2012年10月25日

尾崎亜美 / LITTLE FANTASY

1979年10月5日発売、尾崎亜美の5枚目のアルバム。
総ての作詞/作曲/編曲に加え、プロデュースも尾崎亜美が単独で行ってます。

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個人的には前作「プリズミー」が最高傑作と思っていますけれど、
このアルバムもよく纏まっていて完成度は高いと思います。

1979年、帯広のレコード店オイカワで新譜を購入した記憶があります。
貧乏学生にとっての 2,500円、なかなか勇気のいる出費でした。
だからこのアルバムもよく聴きましたよ。
いったんカセットテープにダビングして、カセットで何度も何度も・・・
こうして原盤のレコードは大切に扱ったものでした。

このアルバムでは松武秀樹のシンセがこれまでよりもより前面に出てきて、
YMOブーム到来直前、シンセがカッコよく感じたのでした。

どの曲も懐かしいのですけれど、
今こうして聴き返してみると「FOR YOU」はやっぱりいい曲だな、と思います。
あと「少年の炎を消さないで」もいいですね。
演奏では「心にメイクアップ」のベースとドラムのリズム部隊がカッコ良いなぁ。
ギター:鈴木茂、ベース:後藤次利、ドラムス:林立夫、です。


Side A
 FOR YOU
 LITTLE FANTASY
 BLUE CITY
 香港紙人形
 RAIN WALTZ & LOVING YOU

Side B
 ジェシー
 スローダンシング
 少年の炎を消さないで
 心にメイクアップ
 午前五時の旋律

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岩城宏之、リスト/ハンガリー狂詩曲集

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
日本人指揮者にちなんで、鶴が横笛(?)を咥えて飛ぶデザインが印象的です。

リスト/ハンガリー狂詩曲
 第2番、第15番「ラコッツィ行進曲」、第6番、第5番、第12番
  岩城宏之指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団

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日本の指揮者がヨーロッパで録音した最初の本格的LP
冒頭にこう書かれ、かつて貴志康一がベルリンフィルと録音した例や、
上田仁がレニングラードフィルと録音した例を挙げつつ、この録音については、
コンサート・ホール・ソサエティが、岩城宏之をミュンヘンからウィーンに招き、
録音したことは、我が国の芸術的な力量が認められたからだとあります。

録音は、1963年4月末〜5月初、ウィーンのバイヤリッシャー・ホール。
同時期に本欄でも紹介したシューリヒトがウィンナ・ワルツを録音しており、
同じウィーン国立歌劇場管弦楽団、つまりウィーンフィルを振った録音であると、
ジャケットの記載からも読み取れます。

またこの録音直後の岩城さんが書いた手紙の一部も記載されています。
興味深い内容なので、長文ですが引用しておきます。

ミュンヘンの放送交響楽団を指揮した翌日、すぐにウィーンに飛んで<コンサート・ホール>のためのレコーディングをしました。・・・・・・バイヤリッシャー・ホールというのは連れ込み宿のようなボロ・ホテルで、初めて入った時には、こんなバカな所でと思いましたが、音響効果は実に良いのです。楽譜はウィーン・フィルハーモニーのものを使いましたが、スコアに今まで使った指揮者のサインがしてあり・・・・・・ワインガルトナーやリヒャルト・シュトラウスの名前もあって、大変ありがたい感じがします。あまり演奏されない曲でワインガルトナーがウィーンでやり、その何年か後にシュトラウスが南米の演奏旅行の時に演奏したというサインがあり、前者がオーケストレーションを何ヶ所か変えた物を、後者が赤エンピツで元通りに直し返し、しかも<こんなバカなことをしやがって!>と悪口を書いたものもあったりで、たいへん興味深いスコアでした。

さて肝心の演奏ですが、かつて欧州で「火山のごとき」と評されたとおり、
しっかりとした構成感を保ちつつ、若々しい生命力が迸り出るような演奏です。
オーケストラをぐいぐいとドライブしているのを聴くと、
「若さの特権」この言葉がふっと浮かんできました。
この意味から言っても故岩城宏之さんの記念碑的な演奏であると思われます。

手持ちのは、あいにくのモノラル録音盤。
同時期に良質なステレオでシューリヒトが録音しているので残念です。

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2012年10月24日

河内花園・津原神社

2週間前、10月13日(土)河内花園駅前の商店街抜けて南に約300m
津原神社の背後に到着、ぐるっと回って正面より入ります。

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この神社も創建は不明ながら延喜式内社、古社であります。
由緒はちょっと長いけれど、要約すると以下のとおり。

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古代この社の祖神 天玉櫛彦之命が兇賊を鎮圧した功により所領として賜わり、
その子孫がこの地を治めていました。
天平勝宝6年(754年)、河内郡一帯に風水害が甚だしく村人が窮迫するも術なく、
回復を祈るばかり。その時、可美村の八幡宮の祀部に神託があり、
「大和川の上流より橘の枝と櫛笥を流し、 その櫛笥の流れ止まる所に
神を祀ったなれば、風水の禍は自ら治まるであろう・・・」
その神託に従い、大和川の上流より櫛と橘を流すと、
橘は若宮八幡宮の辺り、櫛がこの地に留まったので、この地に社を建て、
天児屋根命ならびに玉櫛之荘の祖神 天玉櫛彦之命、天櫛玉命をお祀りすると、
すると風水はたちどころに治まり、甚だしい風水害を蒙る事がなくなった。

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そしてこの神社の背後にある「津原の池」は
この時の池が現在まで保存されていて、御神体とされているそうです。

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日照りの時には雨乞いをし、池の水を田んぼに汲み出した伝えられている
とのことです。

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なお、池の中では、カメさんが日光浴を楽しんでいました。

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拝殿に戻って、拝殿の狛犬さん、足元が風化しかかっていますが、
年代を感じさせる立派なものです。

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あいにく左側のは日陰になってしまいました。

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拝殿でお参りをし、拝殿奥を写させてもらいました。

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拝殿の上の龍の彫刻を立派なものですよ。

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拝殿脇に建つ納札所の看板が付けられた建物は絵馬堂でしょうか

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中には、古い額や写真などが貼ってありました。

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境内には摂社なども色々とあって興味尽きませんが、ちょいと用事もあるので、
ここを出ることにしましょう。

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ところで、この神社の境内には、鳥居がありません。
鳥居を見に行ってから戻ることにしました。

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2012年10月23日

アイヒラー、フロインド、モーツァルト/クラリネット、ホルン協奏曲集

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
クラリネットとホルンをあしらったカラフルでお洒落なデザイン。

モーツァルト/クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
モーツァルト/ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K.412
モーツァルト/ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447
 ロルフ・アイヒラー(cl)
 ローベルト・フロインド(hr)
  ウィルフリード・ベッチャー指揮 ウィーン国立交響楽団

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クラリネットのロルフ・アイヒラーは、プリンツと並びウラッハの最後の弟子。
長くウィーン・トーンキュンストラ管弦楽団の首席奏者を務め、1952-4年には、
NHK交響楽団首席奏者を務める傍ら東京芸術大学でも指導にあたっており、
現在もクラリネットを学ぶ必携の教則本「Scales for clarinet」を執筆。
日本のクラリネット界では非常に有名な人とのことです。

ホルンのローベルト・フロインドは、ウィーン生まれでフライベルクに師事。
フィルハーモニカ・フンガリカの団員ののちウィーン交響楽団第1ホルン奏者、
サヴァリッシュ指揮のもと同団で来日しています。
ウィーン響首席によるウィーン管楽五重奏団や、ウィーンフィルにも加わって、
バーンスタイン指揮のマーラーの交響曲では5番奏者で名を連ねていました。

指揮のウィルフリード・ベッチャーはジャケットに以下の記載があります。
1962年10月にウィーン室内合奏団をひきいて来日しましたが(1929年ブレーメン生)、チェロ独奏家としても令名があり、1958年からウィーン音楽大学のチェロと室内楽の主任教授という要職にあります。ウィーン室内合奏団がバッロク音楽の権威であるノイマイヤー教授とベッチャーの指導によって1959年創立後まもなく国際的に高い評価をえたことからも知られるとおり、彼はモーツァルトをその一人とするウィーン古典派の音楽に通暁し、すぐれた指導力の持ち主として、近年は広くヨーロッパで活躍しています。

演奏のウィーン国立交響楽団は正体不明ですが、国立歌劇場のオーケストラ、
そう見るのが妥当だと思います。

演奏もまた落ち着いた解釈の中に、香りたつような華やかさがにじみ出ていて、
名人芸を堪能するより曲そのものを十二分に楽しめる演奏に仕上がっています。
先生による演奏にありがちな端正すぎたり、噛んで含めるようだったりと、
面白みに欠けるようなことはなく、なかなかの佳演であると思います。

フロインドのホルンが渋い響きながら明朗、若々しい生命力を感じますけれど、
それを振り回すことなくしっかりとした演奏に好感が持てました。
アイヒラーのクラリネットはまろやかな響きが特徴でしょうか、声高にならず、
常に落ち着いた雰囲気を漂わせている感じでしょうか。

録音は、シンクロ・ステレオとなっていますが、ヘッドフォンで確認しても、
しっかりとしたステレオ録音で左右の分離も無理がありません。
低域にも芯があってよく纏まった録音だと思います。
ただ手持ちの盤質が良くなくスクラッチノイズも時おり拾う状態なので、
内周でホルンなどが歪むのは仕方ない感じでしょうか。

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2012年10月22日

河内花園・点景

2週間前になりますが、10月13日(土) 再び河内花園駅に降り立ちました。
東花園駅で乗り換えた阪神電車の普通電車を見送ります。

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この駅も木で造られた長ベンチが健在です。
向こうの自販機の更に向こうにまだ2つの長ベンチがあったりします。
人に優しい駅です。

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この駅も来年2月には高架駅となってしまうので、踏切からちょいと見納め。

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踏切を渡らず、駅南側に出ます。

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PA132087 posted by (C)fronte360

前回も通った花園商店街のアーケードがほんの少しあって、
これを抜けると、津原神社の例祭の提灯が飾ってありました。

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これを見て左折すると、花園本町商店街になります。
商店街に活気がある街はいいですね、歩いていても気分が浮き立ちます。

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駅の南口、奥に奈良方面行きの高架ホーム、その向こうは駅前再開発ビル。
手前も銀行などに挟まれて、ちょいと窮屈な感じです。

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さて、花園本町商店街を離れ、目的地に向かいましょう。

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2012年10月21日

オーケストラ千里山 第19回定期演奏会

日時:2012年10月21日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:吹田市文化会館メイシアター・大ホール

曲目:モーツァルト/「フィガロの結婚」序曲-*
   シューベルト/交響曲第7番「未完成」
   シベリウス/交響曲第2番
   (アンコール)失念

指揮:船曳圭一郎(客演)、森郁三(-* 団員)

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シベリウスの交響曲第2番、明るくふくよかに響かせた開始より、終始地に足のついた、じっくりとした表現、大きな呼吸でもって最後まで見事に演じ切りました。 横一列に並んだ金管楽器の響きは一枚板のような音圧、柔らかで艶やかな各木管楽器のソロも見事なら、分奏のしっかりとした弦楽器、とくに低弦が終始芯となった安定したアンサンブルも申し分ありません。 巧いオケに成長したものだと感心することしきり。 月並みな表現ながら素晴らしい演奏に大きな拍手を贈りました。

意外といっては失礼ですが、指揮者の船曳さん、気まぐれで時にオケ全体を見渡さずに細部にこだわるような印象を持っていましたけれど、しっかりとした構成感をオケに呈示して曲を丁寧に進めます。 終楽章のフィナーレ、左手を挙げたあと多少力を込めた以外は決して煽ることなく、冷静にオケ全体を見渡してリードしていたのが印象的でした。 このためか、終始やや遅いテンポだったと感じました。 やや噛んで含めるような感じも時にしましたけれど、これもオケの持ち味を十二分に引き出すべくそうしていたのでしょう。 オケも奮闘、これらが見事にツボに入っていたようです。 今日の演奏、成功に導いた立役者は船曳さんであったことは間違いないでしょう。

船曳さん、未完成交響曲でも指揮台の上に仁王立ちとなって力を込めていました。 深くハリのある響き、十二分にタメを作って曲を展開もさせますが、大きな呼吸でもって曲を進めているので、あざとさは感じません。 ここでもクラリネットなど、いい響きを聴かせてくれましたけれど、耳が常に曲全体に移ってゆくような感じ。 自然な呼吸による盛り上がり、ふっと熱気を冷ました第1楽章の終結部。 フィナーレに向け音量を一段を上げたあと丁寧に纏めた第2楽章も聴き応えありました。 このオケと船曳さんは何度か競演されているそうなので、相性が良いのかもしれませんね。

なお冒頭に演奏された団内指揮者の森さんによるフィガロの結婚序曲、冒頭のコントラバスの響きが芯になって届いてきたのにはおっと驚きました。 丁寧に振り分けつつ曲を進めていましたが、練習量の違いでしょうね、少々ダンゴになって聴こえたりもしましたけれど、よく纏まった演奏でした。

オーケストラ千里山、2003年10月5日の第7回定期演奏会より聴き始めました。 当時は団内指揮者による演奏会でしたが、翌第8回より現在のようにプロ指揮者による指導を受けた演奏会となり、今日に繋がっています。 来年は第20回の定期演奏会とのこと。 ますますの飛躍を期待したいと思います。

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<総集編> コンサートホール・ソサエティ盤大会

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リリー・クラウス、ベートーヴェン/ピアノソナタ集

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
荒涼たる草原に曇り空、木立の向こうは湖沼でしょうか、シックな写真です。

ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13「悲愴」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 作品49-1「ソナチネ」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」
 リリー・クラウス(p)

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モーツァルトの名演奏家として知られたリリー・クラウスですが、
コンサートホール・ソサエティにはベートーヴェンのソナタも残していて、
きりっと引き締めつつも女流演奏家らしい表情が垣間見える演奏です。

「悲愴」の第2楽章など、リリーらしさが滲み出ているでしょうか、
しっかりとした造形美の隙間より魅せる愛らしい表情が素適です。
ピアノ曲は門外漢ではありますが、「悲愴」については、このところ、
ゼルキン、アラウも聴いていて、朴訥としたゼルキン、情熱的なアラウ、
そんな風に思っていましたので、リリーについては上記のように思ったしだい。

19番「ソナチネ」は耳馴染みの無い曲ですが、弟子のレッスン用の曲らしく、
弟のカスパールが無断で手稿を楽譜商に手渡したため、出版されたとのこと。
リリーはこの曲をとても丁寧に演奏して、ベートーヴェンらしさを失わず、
聴き応えの小品として、端正に弾き込んでいるようです。

「ワルトシュタイン」も強靭さや尊大さをやたら強調することはなく、
端正な演奏で、じっくりと聴きたい秋の夜長に似合っているかもしれません。

録音年代は不明ですが、上質なステレオ録音です。
ジャケットに「ノイマン SX-68 カッター・ヘッド使用」と書かれています。
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2012年10月20日

桃井かおり / KAORI MOMOI CONCERT

永遠のお姉さん・桃井かおりさんの6枚目のアルバムは
1979年8月28日渋谷公会堂での初のワンマン・コンサートを収録しています。
1979年11月25日発売。

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プロデュースは荒木一郎ですが、インレートカードに以下の記載ありました。

今回の「KAORI MOMOI CONCERT」はプロデューサー荒木一朗の制作意図のもとに「ドキュメント8月28日」のテーマをもって、ステージ以外での録音(楽屋、練習場などの収録、構成)を行って来ましたが、事務所側の意図変更希望により、ステージ場での録音のみ制作されたものです。
ファンの皆様には今までの桃井かおり+プロデューサー荒木一郎という素晴らしいコンビの作品がお届けできませんでしたが、桃井かおりの語りを含めた女優として、歌手としての個性を楽しんでいただけたらと思います。
ファンの皆様の率直なご意見をお聞かせ下さい。(制作後記)


収録された語りを聞いていると、前日の舞台稽古で足を骨折されたそうで、
よって当日はイスに腰掛けてのコンサートとなったようです。
しかし、ステージでは相変わらずタバコを吸い、カティーサークを飲んで、
倦怠感のある独特なしゃべり方・歌い方での桃井節が全開。

ブスブスと連呼するような「ブスの唄」はアップテンポの明るい曲、
女に向かってブスと言う様な あなたのブスさが許せないの
結局のところブスと言うヤツがブスなんだということ。

ラストの「プカプカ」は西岡恭蔵の名曲、桃井さんによく似合ってますかね、
ブラスも入って陽気に締めくくります。 編曲は全曲井上鑑が担当。
手元の盤には演奏者が書かれた資料が入っていないのが残念です。
(ゴミ箱から100円で拾ってきたようなものですから仕方ありません)

独特の存在感が漂う桃井さんらしいライブ・アルバムです。


Sise A
 KAORIのテーマ
 夢
 傘屋さんの唄
 娼婦壱輪
 傘もささずに
 陽炎の唄
 ブスの唄

Side B
 昔のことなんか
 尻軽女ブルース
 少年時代
 たばこ止めないの
 ドシャブリ猫
 プカプカ

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カール・シューリヒト、シューマン/交響曲第3番「ライン」

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
ワイングラスにカエデの枝をあしらったデザインは石版画みたいです。

シューマン/交響曲第3番変ホ長調、作品97「ライン」
シューマン/マンフレッド序曲、作品115
 カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト南ドイツ放送交響楽団

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シューリヒトらしく、快速テンポで一気呵成に最後まで突き進む「ライン」。
彼のファンにはたまらない演奏であると思います。
シューマン好きにとっては、このような演奏も良いのかもしれませんけれど、
あれよあれよ・・・という間に進んで終ってしまうのでちょっと複雑です。
オケを充分に鳴らした良い演奏とは思いますけれど。

あとシューリヒトらしく、楽譜にはあれこれと手を入れています。
耳慣れない楽器の響きが重なっていたり、フレーズの処理が違っていたりして、
それを耳にする驚きや、納得、疑問もまた聴く楽しみであると思います。
詳細は、山本晴望さんの「ラインを聴く」シリーズの記載が詳しいです。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/rhein.cgi?vew=17

山本さんの記事を紹介してしまうと、自分の記載がいかに内容が無いものか・・・
これを露呈しまうので、今回はこの位で終わりとしましょう。

なお録音は1960年12月、ステレオ録音。細部まで捕らえられた明快な音ですが、
当方のサブ・システムではスピーカーがチープなためか、音がやや混濁気味。
メイン・システムでは前後の奥行きが出て聴きやすくなりました。
このため、サブ・システムではヘッドホンで聴き直して気付いたのですが、
ヴァイオリンは左右に振り分けられているようでもありますけれど、
コントラバスが右より聴こえて、通常配置かな、とも思えます。
マンフレッド序曲は通常配置のようでした。

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