筋を渡り、参道を進みます。 徐々に人が多くなります。
中之門より境内に入りましたが、けっこうな人出です。
よく考えたら、23日はお彼岸ですもんね。

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中之門をくぐった南側には、地蔵堂

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明治時代に近郷などより集めた有縁無縁の地蔵尊がここに合祀されていて、
廃仏毀釈によって捨てられたものも多くあるのでしょうか。
今は綺麗に手入れされておられ、この日も数名が手入れされていました。
だから近くに寄っての撮影はちょっと遠慮したしだい、また来ましょう。

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境内の中には、沢山の露店が出ていますねぇ・・・
リサイクル品を扱うお店が多いあくのが目につきました。

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中央伽藍に向かって進みますけれども、それはまた次回ということで・・・

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2013年03月27日

カセットテープ考

カセットデッキ復活作戦 AKAI GX-R70 より俄かにカセットがマイブーム。

埋もれていたカセット・キャビネットよりテープを発掘しては聴いてますが、
当時のカセットテープのなんと多彩なこと。 そして色々な発掘があります。

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P3273802 posted by (C)fronte360

SOUND BREAK と書かれたこのカセットは、日立家電販売株式会社製。
オープンリールのごとく、カセット内でテープがリールに巻かれています。
ちょっと(かなり)珍しいテープですが、性能はイマイチ・・・

このテープ、リール部分の重量が負荷になるのでしょうか、
トルクが弱くなった(ベルトの伸びた)このデッキでは途中で止まってました。
今は、なんとか動いているって感じかな、時おりアレっ・・・
音揺れがあるか? 気のせいか?(前科があるので) って感じです。

TDKがカセットテープ製造から撤退しましたが、
日立マクセルやソニーのブランドは今でも健在のようです → ココ
(ソニーは、日立マクセルのOEMになったようですけれど)

かつて買ったレコードはカセットに録音、カセットばかり聴いてました。
レコードが減るのが嫌だったので・・・

そしてカセットケースには、嗜好を凝らしたレーベルを挿入し、
背ラベルはケント紙を切って作ったラベルに手書きで書いたものでした。
これは、松任谷由実 REINCARNATION をダビングしたもの

-DOLBY- は、DOLBY-B のノイズ・リダクションをかけたもの
ETP-90221 は、レコード番号
C-52 は、カセットテープの規格・52分用のテープってこと。
(C-52 って珍しいですね)

背ラベルをきちんと体裁を整えて書くことに慎重になってましたね、
ケースを並べるときちんと見えるので、そんな体裁にこだわってました。

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P3273803 posted by (C)fronte360

カセットデッキの復活で懐かしいことを思い出します。



posted by fronte360 at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛染坂・愛染堂勝鬘院

3月23日(土)、日本橋での買い物帰り、大江神社へお参りしたあと
愛染坂を振り返ります。

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P3233712 posted by (C)fronte360

愛染坂の由来となった愛染堂勝鬘院(通称:愛染さん)

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P3233713 posted by (C)fronte360

この寺は聖徳太子が開いた施薬院に始まると伝えられ、四天王寺別院。
寺領は、鎌倉幕府5代執権・北条時頼から寄進されたそうです。

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P3233715 posted by (C)fronte360

施薬院が勝鬘院と呼ばれるようになったのは、
このお寺で聖徳太子が勝鬘経というお経を人々に講ぜられていたため。

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P3233720 posted by (C)fronte360

金堂には愛染明王が祀られており、愛染明王信仰の普及とともに、
勝鬘院全体が「愛染堂」と通称され、親しみを持って「愛染さん」に。
愛染明王は「恋愛・縁結び・家庭円満」などをつかさどる信仰の対象ですが、
この桂の霊木の前で語り合った男女は、何があっても幸せな結末が訪れる・・・
そんな伝説が残る「愛染かつら」とはこの木

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P3233716 posted by (C)fronte360

このハートマークで縁どられたいかにもな木札がありまして、
大阪大空襲で表面は焼けたものの、生き残ったことなどが書かれてました。
とにかく、「愛染かつら」って本当にあったんですね。

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P3233717 posted by (C)fronte360

さて、この愛染堂勝鬘院の金堂裏にあるのが、多宝塔。

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P3233723 posted by (C)fronte360

推古天皇元年(593年)に聖徳太子による創建と伝えられ、
慶長2年(1597年)、豊臣秀吉によって再建された大阪市最古の木造建造物。
国の重要文化財に指定されています。

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P3233725 posted by (C)fronte360



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2013年03月26日

竹内まりや / Miss M

元気な謎のカートリッジ audio-technica TT30E に交換したので
竹内まりやさんの4枚目のアルバム(1980年12月5日発表)をかけています。

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P3263801 posted by (C)fronte360

A面がL.A.録音サイド、B面が東京録音サイドとして構成されていて、
アイドル的な売られた方をしていたのに反発していたこともあって、
ちょっと気負った感じがしないでもないアルバムですね。

カートリッジ交換によって、ベースギターやバスドラが強調されますが、
それが筋肉質で、反発していた気持ちも音になって現れている感じかな。

米国製 shure M75B type2 で聴いていてもベースラインは強調されますが、
中高音が引き締まって一音一音くっきりと聴こえるのはさすが日本製。
そんな風にも思える、ある意味で律儀な元気さ、って感じ。

ところで、A面2曲目の作詞にアラン・オデイさんがいますね。
南沙織さまのアルバム「シンシア・ストリート」を思い出しました。
実際にこの縁でアラン・オデイさんと達郎さんは出会ったようです→ココ


Side A
 スウィーテスト・ミュージック (Sweetest Music)
  作詞:David Lasley、作曲:Peter Allen
 エヴリ・ナイト (Every Night)
  作詞:Alan O'day、作曲:山下達郎
 モーニング・グローリー (Morning Glory)
  作詞:山下達郎、作曲:山下達郎
 シークレット・ラヴ (Secret Love)
  作詞:Marc Jordan、作曲:D.Foster & J.Graydon
 ハート・トゥ・ハート (Heart to Heart)
  作詞:竹内まりや、作曲:Roger Nichols

Side B
 二人のバカンス
  作詞:竹内まりや、作曲:林哲司
 遠く離れて (When you're so far away)
  作詞:竹内まりや、作曲:竹内まりや
 雨のドライヴ
  作詞:竹内まりや、作曲:竹内まりや
 フェアウェル・コール
  作詞:竹内まりや、作曲:竹内まりや





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愛染坂・大江神社

3月23日(土)、日本橋での買い物を無事終えたので、東に進みました。

松屋町筋を越え、夕陽丘方面へは上町台地への坂道が多い風情ある所。
単身赴任していた文京区も坂がたくさんある良い所でしたが、ここもそう。

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愛染坂、この坂を上がった所に愛染堂勝鬘院(通称:愛染さん)があります。
でもこの坂の隣にあるのが、大江神社

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ここの石段を上ります。

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両脇の狛犬さんは、すくっとしていて、なかなかの名品と思います。

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石段を上りきった所にある「夕日岡」の石碑
ここからの夕日が綺麗なことより、夕陽丘の地名となっております。
よく見ると、中央向こうに通天閣も見えていますが、分かりますでしょうか。

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大江神社
ここは四天王寺の鎮守・四天王寺七宮の一つで聖徳太子が祀られたのが起源。
四天王寺の乾(西北)に位置しており、江戸時代には「乾社」と呼ばれて、
毘沙門天を祀っていたので、「毘沙門堂」とも呼ばれていたそうです。

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その毘沙門天、明治維新後の神仏分離で大津坂本に移ったそうですが・・・
本殿脇の空き地(ここに毘沙門堂があったのか?)

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近づいてみると・・・阪神タイガースの聖地となっています。
その理由は、狛犬ならぬ、狛虎さんがおられるからです。

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向かって右側の「阿像」、老朽化のために保管されていて代理が鎮座しており、
左側の「吽像」は、明治初期に某寺に持ち出されてしまって長く不在でしたが、
2003年に再建されたものだそうです。

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今年のタイガースはどうでしょうかね。

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サクラ咲く、となりますでしょうか。

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posted by fronte360 at 04:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月25日

ハイ・ファイ・セット / 卒業写真

いつもながらのブルー・マンデーですが、この土日に起きた出来事により、
2日前・金曜日の仕事がまるで2年前の事のように遠く感じながら出勤して、
気だるい気分のまま自宅に戻ってまいりました。 ふぅ・・・

世間は卒業シーズン、新しい生活に期待と不安を覚えている人も多いでしょう、
そんなことを思いながら、ハイ・ファイ・セットのデビュー・アルバム
1975年2月5日発売の「卒業写真」

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このレコード、帯広での学生時代に買ったものですね。
レコードのビニールカバーに「オイカワ」って書いてありますし・・・
1978年〜1984年の6年間、帯広で過ごした学生時代は自分にとっての宝物、
そんなことを思いながら聴いています。

