2013年02月28日

リック・ウェイクマン/地底探検

カートリッジを SHURE M75B type2 に換装したので今宵は、プログレ。
プログレッシブ・ロック、「先進的ロック」「前衛的ロック」でしょうか。

イエスのキーボード奏者だったリック・ウィクマンの代表作「地底探検」
ジュール・ヴェルヌの小説「地底探検」を題材にしたものです。

P2283492
P2283492 posted by (C)fronte360

1974年1月18日、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライブ。
デヴィッド・ミーシャム指揮ロンドン交響楽団・イングランド室内合唱団を率い
大掛かりなイヴェントでもありました。

これがリリースされたとき、当方は生意気盛りな高校生であって、
プログレは好きでもバンド指向で、大掛かりな造り物みたいな感じに思え、
リック・ウェイクマンは正直あまり好きではなかったのですけど、
今聴くと結構面白かったりして、好きだったりします。

なおこの「地底探検」については
後年スタジオで再録音した「The Classic Tracks」の方が演奏が整っていて、
キーボードのキレもいいし何よりヴォーカルが巧かったりすのですけどね。

SHURE M75B type2 ですが、やはり大掛かりな演奏になるとモタつく感じかな。
押し出しは強いのですけど・・・バンド志向なのは当方と同じかもしれません。


posted by fronte360 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-POPs(洋楽)全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高知・おいしいごはん本舗

23日、高知到着、まずは高知市街をぶらぶらと散策し、大橋通り商店街。
発見しました。 おいしいごはん本舗。

P2233361
P2233361 posted by (C)fronte360

我が家で食べている「大野見米」はここで入手したものですけれど、
実際のお店を見たのは、初めて・・・
いえ、ここはよく通っているので見かけたはずなんですが、
まったく気付いてなかったなぁ。

P2233363
P2233363 posted by (C)fronte360

ちゃんと大野見米も置いてあります。
高知市内は無料配達、そう看板に書いてありました。 いいなぁ。

P2233364
P2233364 posted by (C)fronte360

カワイイ小袋は3合入り、お試しサイズなんでしょう。
こんなに美味しく安全なお米なら、海外でも売れると思うのですけどねぇ。

posted by fronte360 at 05:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月27日

藤真利子 / アブラカダブラ

カートリッジを SHURE M75B type2 に換装したので今宵はニューミュージック。
ニューミュージックは死語でしょうか、ではJPOP。

P2273491
P2273491 posted by (C)fronte360

帯のコピーに書かれた「MARIKOのミラクル・ラブコール"恋の呪文"」
そのとおりな不思議な魅力に溢れています。

またムーンラダースの演奏がゴキゲンに聴こえるのはカートリッジのせい?
バヴォリュームを上げるとバスドラやベースがうねるようで、ノリノリですね。

そこに藤真利子さんの怪しい女優的な歌唱、くらくらってきてしまいます。
藤真利子さん、また歌ってください。





posted by fronte360 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高知・レコード捕獲もそろそろ終焉か・・・

23日、高知到着した日、早々にレコード捕獲に繰り出しましたが・・・

ジャンク105円の所のグレゴリオ聖歌は一掃されて魅力が無くなりました。
僅かに残ったセラフィム合唱名曲集の1,500円盤2枚を捕獲したあと、
通常の中古盤コーナーで、美麗2枚組で315円のを捕獲して終了。

P2273489
P2273489 posted by (C)fronte360

■セラフィム ケルビーニ/レクィエム・ハ短調 ロジェー・ワーグナー指揮ロジェー・ワーグナー合唱団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(東芝EMI ECC-40130:105円)

■セラフィム 16世紀イギリス・イタリアのポリフォニー合唱名曲集・わがため息むなし エリック・エリクソン指揮ストックホルム室内合唱団、ストックホルム放送合唱団(東芝EMI ECC-40149:105円)

■セオン シュトルツァー、4つのドイツ詩篇歌 コンラート・ルーラント指揮ミュンヘン・カペラ・アンティクヮ(ポリドール MLG9131-2:2枚組:315円)


高知在住の合唱ファンとおぼしき方の貴重コレクションの放出場所として、
穴場的に見つけて捕獲してきましたが、鉱脈は尽きてしまったようです。
次回から、高知の別の鉱脈を探したいと思います。

ありがとうございました。


posted by fronte360 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-CD/LP/DVD音盤捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高知・帯屋町のアーケードを見上げて

23日、高知到着、今回はちょっとした使命を帯びての来高ですが、
何はともあれ、ぶらぶらと帯屋町を歩いていると・・・
アーケードの天井から大きな旗がぶら下がっているのに目がいきました。

いつも季節ものがぶら下がっているようですが、
今回は「土佐の食楽食遊」といシリーズのようですね。

西から順番に見てきますと・・・お魚天国 鰹・金目鯛・清水鯖

P2233365
P2233365 posted by (C)fronte360

清流の幸 鮎・うなぎ・川海老

P2233366
P2233366 posted by (C)fronte360

返杯(へんぱい)・・・なんか様子が変わってきましたよ

P2233367
P2233367 posted by (C)fronte360

箸拳(はしけん)・・・まさしく遊びですけどね

P2233369
P2233369 posted by (C)fronte360

可杯(べくはい)・・・遊びよりも強制に近いような

P2233370
P2233370 posted by (C)fronte360

皿鉢(さわち)・・・食にもどったみたい

P2253483
P2253483 posted by (C)fronte360

酒とは切れない高知の文化がよく現れているようです(笑)


posted by fronte360 at 05:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

追悼 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(その2)

ハイドンのレコードを聴いたあと、
ふっと思い出してレコード棚を漁ったら無かったので、意地になり・・・
結局とっちらかして足元に並べていたレコードの中から出てきました。

P2263488
P2263488 posted by (C)fronte360

サヴァリッシュ指揮ウィーン交響楽団
シューベルト/交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」

覇気があって颯爽としたグレートです。
1961年録音とあり、ウィーン交響楽団の常任指揮者となったのが1960年、
意気軒昂、自信に満ちているようにも聴こえます。 終楽章などカッコイイ。

このレコードが出たのは1974年でした。
当時N響アワーは平日の水曜とか木曜の10時頃じゃなかったかしら・・・
知らないクラシックの曲を知るため、よくN響アワーを見ていました。

サヴァリッシュさん指揮によるNHK交響楽団の演奏もたくさん見ましたが、
でも、こんな自信に満ちて颯爽とした雰囲気の演奏があったかしら・・・
当時(今も)律儀なオーケストラの演奏で、有難く曲を聴いていましたけど、
わくわくするような感じを持った演奏ってあまりなかったような気がします。

先のハイドンもそうですけれど、後年になって当時出ていた廉価盤で、
サヴァリッシュさん指揮によるウィーン響の中古レコードを集めましたが、
これがいずれもカッコイイんですよね。

これがドイツの偉い先生ではない真のサヴァリシュさんではなかったか・・・
などと思いつつ、冥福をお祈りいたします。


posted by fronte360 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

追悼 ヴォルフガング・サヴァリッシュ

高知でニュースを聞いて驚きました。 
ようやく自宅に戻ってきましたので、追悼盤を探しましたが、コレでしょう。

P2263487
P2263487 posted by (C)fronte360

サヴァリッシュ指揮ウィーン交響楽団による
ハイドンの交響曲第100番「軍隊」、第101番「時計」のレコード。

クラシック音楽を聴き始めた頃、NHK交響楽団を振るドイツの偉い先生、
きっちりとして少々堅苦しい、そんなイメージでしょうか。

だから当時このレコード、廉価盤特集では必ず推薦盤になっていたものの・・・
食指が伸びず、後年になって捕獲したものです。

この年齢になって聴くと、血気盛んだった頃には聴こえなかったウィットや
落ち着いたなかにも活気に満ちた響き、格調の高さと言うのでしょうが、
そんなこともなんとなく判るような気になるのだから不思議なものです。

日本人にとっても永遠の先生であったのかもしれませんね。

ご冥福をお祈りいたします。


posted by fronte360 at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヒヨドリかしら

昨日、潮江天満宮からの帰り、
鏡川沿いの土手を歩いていたときに見つけました。

P2253471
P2253471 posted by (C)fronte360

ヒヨドリなら奈良にもいて珍しくないけれど、いい天気だったので・・・

P2253467
P2253467 posted by (C)fronte360

さて今日、雨が降るまえにバスで奈良に戻ります。
あっという間に2月も終わりますね、戻ったら月末処理で大変です。

P2253469
P2253469 posted by (C)fronte360

カモももんびりと、つかの間の高知での休息でした。

posted by fronte360 at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

高知は春爛漫

HI3C0057.JPGタンポポが咲いてますよ。

しかも日本固有種の白いタンポポ

綿毛のもいっぱいありました。

高知は春爛漫

posted by fronte360 at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

潮江天満宮

HI3C0055.JPG高知は今日も良い天気

梅といえば天満宮、
高知の天満宮といえば潮江天満宮

初めてやって来ました。
壮麗な門に驚きました。
威厳あります。

posted by fronte360 at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JR四国・定時運行中です

JR四国のダイヤには余裕がありますね。

昨日乗ったキハ54の運転席、よく見ると・・・時計が3つもありますよ。
デジタル時計2つに、運転手さんの懐中時計。

P2243376
P2243376 posted by (C)fronte360

昨日の駅でのこと
行き違い列車待ち合わせを終え、いよいよ発車寸前・・・
駅反対側ホーム、乗り慣れない乗客(観光客?)が乗り遅れた…と諦め顔。

運転手さん、発車動作を中断、窓から「乗られますか?」と声かけします。
乗客の方、うなずくも、駅構内の踏切遮断機が下りているのでオロオロ・・・

反対側ホームに止まっていた特急列車の車掌さんも出てきて
「遮断機をくぐってください」と言われたみたい、
ようやく、こわごわ遮断機をくぐり、走ってきて乗車、出発進行。 

約2分遅れの発車となりましたけれど、高知駅には定刻にて到着です。

P2243377
P2243377 posted by (C)fronte360

しかし乗り遅れた乗客、運転手さんに「ありがとう」って言わなかったな。
乗客のマナーの悪さに文句も言わず、JR四国・定時運行中です。


posted by fronte360 at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月24日

高知城は梅が満開

HI3C0053.JPGHI3C0054.JPG雲ひとつ無い陽気に誘われ、ベタですが、日曜市を冷やかしてから高知城に来ました。

梅が満開♪
梅の香りで満ち満ちてます。
しだれ梅、満開です。

メジロも梅の花をついばみ春爛漫、春を全身で体感しています。

いい気持ち♪

posted by fronte360 at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あんぱんまんがいっぱい

今日は「高知・龍馬マラソン」というのがあるらしいです。
「わざわざ高知で走ろう」と呼びかけの幟が立っています。

高知はどこまでも坂本龍馬で盛り上げようとしているのか・・・
骨までしゃぶっている、という批判もありますけどね。

龍馬の次は、あんぱんまんでしょうか。

P2233374
P2233374 posted by (C)fronte360

こちらはまだまだ現役でいてほしいものです。

P2233373
P2233373 posted by (C)fronte360


posted by fronte360 at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月23日

土佐文旦が安い

HI3C0052.JPG高知駅裏の小さな八百屋さん
おばさんとお婆さんの二人でやられているみたいで、時々立ち寄りますが、
今日行ったら、文旦が4つで250円。
安いなぁ〜!
しかも、小さいけど…と言って、ポンカンを3つオマケしてくれました。
また、文旦は皮が柔らかいのから食べるようにって言っくれましたし、会話が楽しいですよ。
高知はいい所や。

posted by fronte360 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ezeは春

HI3C0051.JPGデザートは華やか♪
柑橘の特集らしく味もまた爽やか!

しあわせ♪

posted by fronte360 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年初めてのeze

HI3C0050.JPG高知は暖かいなぁ〜♪

高知パレスホテルで美味しいお食事
高知の野菜をふんだんに使ってます。

posted by fronte360 at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レオノーラ・ミラ、ラヴェル/ピアノ協奏曲 ほか

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会(46)
ローマかギリシア神殿跡の写真に、マークをあしらった後期デザイン。

ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 -*
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲 -*
ファリャ/恋は魔術師から「火祭りの踊り」
 レオノーラ・ミラ(p)
  ピエール・コロンボ指揮 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 -*

P2023079
P2023079 posted by (C)fronte360

レオノーラ・ミラ(p)
1942年スペイン、バルセロナ県ジェルトルに生まれの女流ピアニストで作曲家。
名教師マリア・カナルスに師事、24歳で師の名を冠するコンクールで一位。
作曲家でもあり、自身の演奏・曲を発表する「LIMIT」レーベルを持っていて、
ピアノ協奏曲を少なくとも3曲、これと別に左手のためのピアノ協奏曲、
その他色々と作曲されているようです。
またナクソス・ミュージック・ライブラリーでも演奏を聴くことができます。
調べてみるまで知りませんでしたが、なかなかの才媛であります。

さて演奏ですが、一口でいうと豪快、でしょうか。
男性的な強いタッチで、ぐいぐいと弾きこなしてゆくといった感じです。
野性味があって面白いですね。

録音のせいかもしれませんし、当方のステレオ装置の特性もあるでしょうが、
オーケストラの演奏が色彩感がちょっと乏しく、平板な感じもして、
お洒落なフランス感覚というより、スペインの土俗的な色合いを感じます。
独奏しているファリャの「火祭りの踊り」で特徴がよく出ていると思います。

ここまで書いて、ヘッドフォンで確認してみると、けっこう華やかな印象も。
強引さだけでなく閃きも感じる情熱的なピアノに、ちょっと驚きました。
オケにも華やかさは感じますけど、キレが無いのと非力さで損している感じ。

お気に入りのピアノ協奏曲の第2楽章、太い線でしみじみとした情感を描き、
オケの非力さもここでは味になっているかもしれません。

ノイマンSX-68カッターヘッド使用。 左右の音の分離は問題ありませんし、
低音も出ているのですが、なんとなく平板な印象を持つ録音です。
録音場所が狭かったのかもしれません。
ファリャの独奏曲は響きも深くとれています。

2013年02月22日

SANSUI AU-D707F で聞きながら・・・ 山水電気雑感

山水電気が民事再生手続きに入ったのが昨年4月2日でした。
負債総額2億4,765万円、親会社が事実上の倒産状態になって資金繰りが悪化、
そして親会社の債権が取り立て不可能となって事実上の倒産でした。

再生手続きに入って、再生計画が裁判所で認められると生き延びるのですが、
実質何も作っていない状態が何年にも渡っていたので、このまま消滅か・・・
と思ってましたが、昨年末12月28日に再生計画が認可されました。

再生計画の詳細は知る由もありませんけれど
ドウシシャが、昨年11月末に SANSUI ブランドによる
「Bluetooth機能搭載スピーカーシステム」の新製品を発売し、
今月も「Bluetooth機能搭載モバイルスピーカー」の新製品を出しました。
ドウシシャが SANSUIブランドの日本国内ライセンスを取得したようですね。

単に SANSUIブランドが生き残った、ということだけなのかもしれません。
以前からの SANSUI ユーザが興味を示す製品とは違うコンセプトの製品で、
興味を持つ人がいるか分かりませんが、それでもここ数年出なかった新製品、
ちょっとはこの会社の復活に期待したいものです。

ところでサンスイのアンプ、根強い利用者・信奉者がいるようで、
オークションなどでも高値で取引されているようですね。
現在、使っているこの AU-D707F 、東京での単身赴任時代だった2009年1月
秋葉原ラジオ会館にある中古ショップの清進商会で 22,000円で捕獲しました。

購入後すぐスピーカAの片チャンネルの音が出なくなり、店に持って行き、
店主さんに話したらリレーの接点だろうと、洗浄をしてから快調です。
14kgもあるアンプ、山手線で田端−秋葉原の1.5往復は重たかったけれど。

AU-D707Fは30年以上前の製品なので、それなりの使用感もありますし、
phono では左チャンネルにわずかにハム音が鳴るようになりましたけど、
あまり気にならないので、そのまま使っています。
カートリッジやプレーヤの接続、アースなど真剣に見直すと改善できるかなぁ
なんて思いますけれど・・・

phono 以外はヴォリームを上げても無音、フォノイコライザー部の不具合、
一度見てもらったほうが良いのでしょうが、サンスイの正規サポートでは
基本料金 30,000円、リレー交換と半田補修および調整料も含め 33,630円。
これが昨年6月に修理した AU-D707X DECADE の費用でしたので、
今回もこれと同じくらいかかるとふんでいます。

AU-D707X DECADE は、phono がノイズでまったく音が出せない状態だったので
(多分、半田割れによる断線と思う)正規サポートに出しましたけど、
AU-D707F は普段は全く気にならないハム音なんで、もし調整に出すとしても、
元山水電気の技術者の方がやっているアクア・オーディオラボかな。
ここのホームページだと基本調整での料金は 18,000円程度のようですしね。

しかしなぁ 18,000円も出せば、中国製で音が良いと評判のデジタルアンプ、
2〜3台買えるかもしれませんね(レコードを聴くことは出来ないけれど)。
やはりアナログ・オーディオを一から始めようとするとハードル高いなぁ〜
なんて思ってしまいますね。 やっぱりニッチの世界でしかないと思います。
山水電気の復活、期待するもやはり前途多難ではないかと・・・

と、ここまで書いて思いつきました。
修理から戻ってきた AU-D707X DECADE は長男に占拠された部屋にあり
もっぱらCDを聴いているようなので AU-D707F と入れ替えてみましょうか。
AU-D707F は phono 以外は無音だし、AU-D707X DECADE の phono には
MCトランスが内蔵されていて、カートリッジ交換の楽しみも増しますしね。

問題は、AU-D707F の重量は 14kg で、AU-D707X DECADE の重量が 21.5kg
狭い家の中とはいえ1階2階を総重量 35.5kg を抱えて移動することかな。
配線も面倒やろし・・・と、考える毎に少々ひるんでくるのでした。

P2223353
P2223353 posted by (C)fronte360

SANSUI AU-D707F (1980年発売)

 型式:スーパー・フィードフォワード&DD/DCアンプ
 実効出力:95W+95W(8Ω、10Hz〜20kHz、THD 0.005%)
      95W+95W(8Ω、1kz、THD 0.003%)
 全高調波歪率(10Hz〜20kHz、実効出力時):0.005%以下
 混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1、SMPTE):0.008%以下
 出力帯域幅(IHF、両ch動作、THD 0.02%):5Hz〜80kHz
 ダンピングファクター(新IHF、20Hz〜20kHz):100(8Ω)
 周波数特性(1W):DC〜300kHz +0 -3dB
 SN比(Aネットワーク):110dB以上
 入力感度/入力インピーダンス(1kHz):
   Phono1、2 MM:2.5mV/47kΩ
   Phono1、2 MC(high/low):100μV、250μV/100Ω
   Tuner、AUX、Tape Play1、2:250mV/27kΩ
 Phono最大許容入力(1kHz、THD 0.01%):MM:200mV、MC:25mV
 出力レベル/インピーダンス(1kHz):Tape Rec:250mV(47kΩ)/600Ω
 全高調波歪率:Phono1、2 MM:0.005%以下(20Hz〜20kHz、5V)
 RIAA偏差(MM):20Hz〜20kHz ±0.2dB
 SN比(Aネットワーク):Phono1、2 MM:90dB以上、Phono1、2 MC:74dB以上
 トーンコントロール:Bass:+6〜-8dB(50Hz)、Treble:±6dB(10kHz)
 トーンセレクター:Bass:150Hz、300Hz、Treble:3kHz、6kHz
 フィルター:Low:16Hz(-3dB、6dB/oct)、High:20kHz(-3dB、6dB/oct)
 オーディオミューティング:-20dB
 定格消費電力(電気用品取締法):250W
 外形寸法:幅445×高さ163×奥行403mm
 重量:14.0kg

P2223355
P2223355 posted by (C)fronte360

そして肝心の音楽は・・・

 ヴィヴァルディ/合奏協奏曲「四季」
  ミシェル・シュヴァルベ(Vn)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   (1972年8月録音:スイス・サンモリッツ・フランス教会)

P2223356
P2223356 posted by (C)fronte360

このレコードが録音された1972年、ようやくクラシック音楽を聴き始めた頃、
カラヤンは金儲けのためにバロック音楽まで演るのか・・・などと言っていた
アンチ・カラヤンでしたが、馬齢を重ねた現在は、素直にカラヤンは巧い、
そんな風に思えるようになりました。

ジャケットの写真によると、第1ヴァイオリン6名、第2ヴァイオリン5名、
ヴィオラ4名、チェロ3名、コントラバス2名。
小編成の持つ機敏さと、豊かな響きのアンサンブルが堪能できますし、
シュヴァルベさんのソロ、豊穣な響きながらケレン味のない演奏もいいですね。

ヴォリュームを上げて聴くと、奥行き感もきちんと出ていますし、
この演奏ではチェロも通奏低音を演っているので、それもくっきりと出ます。
中音域の押しだしの強さがいい感じに振れているように思います。


posted by fronte360 at 23:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年最初の奈良東向あたり

2月17日(日)、とある検定試験のため近鉄奈良駅に降り立ちました。
ちょっと早く着いたので、試験会場の奈良女子大学に行く前にちょっと散歩。
まずは駅前・・・工事中です。

P2173286
P2173286 posted by (C)fronte360

フェンスの内側、天井部分が青の白いシートで囲われているのが、
近鉄奈良での待合せスポット、噴水の中に立つ行基さんの像であります。
ここにガラスの大屋根を付ける工事をしているんですね。 3月下旬完成予定?
奈良県のホームページにはそう書かれてますけれど・・・間に合うのかな??
完成イメージは → http://www.pref.nara.jp/secure/87704/ime-ji.pdf

P2173288
P2173288 posted by (C)fronte360

完成すると、雨の日でも濡れずに東向き商店街に入ることが出来そうです。
これはいいですね。

東向き商店街をまっすぐ進むと・・・日本聖公会奈良基督教会。
純日本建築、というか、お寺みたいですけどね、キリスト教会ですよ。
入口の屋根の上には、分かり難いけど、十字架があります。

P2173290
P2173290 posted by (C)fronte360

右奥に見える宝珠は、興福寺南円堂です。

P2173289
P2173289 posted by (C)fronte360

なお入口の門の右側の建物は、奈良女性センター
ここの1階にある「KIZUNA cafe きずなかふぇ」がお勧めだったりします。

一般社団法人障害者雇用促進センターが運営していて値段はリーズナブル、
何より綺麗で落着く場所で、最近は休憩するならここに決めてますけれど、
試験なので先を急ぐことにしました。


posted by fronte360 at 04:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 13-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月21日

TRIO KP-7300 で聞きながら・・・ アナログレコード雑感

先日、NHKのニュースでも流れていましたけれど、
2012年のアナログレコード売上枚数が前年2倍、40万枚強に伸びたそうです。
ビートルズやジャズの名盤復刻、ローリング・ストーンズのデビュー50周年など
アルバム復刻で好調なようです。

またアメリカでもアナログレコードの売り上げ枚数が急激に伸びているそうで、
2010年に280万枚、2011年は390万枚、2012年には460万枚となっています。

CDプレーヤが登場したのが1982年、1986年にはCD販売枚数がLPを追い抜き、
1990年になると、店頭で見かけることの無くなったレコードの復権か・・・

本当にそうでしょうかね、少々懐疑的です。

一時的に売れたとしても、レコードなど知らない若い世代が買わないとね、
古いプレーヤを捨てずに持っている年寄世代が懐かしさで買ってもなぁ・・・
市場拡大にはならなく、単なるニッチの世界のままではないでしょうか。

話は少々変わりますけれども、
製造業は将来の見通しを持って製品開発をする企業のイメージを持ってます。
パナソニックがベストセラー・プレーヤ SL-1200 の製造から撤退したり、
オーディオ・テクニカがカートリッジのラインナップを大幅に縮小、
ピカリングはカートリッジ製造を突如やめてしまいました。
そんな現実を見ると、余計に懐疑的になります。

ところで、クラブなど行ったことありませんが、
日本で一時期アナログレコードを牽引してくれていたDJシーンにおいても
(このおかげでプレーヤやカートリッジが供給されていたと思ってますが)
アナログレコードを扱う人が減ってきているそうです。
(CDやMP3などUSB接続された音源を利用してDJプレイできる装置があります)

レコードの方が音が良い、とよく言われますけれども・・・
アナログ録音されたものをアナログで聴くのだから良いのは分かりますが、
デジタル録音された最近の音源をアナログで聴いても良いのかな??
もっとも、当方の装置では違いが分かることはありませんが。

最後に、CDには寿命がありますね。
1980-90年頃のディスク、輸入盤は光にかざすとピンホールがあったりします。
寿命30年とか言われていたりもするので、そろそろ寿命かもしれませんね。
レコードは永遠に不滅・・・かもね(ちょっとした優越感が趣味の醍醐味)。

P2213346
P2213346 posted by (C)fronte360

TRIO KP-7300 (1976年発売?)

 駆動方式:ダイレクトドライブ
 モーター:20極30スロットDCサーボモーター
 ターンテーブル:33cmアルミダイキャスト製、2.6kg
 ターンテーブル慣性質量:400kg・cm2、440kg・cm2(ゴムシート含む)
 ワウ・フラッター:0.027%(WRMS)以下
 SN比:62dB以上(JIS)、70dB以上(DIN-B)
 最大トルク:1.1kg・cm
 外形寸法:幅490×高さ160×奥行423mm
 重量:16.0kg

トーンアームは Audio-technica AT-1100 に換装しています

 全長:337mm
 有効長:240mm
 オーバーハング:15mm
 最大トラッキング・エラー角:1°30'
 針圧:10〜1.6gr
 適合カートリッジ重量:4〜11gr
 ヘッドシェル:アームパイプ交換方式
 その他:DTS方式、オイルダンプ

  オリジナルのアームの有効長 237mm、オーバーハング 15mm なので
  ヘッドシェルの部分でカートリッジを 3mm 後ろにマウントします。

P2213349
P2213349 posted by (C)fronte360

カートリッジは、先日発掘した SHURE M75B Type 2

 周波数範囲:20Hz〜20kHz
 出力電圧:5.0mV(1kHz、5cm/s)
 チャンネルセパレーション:25dB以上(1kHz)
 チャンネルバランス:2dB以内
 適正負荷:47kΩ(70kHz以下、400pF〜500pF)
 インダクタンス:720mH
 直流抵抗:630Ω
 針先:1.5g〜3.0g
 自重:6g

そして肝心の音楽は・・・

 モーツァルト/弦楽四重奏曲第18番 K.464、第19番 K465「不協和音」
  ウィーン・アルバン・ベルク四重奏団
   (1977年6月22〜24日:ウィーン・テルデック・スタジオ録音)

P2213350
P2213350 posted by (C)fronte360

アルバン・ベルクSQの演奏は、現代的で瑞々しくて好きです。
発掘した SHURE M75B Type 2 のカートリッジは、レンジ感は狭くて、
スピード感も乏しいけれど、中音豊かによく纏まって鳴ってくれているので
ともすると鋭角的な印象になるアルバン・ベルクSQが豊かに鳴って、Good!


posted by fronte360 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする