永遠のお姉さん・桃井かおりさんの6枚目のアルバムは
1979年8月28日渋谷公会堂での初のワンマン・コンサートを収録しています。
1979年11月25日発売。
PA202125 posted by (C)fronte360
プロデュースは荒木一郎ですが、インレートカードに以下の記載ありました。
今回の「KAORI MOMOI CONCERT」はプロデューサー荒木一朗の制作意図のもとに「ドキュメント8月28日」のテーマをもって、ステージ以外での録音(楽屋、練習場などの収録、構成)を行って来ましたが、事務所側の意図変更希望により、ステージ場での録音のみ制作されたものです。
ファンの皆様には今までの桃井かおり+プロデューサー荒木一郎という素晴らしいコンビの作品がお届けできませんでしたが、桃井かおりの語りを含めた女優として、歌手としての個性を楽しんでいただけたらと思います。
ファンの皆様の率直なご意見をお聞かせ下さい。(制作後記)
収録された語りを聞いていると、前日の舞台稽古で足を骨折されたそうで、
よって当日はイスに腰掛けてのコンサートとなったようです。
しかし、ステージでは相変わらずタバコを吸い、カティーサークを飲んで、
倦怠感のある独特なしゃべり方・歌い方での桃井節が全開。
ブスブスと連呼するような「ブスの唄」はアップテンポの明るい曲、
女に向かってブスと言う様な あなたのブスさが許せないの
結局のところブスと言うヤツがブスなんだということ。
ラストの「プカプカ」は西岡恭蔵の名曲、桃井さんによく似合ってますかね、
ブラスも入って陽気に締めくくります。 編曲は全曲井上鑑が担当。
手元の盤には演奏者が書かれた資料が入っていないのが残念です。
(ゴミ箱から100円で拾ってきたようなものですから仕方ありません)
独特の存在感が漂う桃井さんらしいライブ・アルバムです。
Sise A
KAORIのテーマ
夢
傘屋さんの唄
娼婦壱輪
傘もささずに
陽炎の唄
ブスの唄
Side B
昔のことなんか
尻軽女ブルース
少年時代
たばこ止めないの
ドシャブリ猫
プカプカ
2012年10月20日
カール・シューリヒト、シューマン/交響曲第3番「ライン」
ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
ワイングラスにカエデの枝をあしらったデザインは石版画みたいです。
シューマン/交響曲第3番変ホ長調、作品97「ライン」
シューマン/マンフレッド序曲、作品115
カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト南ドイツ放送交響楽団
PA132030 posted by (C)fronte360
シューリヒトらしく、快速テンポで一気呵成に最後まで突き進む「ライン」。
彼のファンにはたまらない演奏であると思います。
シューマン好きにとっては、このような演奏も良いのかもしれませんけれど、
あれよあれよ・・・という間に進んで終ってしまうのでちょっと複雑です。
オケを充分に鳴らした良い演奏とは思いますけれど。
あとシューリヒトらしく、楽譜にはあれこれと手を入れています。
耳慣れない楽器の響きが重なっていたり、フレーズの処理が違っていたりして、
それを耳にする驚きや、納得、疑問もまた聴く楽しみであると思います。
詳細は、山本晴望さんの「ラインを聴く」シリーズの記載が詳しいです。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/rhein.cgi?vew=17
山本さんの記事を紹介してしまうと、自分の記載がいかに内容が無いものか・・・
これを露呈しまうので、今回はこの位で終わりとしましょう。
なお録音は1960年12月、ステレオ録音。細部まで捕らえられた明快な音ですが、
当方のサブ・システムではスピーカーがチープなためか、音がやや混濁気味。
メイン・システムでは前後の奥行きが出て聴きやすくなりました。
このため、サブ・システムではヘッドホンで聴き直して気付いたのですが、
ヴァイオリンは左右に振り分けられているようでもありますけれど、
コントラバスが右より聴こえて、通常配置かな、とも思えます。
マンフレッド序曲は通常配置のようでした。
ワイングラスにカエデの枝をあしらったデザインは石版画みたいです。
シューマン/交響曲第3番変ホ長調、作品97「ライン」
シューマン/マンフレッド序曲、作品115
カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト南ドイツ放送交響楽団
PA132030 posted by (C)fronte360
シューリヒトらしく、快速テンポで一気呵成に最後まで突き進む「ライン」。
彼のファンにはたまらない演奏であると思います。
シューマン好きにとっては、このような演奏も良いのかもしれませんけれど、
あれよあれよ・・・という間に進んで終ってしまうのでちょっと複雑です。
オケを充分に鳴らした良い演奏とは思いますけれど。
あとシューリヒトらしく、楽譜にはあれこれと手を入れています。
耳慣れない楽器の響きが重なっていたり、フレーズの処理が違っていたりして、
それを耳にする驚きや、納得、疑問もまた聴く楽しみであると思います。
詳細は、山本晴望さんの「ラインを聴く」シリーズの記載が詳しいです。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/rhein.cgi?vew=17
山本さんの記事を紹介してしまうと、自分の記載がいかに内容が無いものか・・・
これを露呈しまうので、今回はこの位で終わりとしましょう。
なお録音は1960年12月、ステレオ録音。細部まで捕らえられた明快な音ですが、
当方のサブ・システムではスピーカーがチープなためか、音がやや混濁気味。
メイン・システムでは前後の奥行きが出て聴きやすくなりました。
このため、サブ・システムではヘッドホンで聴き直して気付いたのですが、
ヴァイオリンは左右に振り分けられているようでもありますけれど、
コントラバスが右より聴こえて、通常配置かな、とも思えます。
マンフレッド序曲は通常配置のようでした。