2013年01月13日

内田光子、モーツァルト/ピアノ協奏曲第24、25番

内田光子さん、クリーヴランド管弦楽団を弾き振りした新録音が出ていますが、
こちらは1988年5月ロンドン録音による旧録音。
御馴染みジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団による伴奏です。
カデンツァは、すべて内田光子さんによるもの。

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P1133051 posted by (C)fronte360

旧録音は、20番+24番、短調の曲のセットが1,000円盤CDが再発されてますが、
これは1989年に発売されたオリジナル・レコード、オランダ・プレスの輸入盤。

1985年にこのコンビのシリーズが始まった頃、高いCD盤も出ていましたけど、
アナログ盤への拘り・・・ というよりアナログ盤の方が安かったものですから・・・
それでも結局、22番〜27番まで集めたところで子育てが大変になってしまって、
音盤収集は中断せざるを得なかった、そんな事も思い出すレコードです。

内田さんのモーツァルト、ロココ趣味ではなく思索的な演奏で進めるのですが、
伴奏がやや明るい色調なので、それはそれでバランスが取れているみたい。
とにかく休日の夜、少し心躍らせながら聴くにはよい演奏でしょう。

posted by fronte360 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリア弦楽四重奏団、ハイドン/弦楽四重奏曲「ひばり」「五度」

年始早々の三連休中日、ようやくほっと落ち着いた休日の早朝。
ステレオ・サブシステムに灯を入れて聴くのは、ハイドンの弦楽四重奏曲。
演奏は、クアトロ・イタリアーノ イタリア弦楽四重奏団。

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P1133010 posted by (C)fronte360

「ひばり」の明朗でしなやか、よく歌う演奏など、彼らの真骨頂でしょう。
休日の早朝にはぴったりであると思います。

しかしながら最近のお気に入りは短調の「五度」。 特に第3楽章。
ヴァイオリン2本とヴィオラ・チェロが二組に分かれて奏し始める緊張感、
それが流麗なアンサンブルへと転じてゆくのがたまらなく好きになりました。

かつてハイドンは、モーツァルトよりも地味な作曲家というイメージで
面白みが少なく退屈なイメージだったのですが、地味が滋味に変わりました。
このところ、めっきりとマーラーなどの大曲には食指が伸びなくなってしまい、
室内楽をチョイスする事が多くなりました。 年取ったなぁ、と実感します。

残念なのは、手持ちに室内楽の音盤が極端に少ないこと。

東京での単身赴任時代ならば、ご近所の図書館にふらりと歩いていって、
興味の湧いたものをごっそりと借りれば済んだのですれど・・・
特に文京区には、全部で11館の図書館・図書室がありましたものね。
散歩のついでにトイレを借り、CDも借りて帰るのは日常茶飯でしたから。

行政サービス、人の数(税金の多寡)に比例するのでしょうけれど、
当地、奈良西部には図書館が徒歩圏にあるもののCDの貸し出しはなくて、
電車に乗り、市街地の中央図書館まで行かないといけないのでは・・・

とにかく、天気は下り坂になるみたい。
午前中、ちょいと散歩に出るなど、有意義に休日を過ごしたいですね。

posted by fronte360 at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高知・青春18きっぷの旅、朝倉神社の狛犬さんなど

1月1日、土佐國二之宮・朝倉神社の続き。
ちょっと前に戻って、土佐電鉄伊野線「朝倉神社前」の電停あたり
朝倉神社を示す石柱が立っています。

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P1012803 posted by (C)fronte360

駐車場、踏切、そして参道へと進むのですが、参道入口にたたずむ狛犬さん
昭和九年 月並講 と台座には書かれています。

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P1012807 posted by (C)fronte360

こちらは境内の入口、手水舎の手前にてたたずむ狛犬さん
苔むしていて風格ありますが、アップにするとなかなか愛嬌もありますね。

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P1012811 posted by (C)fronte360

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そして脇にはこんな石柱も立っていました。
百度石軍人安全

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P1012815 posted by (C)fronte360

千度石、こんなのもあるのですね。

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P1012816 posted by (C)fronte360

これは社殿前にたたずむ狛犬さん
わやらかな表情がなごませてくれる感じがします。

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P1012819 posted by (C)fronte360

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そして2代藩主山内忠義公が明暦3年(1657年)に寄進した石の大灯籠
石材は摂津(兵庫県)の御影石と書かれています。

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P1012824 posted by (C)fronte360

7月24日は夏祭り
そのとき、旧朝倉村の時分より大切に伝えられてきた絵金の襖絵が公開され、
大勢の参拝客で賑わうのだそうです。

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P1012837 posted by (C)fronte360

11月23日は秋祭り
100人以上がお旅所を目指して神輿とともに練り歩く神幸(おばなれ)や、
地元に伝わる棒振り、神相撲、ナンモンデ踊りなどが奉納され、
高知市の無形民俗文化財にも指定されて賑わうそうです。

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P1012842 posted by (C)fronte360

これらのお祭り、旅程が合いそうにありませんが、いずれ訪れたいですね。
とにかく今年の元日はお正月らしいいい天気にも恵まれ、
心健やかに朝倉神社を後にしました。

posted by fronte360 at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする