2012年09月29日

追悼・アンディ・ウィリアムス(追加)

実家に置いてあると思ってましたが・・・
自宅のレコード棚を漁っていたら、あらら・・・ 出てきました。
マイファミリー「味の素」のカラーレコード。

45回転にセットし、さっそく聴きました。

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P9291947 posted by (C)fronte360

A面は3曲、いずれも小林亜空:作曲。
当時のCMソングらしく、サビの部分で「味の素」と歌い上げてます。

1.いつでも どこでも  (作詞:小林亜空)
2.Let's Dance  (作詞:羽柴秀彦)
3.すてきなそらを  (作詞:さのただし)

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P9291948 posted by (C)fronte360

B面は「ハワイアン・ウェディング・ソング」の1曲のみ。
CBSソニーからの借用音源です。

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posted by fronte360 at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-POPs(洋楽)全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リリー・クラウス、シューベルト・リサイタル

台風がやってきます。
午前中に出かけて用事を済ませて、昼過ぎに戻ってきました。
10月中旬の資格試験に備えて勉強を始めたものの、眠くて眠くて・・・

レコード鑑賞の時間としました。
個性的で魅力あるジャケットデザイン、これでピンときたでしょうか、
コンサートホール・ソサエティのレコードです。

リリー・クラウス、シューベルト・リサイタル
 ピアノソナタ第20番 イ長調 遺作
 感傷的なワルツ 作品50
 楽興の時より 第2番・第3番  作品94
 レントラー 作品171より
 エコセーズ 作品18、33より

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P9291946 posted by (C)fronte360

A面のピアノソナタ、シューベルトが亡くなった1828年の作品、
遺作とジャケットに書かれているけれど、第21番が最後の作品なのでは・・・
それはともかくリリー・クラウスらしい明晰なタッチ、媚びるところのない、
真摯な演奏が展開されてゆきます。

それに比してB面の小曲は、同じく明晰なタッチで、気楽に楽しめます。
「感傷的なワルツ」の小粋なこと、たわいのない作品と解説に書かれていますが、
このレコードではこれが一番とっつきやすくてリラックスできますね。

お馴染みの「楽興の時」など少々カタイかな、とも思えますけれど、
清潔感があり、高雅な趣は彼女ならではのものでしょう。

ついに雨が降り出しました。 大きな被害が出ませんように・・・

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posted by fronte360 at 16:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

追悼・アンディ・ウィリアムス

1960年代に大ヒットを記録した「ムーン・リバー」などの名曲で知られる
アメリカの歌手アンディ・ウィリアムスさんが、9月25日がんで死去しました。
84歳でした・・・ との訃報に接した。

1960年代は知らないけれど、2度目に来日した1970年は、大阪万博の年、
中学1年になった年でもあるけれど、洋楽ポップスに目覚めた頃で、
さかんにアンディが出演する味の素のCMがテレビで流れ、
彼の歌声がラジオより流れていたことを思い出します。

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P9281897 posted by (C)fronte360

一週間前も、このアルバムを取り出して聴いていたのだけれども、
昨夜、また開いて聴いてみました。

国際情報社が企画・発行したLP付き本シリーズ
「ベスト・オブ・ムード・ポップス 18 シリーズ」の第1巻
「アンディ・ウィリアムス 恋のムードをうたう」
ANDY WILLAMS His Fascinating voice

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P9281898 posted by (C)fronte360

1971年の大ヒット「ある愛の詩」が入っていないのは販売戦略でしょうか、
ちょっと残念ですが、代表曲「ムーン・リバー」他ご存知の名曲がラインナップ

【 Side A 】
 1.ムーン・リバー
 2.イェスタデイ
 3.恋はリズムに乗せて
 4.サニー
 5.知りたくないの
 6.カナダの夕陽
 7.慕情

【 Side B 】
 1.明日に架ける橋
 2.モア
 3.青春の光と影
 4.ハワイの結婚の歌
 5.恋はみずいろ
 6.コンドルは飛んでゆく

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P9281899 posted by (C)fronte360

レコファン渋谷でゴミのごとく捨てられていた中より100円で救出した物で、
自宅では、安くてもかさ張って何より重い・・・
この種のレコード付きの本を買うのを躊躇していましたが、
何より単身赴任生活の気楽さより捕獲したものです。

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P9281900 posted by (C)fronte360

カラー写真を見て、寄稿された文章を読みながら、ゆったりと音楽を聴く・・・
そのような事が、ちょっと贅沢で豊かな気分にさせる、そんな時代でした。
「ムード音楽」という言葉も今では死語となってしまいましたね。
アンディはそんなゆとりを持った一時期のアメリカの象徴かもしれません。

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P9281901 posted by (C)fronte360

フランク・シナトラが、イケイケドンドン時代のやんちゃなアメリカの象徴なら、
アンディは、ビング・クロスビーの流れをくんだ甘い歌声で、
写真のように家庭を大切にするパパ、として受けていたのではないかな。
良き時代のアメリカの良心を感じさせてくれる歌手であったように思います。

実家には味の素のCMソングを入れたカラーレコードもあるはずです。
今度、持ってきましょう。 謹んでご冥福をお祈りいたします。

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posted by fronte360 at 05:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-POPs(洋楽)全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする