2012年10月06日

荒井由実 / YUMING BRAND (ユーミン・ブランド)

昨日の反省で、午前中というか正午間近でしたけれど、若江岩田を散歩、
なかなか良い神社にもお参りでき、そればまた後日紹介したいと思いますが、
1ℓの野菜ジュース×2本、1ℓの牛乳×1本、重い買物をして戻ってきました。

そろそろ本腰を入れて検定試験の勉強もせねばならないのですけれど・・・
昨夜「MISSLIM」を聴いたので、今宵は「YUMING BRAND」(ユーミン・ブランド)

1976年6月20日発売、荒井由実名義での初のベストアルバム
「COBALT HOUR」(1975年)と、「14番目の月」(1976年)の間に出てました。

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PA062018 posted by (C)fronte360

このアルバムを聴くと思い出すのは札幌のユースホステルかな、
所属していたクラブでの遠征で宿泊したとき、朝に流れていたように思います。
それまでラジオで単発で耳にしていた曲が一気に流れてワクワク・・・
ベスト盤なんで当たり前なのですけれど、いいなぁ、と思ったのでした。

帯広で誰からレコードを借りたのかな(アームの持ち主Yくんだったかな)
カセットテープに録音したもので長く聴いていました。

ああっ、それからもう35年もの歳月が流れているのですねぇ。
ちぃっとも成長しないうちに朽ち果てようとしているようで愕然とします。

Side A
 あの日にかえりたい
 少しだけ片想い
 やさしさに包まれたなら
 魔法の鏡
 ルージュの伝言

Side B
 12月の雨
 瞳を閉じて
 きっと言える
 ベルベット・イースター
 翳りゆく部屋

posted by fronte360 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オッテルロー、ベートーヴェン/交響曲第7番

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
ジャケットのデザインも可愛いですが、色使いがまた落ち着いて好きです。

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調 op.92
ベートーヴェン/序曲「シュテファン王」op.117
 ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団

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オッテルローもコンサートホール・ソサエティには多数録音を残していますが、
残念ながら日本では一般的には人気の無かった指揮者の部類に入るでしょう。
オランダの実力派指揮者ではあったのですけれど。

ベートーヴェンの交響曲第7番、いわゆる「のだめ効果」でよく耳にしますが、
天邪鬼なんで、レコードで落ち着いて聴いたのは、久しぶりな気がします。

気を衒わず、正面をしっかりと向いた演奏ながら劇的であり、
しなやかさをも感じさせるのは、オッテルローの特質であると思いました。
ウィーン音楽祭管弦楽団、実際はウィーン交響楽団の録音用名称なので・・・
と解説に書かれているように、引き締まった低弦などに安定感を感じます。
なかでも第3・4楽章に彼の上手さがよく出ているのではないかな。

手持ちの盤はややスクラッチノイズを拾いますけれども、
モノラル録音ながら全般的に細部までよく捉えられた録音であると思います。
ただし残念なのは第4楽章、ホルンの強奏が引っ込んでしまって聴き取り難く、
フィナーレでは、録音レベルが急に下げられ、音像が急に遠のいてしまいます。
ちょっと興ざめ・・・、それだけ燃え上がった演奏を拾いきれなかったのか・・・
とにかく残念な録音でした。

なお「シュテファン王」序曲は、躍動感あるプレスト部分のノリの良さ、
管楽器ソロは少々チープで朴訥とした味わいながら、弦との絡みの妙も味わえ、
この曲をこんな風に面白く聴いたのは初めてかもしれません。

posted by fronte360 at 17:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

式内鴨高田神社

9月29日(土)、週末に台風接近との報が流れていましたので、
晴れ間がまだ見えているうちにと、 近鉄奈良線・河内永和駅に降り立ちました。
目的地は、駅の北方に鎮座している式内鴨高田神社

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「式内」とは延長5年(927年)に編纂された「延喜式神名帳」に記載されている、
つまり当時より存在している古い神社ですよ、ってこと。
全国で2861社が記載されているそうです。

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創建は白鳳2年(673年)、鴨(賀茂)氏の一族が祖神を祀ったに始まるそうで、
祭神に速須佐之男命及び大鴨積命(素盞鳴命の十一世孫で、鴨氏の開祖)。
中世に岩清水八幡宮領となり、神功皇后・応神天皇を合祀、八幡宮と称した、
との記載がありました。

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P9291917 posted by (C)fronte360

この近辺、こちらに戻ってからの散歩を始めて知ったのですが、
先の大戦での空襲による被害ではなく、元和元年(1615年)の大坂夏の陣
この兵火で社殿等が焼失している例が多く、この神社も例外ではありません。

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P9291906 posted by (C)fronte360

大坂夏の陣ののち数年を経て再建とあるので、地元の信仰の厚さが伺えます。
なお現在の社殿・拝殿は、明治14年(1907年)の再建によるものとのこと。
昭和38年に花火の失火で本殿・檜皮葺屋根が半焼、銅板による葺き替え修理、
また阪神淡路大震災での被害より、耐火・耐震補強も行われたそうです。

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P9291907 posted by (C)fronte360

拝殿の前の狛犬は新しいものでパスしましたけれど、
入ることが出来ない本殿前の狛犬、これがなかなかの迫力、力作です。

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P9291908 posted by (C)fronte360

さて、お参りを済ませて、境内を散策。
女性の方がお一人で掃除をされており、掃き清められた境内が気持ち良く、
陳腐な表現になってしまいますが、心も洗われるようです。

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P9291915 posted by (C)fronte360

本殿は、樹木と玉垣に囲まれ、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
先日伺った神社の工事用フェンスはいただけませんでした。

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P9291914 posted by (C)fronte360

境内にある末社の鴨戎社。

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P9291918 posted by (C)fronte360

単なる石造かと思いきや、これがご祭神、裸のままむき出しで祀られています。
戎さんの傍らの鯛も、そう言われて見ると、なかなかの迫力。
ご利益ありそうな感じ。

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P9291920 posted by (C)fronte360

拝殿西側の樹齢約1000年といわれる樟(クスノキ)、
雷が落ちたのでしょうか、焼けた跡があって幹が残る程度になっていますが・・・

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P9291923 posted by (C)fronte360

通称「お駒樟」と呼ばれ、その昔、お駒狐が棲んでいたとか、
お駒という女性がこの木に呪詛の釘を打ち込んで願が叶えられたのだとか。
そう言われてみると、そんな雰囲気ありますね。

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P9291921 posted by (C)fronte360

鴨高田神社、駅から200mほどの近さなのに落ち着く場所でした。
さて、次の目的地はこの神社の北側にありますが、それはまた後ほど・・・

posted by fronte360 at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする