2012年09月15日

免疫力向上に聴く(効く)ベートーヴェン

3連休の始まり、高知にでも行きたかったけれど、
月曜日に日帰りとはいえ手術もしたし、ちょいと大人しくしています。
こんな気分のときには、元気になるべく、免疫力を高める音楽を聴きましょう。

ベートーヴェン/序曲選集
フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプティヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

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P9151768 posted by (C)fronte360

コリオラン序曲の冒頭、腹の底に響く強靭な響きから骨太で風格のある音楽。
コンヴィチュニーの指揮するベートーヴェンは、まさに「楽聖」ですね。
潔さも兼ね備えているからでしょうか、古いスタイルながら、
古色蒼然たる音楽ではなくて、すっと入ってきます。

フィデリオ序曲もまたやや洗練されない響き(いぶし銀と呼ばれていますが)
雄渾な音楽が心地よく、オケが走り出すと聴き手のテンションも自ずと上がり、
低弦の響きにガッツポーズでエアコンダクトしてしまうほどです。

ジャケットこそ子供じみてますけど(これを懐かしく感じるのは同世代)、
音楽は超弩級のベートーヴェン、間違いありません。

しかし現実には、弱り目に祟り目、とは正にこのことでしょうね。
左の白目の血管が切れ(結膜下出血)、半分近く真っ赤になりました。

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sP9151769 posted by (C)fronte360

特に痛くも痒くもありませんが(見た目はかなり気持ち悪いけど)
ただちょいと出血で眼圧が上がったのか、後頭部に軽い偏頭痛はしますけど、
結膜下出血は数回やっていて(3年ぶり位かしら)もう慣れてますけどね・・・
ちょいとテンション下がり気味なんですね。

ということで音楽療法をやってみました。

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2012-10月の関西アマオケコンサート情報(追加)

10月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。
芸術の秋ですね、今月も色々とあります。

10/14:待兼交響楽団 ラスタ・ライトコンサート
10/27:コレギウム・ヨハネス スピンオフ企画「Stabat Mater」

我太呂さん。 いつも有難うございます。

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2012年09月14日

堺筋(さかいすじ)

8日土曜、休日出勤の帰り、道修町の少彦名神社を出て堺筋に出ました。

堺筋との角には、漢方薬店のショーウィンドウが存在感ありますね。
さすがクスリの街といった感じ。 道修町漢方薬局だそうです。

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P9081684 posted by (C)fronte360

よく見ると、黄色い缶は「八ッ目鰻キモの油」って書いてますね。

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P9081685 posted by (C)fronte360

疲れ目・かすみ目 運転・パソコン・読書 目が疲れたら…要注意
八ッ目鰻キモの油
スタミナ ドリンク 八ッ目鰻キモ油付き ¥157

なんていう貼り紙もしてありますよ。
いわゆる「肝油」ですね、子供の頃、学校で飲まされたような・・・

この角から向こう側を見ると、黒塀の商家、小西家住宅・旧小西儀助商店。
1900-3年(明治33-36年)に建てられた商家で、重要文化財となっています。

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P9081686 posted by (C)fronte360

建築当初は堺筋沿いの歩道の辺りまでだったそうですが、
1911年(明治44年)の堺筋拡張工事に伴い道路用地として収用されたそうです。
当時まだ御堂筋は拡張されておらず、大阪のメインストリートは堺筋でした。

このまま進路を南、少し歩くと生駒時計店があります。
登録有形文化財の生駒ビルヂング。 1930年(昭和5年)の建造です。

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P9081688 posted by (C)fronte360

この角度からは見えませんが、時計塔があります。
スクラッチタイル(手掻きの縦縞模様タイル)とテラコッタ(素焼きの陶片)
これらを活用したアールデコ調のビルです。

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P9081689 posted by (C)fronte360

2階の出窓や丸窓には、獣神像の彫刻による装飾が施されています。
今の建築には見られないものですね。 嬉しいな。

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P9081692 posted by (C)fronte360

1945年(昭和20年)大阪大空襲では堅牢なコンクリート壁に守られ戦災を免れ、
1995年(平成7年)阪神淡路大震災も近隣ビルの窓が半分以上破損する状況下
このビルには被害がなかったそうです。

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P9081690 posted by (C)fronte360

1983年(昭和58年)に外壁大改修、1991年(平成3年)に1-2階店舗改修、そして
2002年(平成14年)には耐震補強・水道配管・電気設備も入替えたそうです。
今後も長くこの地にあり続けて欲しい建築物ですね。

もう少し南に歩いて見える高層ビルは、りそな銀行本店ビル。
旧大和銀行本店ですね。

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P9081693 posted by (C)fronte360

メガバンクと呼ばれる都市銀行で、唯一東京以外に本店を構えてますね。
お仕事で数回中に入れてもらいましたけれど、セキュリティ万全です。
でもなぁ、何年経っても生駒ビルヂングのような愛着は湧かないだろうな・・・

道路を渡って東側歩道に移り、本町通りを越えて少し南下すると・・・
ローソンの入っているビルが・・・これ、明治屋が入っていたビルですね。

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P9081696 posted by (C)fronte360

明治屋からローソンとは・・・時代の流れ、と言えばそれまででしょうが、
道路を渡って西側歩道に戻って確認、「明治屋ビルディング」のプレート!!
ちゃんと残っていて、ちょっと安心しました。

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P9081697 posted by (C)fronte360

1924年(大正3年)に建てられたビルだそうですが、角にアールをとっていて、
瀟洒なこのビルが明治屋のハイカラなイメージに良く似合ってましたけどね。

更に南下し中央大通り、船場(せんば)に到着。
道路拡張・阪神高速道路の建設で、船場の繊維問屋さんは高速道路下、
船場センタービルに入り、中でも1〜3号館は「大阪舶来マート」。

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P9081698 posted by (C)fronte360

1階〜地下2階に、輸入雑貨・服飾・食品などを扱うお店が集まってて、
珍しいので学生時代からよく冷かして歩いてました。 懐かしい場所です。
今回は反対側4号館に入り、本町駅まで歩いて地下鉄で帰路としました。

堺筋、江戸時代この船場から船で堺に通じていたから、堺筋だそうです。

(おしまい)

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2012年09月13日

少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)

8日土曜日、あまり大した用事ではないけれど、朝から休日出勤。

10時過ぎには用事も終わって11時前に退社、そのまま帰ってもなぁ〜
と思って途中下車し、神農さんこと、少彦名神社に行ってきました。

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P9081671 posted by (C)fronte360

神農とは、古代中国の伝説上の帝王で炎帝とも呼ばれるそうです。
民に初めて農耕を教えたことから号を神農氏といい、農耕の神ですが、
神農氏は赤色の鞭で草木を打ち、百草をなめて医薬の基礎を創ったとされ、
医薬の神として祀られています。

少彦名命(すくなひこなのみこと)は「一寸法師」のモデルの神様ともいわれ、
大国主命(おおくにのぬしのみこと)とともに日本の薬祖神ですね。

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そう、ここは大阪市中央区道修町二丁目
道修町(どしょうまち)と、これを正しく読める人は大阪の子ですね。
そして大阪の子はここが製薬会社・薬問屋が並ぶ街ということも知ってます。
武田薬品工業、塩野義製薬、田辺三菱製薬などは今でも本店は道修町ですね。

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P9081673 posted by (C)fronte360

ビルの谷間、この路地の奥にいらっしゃいます。
wiki で調べてみると、カミサマは江戸時代にいらっしゃったようです。

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P9081675 posted by (C)fronte360

1780年(安永9年)10月、薬種中買仲間の団体組織である伊勢講が、薬の安全と薬業の繁栄を願うために、京都の五條天神宮(現在の五條天神社)より少名彦命の分霊を道修町にあった仲間会所(現在の少名彦神社所在地)に勧請し、すでに仲間会所に祀ってあった神農氏とともに祀ったことを起源とする。

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P9081677 posted by (C)fronte360

10日は会社を休んで検査受診予定だったので、お祈りしておきました。
休みの日ということもありますけど、静かな所ですね。
拝殿から入口付近を見ると、こんな感じ。

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入るときには気付きませんでしたが・・・

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P9081682 posted by (C)fronte360

谷崎潤一郎の文学碑「春琴抄の碑」がありました。
小説「春琴抄」、道修町が舞台です。 原稿の冒頭部分が描かれています。

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P9081681 posted by (C)fronte360

そしてこの文学碑の脇、赤いバラが咲いてましたよ。

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P9081680 posted by (C)fronte360

いいところでした。

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2012年09月12日

免疫力向上に聴く(効く)モーツァルト

本日は臨時休業、のんびりと過ごしています。

いつも高知からのレコードを聴いているので、手持ちの円盤を漁りましたが、
いつもながらのモーツァルト、ヘブラーさんに落ち着いてしまいました。

モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番、第17番
イングリット・ヘブラー(p)、ヴィットルド・ロヴィツキ指揮ロンドン交響楽団

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P9121703 posted by (C)fronte360

暖かい眼差しを感じさせるヘブラーさんのモーツァルト。
いかにも女流奏者といえる柔らかなタッチ、今では古いスタイルかもね・・・
でも、これで馴染んで育っているので、これでいいんです。 癒されます。

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P9121702 posted by (C)fronte360

じつは月曜朝10時過ぎに会社を抜け、ご近所クリニックに行ってきました。
毎年の検査で陽性反応が出ていたものの単身赴任だったし、仕事も忙しく、
放置してましたけど、こちらに戻ってからの検査でも見事に陽性反応。

3年連続陽性なら仕方ありません、こちらの仕事は基本ヒマなんで、
年貢を納めるつもりで気楽に出かけましたけど、3年間の年貢は大きかった。
日帰り手術となってしまいました(通常なら3日程度の入院だそうですが)。

昨日は会議があったので出勤しましたけれども・・・
体内の傷口がバイ菌と戦っていたのでしょうね、微熱があって、
風邪をひいた時のように身体の節々も痛くて、所用を終えて早退しました。
本日は仕事も特にないし、上司の勧めもあって、臨時休業とした次第です。

いつも聴いてる高知から持ち帰った宗教曲のレコードもいいんですけどね〜
心癒される音楽だし、そのまま居眠りしているうちに天国に行けそうですが、
体内の免疫力を高めるには、やはりモーツァルトがいいようです。

日本酒も酒蔵でモーツァルトを聴かせるとよい発酵を促すようですしね。
もっとも当方はしばらく禁酒ですけれど・・・・

とにかく精密検査はサボっちゃだめだということでした。

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ウィリアム・ローズ ザ・ロイヤル・コンソート

本日は臨時休業を頂きました。

まだ夏の名残を感じさせる昼下がり、この夏の高知にて捕獲したレコードより、
この所、愛聴しているレコードを聴きながら、命の洗濯をしています。

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P9031670 posted by (C)fronte360

《W・ローズ ザ・ロイヤル・コンソート》

2つのヴァイオリン,2つのヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボのための組曲
第2番ニ短調
ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンのためのソナタ第8番ニ長調
カウンター・テノールとリュートのための6つの歌曲
ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバ,テオルボとハープのためのコンソート
第10番ト短調

R.ヤコブ(カウンターT)、S.クイケン(バロックvn)、L.v.ダール(バロックvn)、
W.クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、佐藤豊彦(リュート)、E.ヴィッセンブルク(hp)、
グスタフ・レオンハルト指揮・オルガン

ウィリアム・ローズは、イギリスの作曲家で初期バロックの時代、
世界史を勉強された方ならご存知のクロムウェルによる清教徒革命(1649年)、
この戦いに国王軍として加わって1645年に亡くなっています。
J.S.バッハが生まれたのが1685年なので、一世代前の作曲家でしょうか。

清教徒革命で処刑されたチャールズ1世の宮廷音楽家として最も尊敬され、
国王とは即位前より親交があったのではないか、と解説には書かれています。

自由闊達な感じのする室内楽ですね。
跳躍や不協和音と思われるものも大胆に取り入れられているようですね。
ともすると同じ旋律線の繰り返しで聴き飽きてしまったりもするのですが、
郷愁を感じさせる旋律、豊かな和音と展開の面白さに惹き込まれています。

クラシック音楽は奥が深いですね。
それに解説を読むと、世界史の勉強にもなりますわ。

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若江城跡、美女堂氏遺愛碑

9月1日朝、若江鏡神社より帰路とし、八戸ノ里へと道路(府道24号)を歩くと、
何やら狭い空間に所狭しと石碑が建っているお堂のある場所を発見。

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P9011656 posted by (C)fronte360

道路より見るとこの石碑、ああっ、ここが若江城跡なんですね。
もう少し北で、駅のあたりかなと勘違いしていました。

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P9011662 posted by (C)fronte360

若江城は、南北朝時代の争乱期(十四世紀末)に、幕府の命令により河内国内の武士の統率と取り締まりのため、河内国守護に任じられた畠山基国が、北朝方の拠点として築いた城郭と考えられ、永徳二年(1382)から天正元年(1573)までの約二世紀間、河内国守護の政庁の役割を果たしてました。
畠山氏は、満家・持国に継がれ、このあと政長と義就に義兄弟の家督争いは、有名な応仁の乱へと発展し、やがて支配は細川氏から三好氏へ移り、永禄十一年(1568)には畿内を平定した織田信長が三好義継を若江城主に、畠山高政を高屋城主としました。
城は石山本願寺攻撃の拠点として使われましたが、和議が成立し、城の役割を終えて廃城となり、歴史から姿を消すことになりました。
若江城の跡は、昭和47年以来の発掘調査で、次第に明らかになってきており、若江公民館分館を中心として、周辺から二重の堀や土塁・各種建物・溝・井戸などの跡や、瓦類・土器類・武器類など、多数の城跡の存在を裏付ける資料が出土しています。
(平成8年1月 東大阪市)


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P9011661 posted by (C)fronte360

ここの道路を挟んだ北側にも説明板が立っているので、行ってみました。

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P9011667 posted by (C)fronte360

この四角い石碑は、美女堂氏遺愛碑(びんどうしいあいひ)でした。

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P9011664 posted by (C)fronte360

この碑は、平成4年4月に、東大阪市若江北町の杉山一彦邸内あったものを、同氏の申し出によって、この地に移されたものです。
碑の高さは105cm、幅65cm、厚さ31cmで、用材は和泉砂岩です。文面を見ると、天保二年(1831)4月に美女堂勝喜氏が、掛川の十東遠氏に文を作らせ、美女堂氏の系譜と懐古の情を禁じ得ず、建立したことが分かります。
碑の表面の文章を要約すると、若江北町には古くから美女堂氏という旧家が四戸あり、この頃(天保二年)には、既に二戸は転居し、吉左衛門の一家ののみが栄えていました。これに対し、勝喜の家の跡には老松だけが茂るだけで、懐古の情が湧き、この碑を建てた、と記されています。
大正時代に出版された「中河内郡誌」によると、摂津源氏として活躍した源満仲が、四男美女丸のために、若江北町にある美女山薬師寺(巨摩堂ともいう)を建立し、子孫は美女堂と名乗った、と記されています。また、子孫は改姓して藤原氏となって、大阪に移住したとも書かれています。
このように美女堂氏の由来が書かれた名族由来の顕彰碑は、貴重な資料であり、若江に関する資料として大切にしたいものです。
(平成5年12月 東大阪市)


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P9011666 posted by (C)fronte360

なおこちらに若江城跡の説明板がありまして、
上記文書はこの説明板のものなのですけれど、道路拡張で分断されたみたい。

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P9011659 posted by (C)fronte360

平城ながら旧大和側水系を巧みに堀のように使って固めた要塞だったそうで、
調べてみるとけっこう面白いですね → ココ

とうことで勉強にもなった9月1日の散歩はこれにて。
(おしまい)

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2012年09月11日

若江鏡神社

9月1日朝、河内花園をスタートして若江岩田まで歩いた先に目指したのは・・
若江鏡神社であります。

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P9011637 posted by (C)fronte360

創建年代は不詳ながら延喜式内の古社で、
斉衡元年(854年)に記された書物に『河内之国大雷火明之神従五位下』とあり、
少なくとも1200年近くこの地に鎮座されているようです。

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P9011640 posted by (C)fronte360

神社及び数多くの宝物は、大阪夏の陣の兵火で焼失したとのことですが、
石灯籠など見て回ると、江戸時代のものが多数残っていることより、
以降もまた地元の崇敬を集めていたものと考えられます。

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P9011645 posted by (C)fronte360

これは拝殿脇にある末社・天照皇大神社の狛犬さん

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P9011646 posted by (C)fronte360

これもまたいいお顔しておられますね。

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P9011647 posted by (C)fronte360

でもここに来たかったのは、大阪日日新聞の記事を読んだからでした。

その昔、雷が誤ってご神前に落ちてしまった。神の前に落ちるとは何事か、と怒りにふれ、雷は天に返してもらえなくなった。そこで今後、決してこの村には落ちない、という約束をし、その印として手形を残したのがこの石=写真=である。

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ここは、東大阪市若江南町にある若江鏡(わかえかがみ)神社。伝説によると神功(じんぐう)皇后の御世(201〜269在位)の出来事というからあまりにも古い。
奇石「雷の手形石」、この写真も大阪日日新聞からリンクしました。

ちょっとは覗けるかな〜、と思って、神社をぐるっと一周しましたが・・・
やっぱりダメでしたね。
でも一周すると、懐かしい感じのする住宅にまたまた妙に感じ入りましたよ。

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P9011650 posted by (C)fronte360

帯広での学生時代、こんな感じの2階屋ではありませんが、
こんな鉄の階段がついた家の2階に間借りしていたことを思い出します。

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P9011651 posted by (C)fronte360

このような平屋、棟割り長屋の路地もまた懐かしいですね。

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P9011652 posted by (C)fronte360

細い路地、子供の頃にかくれんぼや鬼ごっこで走り回ってましたよ。

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P9011654 posted by (C)fronte360

神社をぐるっと一周したので、これで帰路とすることにしました。

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P9011638 posted by (C)fronte360

横断した道路(府道24号)に戻り、八戸ノ里方面に向かって歩きましたが・・・
そこで発見したものは、また次回ということで。

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2012年09月10日

大阪市民管弦楽団 第76回定期演奏会

日時:2012年9月9日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:ヴェルディ/歌劇「ナブッコ」序曲
   リスト/交響詩第3番「レ・プレリュード」
   ブルックナー/交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)

指揮:松岡 究

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P9101701 posted by (C)fronte360

長大なブルックナーの交響曲第7番、終始弦楽器と管楽器が呼応しあう見事な演奏でした。 金管楽器のパワフルな音に耳を奪われがちですけれども、弦楽器のアンサンブル、なかでもチェロ、ヴィオラといった中音弦の粘り強い響きと、透明感のある高音弦の絡みなど、実演でのみ感じることができる醍醐味を存分に楽しませてもらいました。 そしてコントラバスは9本、終楽章での深いピチカートの響きなども印象に残りました。

指揮者の松岡究さん、このブルックナーの交響曲第7番が指揮者になったきっかけの曲とのこと。 思い入れもあったとは思いますが、終始淡々とリードを重ねておられたようです。 押し出しの強い響きとすることはあっても、煽るような場面はなく、しっかりとした音楽造り。 オケもそれに見事に応え、ソリッドな響きの管打楽器、粘り強い弦楽器によるこれがアマかとも思える立派な演奏となっていました。

ここまで立派な演奏になると、あとは好き嫌いの領域かもしれませんね。 当方は良いブルックナーの聴き手ではないこともまた再認識したようにも思えた次第。 巧い、良い演奏とは思っていて、前かがみになって聴く場面も多くありましたけれども、後で思ってみると、イマイチ乗り切れていなかったと感じたのも正直なところです。 何なのでしょうね。

冒頭に演奏されたナブッコ序曲、重層的なアンサンブルにタイトな音楽。 巧いなぁ、とは思ったものの、ちょっと息が詰まるようにも感じました。 続くレ・プレリュードもパワフルな音楽としていましたが、しかしこちらには荘重さ、落ち着きもあって、うごめくように音量を上げてゆく場面などなかなかのものでした。 でもね、やはりイマイチ乗り切れなかったように感じたのは、曲の好き嫌いもあったからかな、と思っていましたけれでも、つまるところ曖昧さが無かったからかもしれません。

ブルックナーでも、それぞれの場面でオケの面々は必死になって、思いを込めて演奏されているのは、BB席という良い席で、上から見ていたこともあってよく分かりました。 なんとなく鳴っている場面など皆無。 曖昧さの感じられない演奏であったように感じました。 長大な曲なので、そうやって終始的確にリードするのが指揮者の仕事といえば、重要な仕事なのですけれども、それに留まらない何か、そんなものがあるのでしょうね、それを掴めなかったもどかしさを感じていたのかもしれません。

ブルックナーって難しいですね。 しかし、繰り返しになりますが、本当にオケの皆さんは素晴らしい演奏をされていました。 演奏終了後に垣間見えた笑顔も素適なものでした。 ありがとうございました、そして皆さんお疲れさまでした。 当方のキャパがなくて上手く書けなくてごめんなさい。

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2012年09月09日

2012-10月の関西アマオケコンサート情報

10月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしています。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います(が、なかなか意気込みに反して動けないのが実情ですが)。

とにかく、出発!!


10/6:大阪モーツァルトアンサンブル 第55回定期演奏会
10/6:ゾンアーベント・アンサンブル 第10回演奏会
10/7:交響楽団ひびき オータムコンサート2012
10/7:タリヘーレ四重奏団 演奏会
10/8:芦屋交響楽団 第78回定期演奏会
10/14:宝塚市交響楽団 第52回定期演奏会
10/14:近畿フィルハーモニー管弦楽団 第8回ファミリーコンサート
10/20:京都府立医科大学交響楽団 第88回定期演奏会
10/21:西宮交響楽団 第100回記念定期演奏会
10/21:オーケストラ千里山 第19回定期演奏会
10/27:MIZUMOフルートアンサンブル 結成35周年記念コンサート
10/27:グリーン交響楽団 第24回定期演奏会
10/28:枚方フィルハーモニー管弦楽団 第76回定期演奏会
10/28:八幡市民オーケストラ 第40回定期演奏会
10/28:オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ Autumn Concert 2012


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