やはり「海を見ていた午後」「十円木馬」など荒井由実さんの作品がいいな。
あと「大きな街」「美術館」の大川茂さんの作品も好きなんですけどね・・・
事件を起こして表舞台から消えてしまい、とても残念です。

Side A
 オーバーチャー(OVERTURE)
  作曲・編曲:服部克久
 エイジズ・オブ・ロックン・ロール(AGES OF ROCK AND ROLL)
  作詞:大橋一枝、作曲:村井邦彦
 卒業写真
  作詞・作曲:荒井由実
 胸のぬくもり
  作詞:山上路夫、作曲:村井邦彦
 今日と明日の間に
  作詞:山上路夫、作曲:山本潤子
 大きな街
  作詞:大川茂、作曲:瀬尾一三

Side B
 美術館
  作詞:大川茂、作曲:山本俊彦
 十円木馬
  作詞:荒井由実、作曲:松任谷正隆
 フィッシュ・アンド・チップス
  作詞:大川茂、作曲:山本俊彦
 海を見ていた午後
  作詞・作曲:荒井由実
 愛の花咲く道
  作詞:山上路夫、作曲:服部克久





posted by fronte360 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西大寺のしだれ桜は、満開

3月24日(日)、昼から雨が降るとの予報が・・・大はずれで、晴天。
いい天気になったので、昼からは西大寺まで散歩しました。

ぽかぽか陽気のもと、ふらふらと小1時間歩き、
お気に入りの野神神社の石仏にもお参りして、西大寺に到着。

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ここもソメイヨシノはまだでしたが、池のほとりのしだれ桜は満開。

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近寄ってよく見ると、ちょっと小振りの花です。

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青空にも映えて綺麗です。 これが見られただけでも来てよかった。

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境内にある西国三十三所・観音霊場巡りができる石仏の観音さま

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この順番、江戸時代に庶民に観音巡礼が広まったことにもあるように、
東国からの巡礼が東海道を歩いて三河からは船に乗り、
和歌山の勝浦に到着して第1番青岸渡寺、近畿を歩いて巡ったあと、
最後は岐阜の第33番華厳寺で、東国に戻るコースなんだそうですね。

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愛染堂前の小さな桜の木は、満開まであと少しかしら。
桜をもとめてふらふらと境内を散策していましたら、本堂脇の手水舎。

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ここの竜頭、笑っているようで、ひょうきんな表情に見え、可愛らしい。
口から流れる水は、よだれを垂らしているようにも見えたりして・・・

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手ぬぐいも可愛い色合い・・・ よ〜く見ると、笑門来福、と書いてました。
あっ、は・はっ・・(笑)

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ちょっとした春の陽気を味わった西大寺でありました。

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2013年03月24日

早朝散歩・秋篠川源流〜朝日川の桜はあと一息

本日は曇天、午後に雨も降るらしいですが、薄日が射したのでご近所散歩へ・・・

といっても、いつもの秋篠川源流あたりで変わり映えしませんけれども、
この川べり、ご近所の桜の名所でもあるので、行ってみました。

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よく見ると、チラホラと咲き始めって感じですね、来週は満開でしょうか。
どうだろ・・・入学式に桜満開、だったらいいですね。
長女の中学の入学式帰り、ここの桜の下を歩いて帰ったのこの前の事のよう・・・
毎年桜は咲くけれども、時の経つのは早いなぁ。 歳とるわけやな、とも。

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秋篠川、いつもは真っ直ぐに歩いてゆきますが、今日はショートカット。
あやめ池へ続く道を進んで、秋篠川に合流する朝日川、ここも桜が綺麗ですが

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ここもあと一息って感じです。 しかしここも、よく見ると・・・

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今日は雨も降るらしいですが、満を持して咲き誇って欲しいものです。

あとはオマケ、ご近所団地のド根性桜・・・花はまだまだですが

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石垣を割って生えてきています・・・ってことないでしょう。
もともと桜の木があったところに石垣を築いたのでしょうけれど、
こんな事になることを想像しなかったのかなぁ。 

頑張って咲いてね。


posted by fronte360 at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャールズ・グローヴズ、ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」

昨日捕獲したファブリ世界名曲集18「ベートーヴェン II」
この演奏、躍動的で実に素晴しい。

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第4楽章のティムパニの強烈な打音、トランペットのソリッドな響き、
それもさることながら終楽章へと躍動的に流れ込んでゆく高揚感。
思わず身体を動かして曲にのめり込んでしまいます。

前半楽章もまた古典的造詣でもって各声部をしっかりと鳴らしながらも
全く堅苦しさがなく、軽快ながらも軽薄さなど微塵もなくて、巧いものです。

サー・チャールズ・バーナード・グローヴズ(Sir Charles Barnard Groves)
英国人指揮者で、1915年3月10日生まれで、1992年6月20日没。
ディーリアスなどの英国音楽のスペシャリストとしてのイメージでしたが、
ドイツ古典音楽も侮れませんね、今ごろようやく気付きました。

そういえば、同じ英国人指揮者エードリアン・ボールトの指揮による
ロンドンフィルでのベートーヴェンの英雄交響曲も素晴しい演奏でした。
当時の感想文を読み返してみて、同じような感想だったことにも驚きます。
ただ、グローヴズによる田園は、曲柄、管楽器もしっかりと捉えられていて、
それらもとても美しく歌わせているのもまた好ましいですね。

宝物を発掘した気分です。

このシリーズ、クラシック音楽を聴き始めた中学生時代に売られてました。
売価680円ながら、当時親から貰えるお小遣いが月に1,000円でしたので、
なかなか買えることもできませんでした。
今100円で叩き売られていると思わず買ってしまう・・・のであります。

なお「ベートーヴェン I」は、中学生時代、吟味に吟味を重ねて買っていて、
ヨーゼフ・クリップス指揮ロンドン交響楽団による演奏が素晴しくて、
自分をクラシック音楽へと誘ってくれた重要な1枚となりました。

ちなみに、知識も情報もない中学生時代、吟味を重ねるとは・・・
演奏者がドイツ系であるかどうかが重要な判断基準(というか唯一の基準)。
なんか日本の音楽教育の特徴をよく現してますけどね、そうでした。

この「ベートーヴェン II」は、田園交響曲という有名曲の全曲なので
(当時、17cm-33rpm盤で第2楽章をカットされた物を持ってましたし)
手に取ってみたはずですが、まったく印象に残ってませんでした。

この書籍、裏表紙の所に25cmレコードが挿入されていて、
曲目解説と簡単な演奏者プロフィールが記載されているのですけれど、
これには演奏者プロフィールが書いてありません。

指揮者チャールズ・グローヴズ?? 知らない指揮者で英語圏の人だし、
オケも英国なので・・・そんな理由でスルーしていたのでしょう。
浅はかでした。


posted by fronte360 at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

順調 AKAI GX-R70 、ベルト交換すべきか・・・

カセットデッキ復活作戦で、いったんキャプスタンベルトを取り外し、
フライホイールを掃除したことで順調に動作している AKAI GX-R70 ですが、
念のため、キャプスタンベルト用平ベルトを捕獲しに日本橋で行ってきました。

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P3233688 posted by (C)fronte360

このテの復活作戦が書かれているサイトではよく名前を見かける千石電商
秋葉原に本店など3店舗ありますが、大阪日本橋にも支店がありました。
秋葉原に負けない品揃えを目指している、とのこと。

お目当ての平ベルト、ネット通販と同じものが日本橋にもありました。
でも、もうちょっと大きな径のものが無いかと思って行ったんですけどね・・・
一番近い径(100φ)のが1本しか残ってなく、逡巡した挙句に捕獲しました。
300円也。 通販だと315円+送料ですから、良かったのではないかと。

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P3233765 posted by (C)fronte360

しかしこのテのパーツ屋さんに入ると、色々なものがあってワクワクします。
知識も技術も無いのだけれども、興味だけは今だに少年のような感じ。
学研マイキットの世代なんですよね。

でも以降は進歩しておらず、今回のキャプスタンベルト交換も
平ベルトは買ったものの、直径で約10mm、円周で約30mmちょっと小さい・・
それにまた分解して復元できるか、ちょっと心元ないし、尻込みしてます。
とりあえず、今はちゃんと動作していますものね。

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上田正樹「AFTER MIDNIGHT」もちゃんと聴けています。 懐かしいなぁ。
クロームテープ、ドルビーBをかけて録音してあるのでノイズ感も少なく、
高音域の減衰は許容範囲ではないかな。

聴き疲れのしない音に思えるのは、懐かしさ、からでしょうか。
けっこう気に入ってしまったので、また分解して戻らないと悲しいしなぁ、
なんて思ってしまうわけです。


posted by fronte360 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DISC J.J.メガストアー日本橋・レコード捕獲

カセットデッキの平ベルトの捕獲のため、日本橋に行ってきましたが、
その前に DISC J.J.メガストアー日本橋本店へ表敬訪問。

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P3233687 posted by (C)fronte360

3つのフロアのうち、2階・3階部分にアナログレコードが満載なのは、
大阪の中古レコード売り場としては屈指の規模ではないでしょうか。
単に眺めるだけの訪問でしたが、以下3枚を捕獲してしまいました。

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■日本コンサートホール モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏的交響曲変ホ長調K.364、シュポーア/ヴァイオリン二重奏曲第2番ニ長調op.67-2 ダヴィッド・オイストラフ(vn)、ルドルフ・バルシャイ(va)、ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団、イーゴリ・オイストラフ(vn) (コンサートホール M-2291:300円)

■平凡社 ファブリ世界名曲集36 ヨハン・シュトラウス/ワルツ「美しく青きドナウ」、トリッチ・トラッチ・ポルカ、ワルツ「春の声」、ワルツ「ウィーン気質」、皇帝ワルツ エドゥアルト・シュトラウス指揮インスブルック交響楽団(日本コロムビア GES2016:100円)

■平凡社 ファブリ世界名曲集18 ベートーヴェン II /交響曲第6番「田園」 チャールズ・グローヴス指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(日本コロムビア GES2012:100円)


ファブリ世界名曲集、資料的な価値として集めているようなものですけれど、
サー・グローヴスによる田園は、意外と豪胆な演奏で聴き応えありました。
またE.シュトラウスのは他のレコードでも持っている演奏なのですが、
意外と録音が良いみたい(カートリッジ交換したせいで聞き慣れないのかも)。

しばらくこれらも聞き込んでみましょう。


posted by fronte360 at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-CD/LP/DVD音盤捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奈良ではやっと土筆が

HI3C0059.JPG朝から曇天、肌寒くてご近所の桜はあと一息って感じ。気の早いのがパラパラと咲き始めてますが…

この前から注意して見ていた空き地に、ようやく土筆が出てきました。

まだ2本だけしか見つけられませんが…

奈良にも春が来そうです。

posted by fronte360 at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

謎のカートリッジ、audio-technica TT30E

休日の朝、家人も寝ているので、じっくりと落ち着いてカートリッジ交換。
古いカートリッジを漁っていたときに発掘したオーディオ・テクニカのを装着。

テクニカのカートリッジは型番が「AT」で始まるのが常ですけれど、
これは「TT」で始まっていて、しかもMCカートリッジです。
ジョーシン電機の \4,980 円のシールが箱に付いていて、
30年前頃、社会人になった頃に購入したのかな・・・

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さっそくヘッドシェルに装着しますが、
空きシェルが無いので、SHURE M75B type2 に現役引退を願いましたが、
このカートリッジ、MC型なのに、針先交換ができる珍しいタイプなのです。
シェル装着時には、安全を期して、針先を外しておきます。

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取扱説明書によるテクニカル・データ

  周波数特性 = 15〜30,000Hz
  出力電圧 = 0.4mV (1KHz, 5cm/sec)
  チャネル・セパレーション = 30dB以上 (1KHz)
  出力バランス = 1dB以内
  針圧 = 1.4〜2.0 (1.7g標準)
  コイル・インピータンス = 10Ω (1KHz)
  直流抵抗 = 10Ω
  負荷抵抗 = 10Ω以上
  ダイナミック・コンプライアンス = 8.5×10-6cm/dyne
  スタチック・コンプライアンス = 32×10-6cm/dyne
  針先形状 = 楕円
  垂直トラッキング角 = 20°
  外形寸法 = L31.5×W16.7×H16.7m/m
  自重=5.0g

箱には針先形状が、.4×.7mil elliptial diamond stylus と書かれてます。

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音出しをしました。

硬くカチッっとした音というのが第一印象、きっちりと鳴らすタイプかな。
低域はよく出ていますけれども、絞ったような響きながら躍動感があり、
高域はちょっと抑えられた感じかな、ドンシャリではないですね。
やや派手な感じはしますけど、落ち着いて嫌な響きではないな。

アンプのMCポジションを、MC-トランス High から Low に変更すると一変

音量がやや上がったこともありますが、かなり派手な音に変貌。
硬くカチッっとした音がより鮮明になった感じで、高域が派手になりました。
音抜けがよくなってスピード感ある音で、ちょっと乾いた音ながら迫力もあり、
元気あります。 好みが分かれる音かもしれません。

当分、この謎のカートリッジで色々と試してみましょう。


posted by fronte360 at 07:03| Comment(10) | TrackBack(0) | 貧者のオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする