こちらは1988年5月ロンドン録音による旧録音。
御馴染みジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団による伴奏です。
カデンツァは、すべて内田光子さんによるもの。

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旧録音は、20番+24番、短調の曲のセットが1,000円盤CDが再発されてますが、
これは1989年に発売されたオリジナル・レコード、オランダ・プレスの輸入盤。
1985年にこのコンビのシリーズが始まった頃、高いCD盤も出ていましたけど、
アナログ盤への拘り・・・ というよりアナログ盤の方が安かったものですから・・・
それでも結局、22番〜27番まで集めたところで子育てが大変になってしまって、
音盤収集は中断せざるを得なかった、そんな事も思い出すレコードです。
内田さんのモーツァルト、ロココ趣味ではなく思索的な演奏で進めるのですが、
伴奏がやや明るい色調なので、それはそれでバランスが取れているみたい。
とにかく休日の夜、少し心躍らせながら聴くにはよい演奏でしょう。