最近の記事

2012年10月01日

オドノポゾフ、メンデルスゾーン&パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
このジャケットも好きです。 ヴァイオリンの弓が軌跡となっています。

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
 リカルド・オドノポゾフ(ヴァイオリン)
 ジャンフランコ・リヴォリ指揮ジュネーヴ放送交響楽団

P9301955
P9301955 posted by (C)fronte360

コンサートホール盤収集の盟友・日下部さんのサイトにあるジャケット写真は、
full stereo と印刷され、レコード番号が SM-2205 となってますけれど、
手元にあるのは M-2205 で、実際に聴く限りモノラル録音でした。

モノラルですが上質な録音、何よりリカルド・オドノポゾフの美音にうっとり。
端正なメンデルスゾーンの協奏曲に、久しぶりにぞくぞくっときました。
そしてパガニーニでは艶やかで伸びやかな歌いまわし、伴奏のリヴォリも好調。
ジャケットだけではなく、これも内容の良いアルバムです。

リカルド・オドノポゾフ(1914〜2004年)、両親がロシア人のアルゼンチン生れ。
1927年にベルリン高等音楽院に入学、カール・フレッシュに師事し、
1934〜8年 ウィーンフィルのコンサートマスターを務め、
1937年 第1回イザイ・コンクール(現エリザベート王妃国際コンクール)で、
ダヴィド・オイストラフに次ぐ2位入賞という輝かしい腕前の持ち主です。

しかしウィーンフィルの地位をウォルフガング・シュナイダーハンに取られ、
大戦中にアメリカに渡って、1944年にはカーネギーホール・デビューするも、
戦後 1956年 ウィーンに戻って、ウィーン音楽大学の教授となりました。

このため演奏家としては第一線から退いたような感じとなっていましたけれど、
コンサートホール・ソサエティには彼の録音がいくつか残っているようです。
ざっと調べたところ、手元には3種類あることが確認できました。
(あと1種未入手のようです)

またおいおいと聴いてゆきたいと思います。


posted by fronte360 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みやのまえ文化の郷・旧岡田家住宅

ちょいと寄り道してしまいました・・・9月22日に戻りまして、
みやのまえ文化の郷・旧石橋家住宅の隣、今度は旧岡田家住宅に入ります。

P9221823
P9221823 posted by (C)fronte360

江戸時代の延宝2年(1674年)に建てられた町家、
建立当初から酒造業を営み、内部では伊丹の酒造業の歴史が展示されてます。

P9221801
P9221801 posted by (C)fronte360

内部は旧石橋家住宅よりかなり広くて、酒造りの遺構が目を引きます。

P9221808
P9221808 posted by (C)fronte360

酒蔵は現存する最古のもので、伊丹の酒造業の歴史を今に伝える重要な文化財、
平成4年1月21日、国の重要文化財にも指定されたとのこと。

P9221812
P9221812 posted by (C)fronte360

これは市内の別の場所で発掘された、江戸時代後期の男柱だそうですが、
酒造りの道具類は、後で訪れた白雪の長寿蔵でも展示されてますけど、
ここは空間そのものが酒造り、その雰囲気を色濃く残しています。

P9221819
P9221819 posted by (C)fronte360

これは酒搾りの道具、酒槽(ふね)に醪(もろみ)を入れた酒袋を重ね入れ、
男柱(縦になっている柱)に差し込んだ、はね棒の先に石の重しをぶら下げて、
「てこ」の原理で酒を搾るものですけれど・・・

P9221818
P9221818 posted by (C)fronte360

木の色の濃い男柱ですが、この下の方(ちょっと色が薄くなっている部分)は
酒蔵の土の中から腐らずに発見された正徳5年(1715年)頃に造られた基礎、
これ以外はレプリカなんだそうですが、まさしく酒造りがされていた所の証拠。

P9221805
P9221805 posted by (C)fronte360

ここが岡田家の所有となったのが明治33年、兵庫県内に現存する最古の町家、
年代が確実な17世紀の町家としては、全国的にも貴重なのだそうです。

P9221820
P9221820 posted by (C)fronte360

それだけに見どころ満載です。

P9221809
P9221809 posted by (C)fronte360

なお隣接する柿衞文庫の創設者はここの当主で、京都帝国大学文学部国文科卒。
梅花女子専門学校・聖心女子大学などで教鞭をとるとともに、
伊丹町長・市長を務められたとのこと。

P9221803
P9221803 posted by (C)fronte360

いい空間でした。
さあて、ここを出て今度は進路を北にとりましょう。

.
posted by fronte360 at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする