2012年07月07日

2012-8月の関西アマオケコンサート情報

8月に、京阪神奈で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしています。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います(が、なかなか意気込みに反して動けないのが実情ですが)。

とにかく、出発!!

8/5:天理シティオーケストラ 真夏のオーケストラ!〜夏休み名曲コンサート〜
8/5:オーケストラ・ソノリテ 第23回定期演奏会
8/14:東京大学音楽部管弦楽団 サマーコンサート2012
8/25:ニューフィルハーモニック大阪 夏休みファミリーコンサートVol.2

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2012年07月06日

難波八阪神社

四ツ橋から難波に出て、大相撲三月場所が開催される大阪府立体育館、
ここから四ツ橋筋を西へ渡って一筋入ったところにあるのが・・・
難波八阪神社。

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P6300775 posted by (C)fronte360

東の鳥居から境内を覗いてみると、巨大獅子舞台が見えますね!
高さ12m、幅7m、奥行7m、インパクトたっぷりの獅子殿であります。

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P6300776 posted by (C)fronte360

境内は夏祭りの準備を始めているらしく、テントなどが沢山建ってますが、
近寄って下から、見上げると・・・ おおっ、すごい迫力ありまっせ。
夜になると目が光り、鼻の穴がスピーカになってるとか・・ほんまかいな?

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P6300783 posted by (C)fronte360

天井の牙もリアルなら、床から生えた牙も立派ですよ。

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P6300781 posted by (C)fronte360

できたのは意外に古く昭和49年(1974年)、本殿落成と共に完成したとのこと。

なお、この難波八阪神社の由緒は古く、後三条天皇の御代(1034〜1073年)
つまり平安時代中期にはあったそうですね。

よく京都の八坂神社の分社とか、難波八坂神社と書かれていますが、間違い。
大阪日日新聞の記事に詳しいですよ → ココ

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P6300779 posted by (C)fronte360

なかなか面白いスポットでした。

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2012年07月05日

四ツ橋

土佐稲荷神社を後に、長堀通りを心斎橋に向って歩きました。

実は行きも地下鉄ではなく、歩いてました。
まるでまだ単身赴任時代みたいにせっせと歩き、四ツ橋です。

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P6300769 posted by (C)fronte360

左側のビルがあったところに、大阪市立電気科学館がありましたね。
同年代以上の方ならば、生まれて初めてここでプラネタリュームを見た・・・
そんな方が多いでしょうね。 当方もそうでした。

1989年5月に閉館、その月にも見に行きましたけれども、
上映が終わって天井が白々と明ける夜明けに流れていた曲が、
メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」第1楽章。 いい選曲でした。

それはさておき、中央分離帯に石碑と、四ツ橋のモニュメント

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P6300774 posted by (C)fronte360

長堀川と西横堀川がに交差するこの地、「ロ」の字型に架けられた4つの橋
 上繋橋(かみつなぎばし)
 下繋橋(しもつなぎばし)
 炭屋橋(すみやばし)
 吉野屋橋(よしのやばし)
ここがかつての大坂の中心だったところですね。

小西来山の句
涼しさに 四ツ橋を四ツ わたりけり

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2012年07月04日

土佐稲荷神社(その2)

三菱の楚を築いた岩崎彌太郎
明治3年、長崎から大坂藩邸の責任者となり、
藩の政務のほか蔵屋敷や開成館大阪出張所の活動を取り仕切っていました。

しかし土佐藩大坂藩邸は鴻池など豪商の抵当に入っていたようですね。
明治政府によって藩による商売が出来なくなるのを見越して九十九商会を発足、
これが藩の借金を肩代わりして返済したことで、藩邸の大半が払い下げられ、
これが三菱の源流となります。 三菱の創業は明治3年です。

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P6300747 posted by (C)fronte360

岩崎彌太郎始め岩崎家もこの土佐稲荷への信仰篤く、社殿の造替を行い、
弟の岩崎彌之助が明治26年に寄進した青銅の狛犬もありますね。

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P6300745 posted by (C)fronte360

この台座には、正四位岩崎彌之助謹識と書かれた銘文が刻まれてますよ。

明治6年三菱商会と改称、翌年本店を東京の日本橋の南茅場町に移します。
大半の地所・建物を大阪府に譲渡しますが、土佐稲荷だけは手放さず、
岩崎家が所有し続けたそうです。

三菱グループのサイトが詳しいです → - 岩崎彌太郎物語 - 藩邸と土佐稲荷

これらのとおり三菱と非常に縁の深い神社ですので、
神紋にはスリーダイヤが入っているのですね。

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P6300763 posted by (C)fronte360

境内にいくつかある末社のなかの石宮社、
なんでも海上安全の守護神だそうですが、ここの銅灯篭にもスリーダイヤ

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P6300755 posted by (C)fronte360

なかなかに興味深い神社でした。

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P6300750 posted by (C)fronte360

ちなみに6月30日に訪れたので、茅の輪が飾られてました。
夏越の祓」ですね。

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2012年07月03日

土佐稲荷神社

鰹座橋から長堀通の南側にそって海側、土佐藩大坂藩邸・蔵屋敷へと進むと、
ちょっと入ったところにありました。 この木立のあるところ。
土佐稲荷神社。 今回の訪問先はここですね。

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P6300767 posted by (C)fronte360

土佐藩がこの地に蔵屋敷を置いたのは長堀川の完工とほぼ同時期(元和8年)、
他藩と異なって米穀だけでなく材木・鰹節・和紙・砂糖などの特産物があり、
これらを大坂に運んで売りさばくのに海には近いこの地が良かったのでしょう。

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P6300764 posted by (C)fronte360

藩主山内豊隆が社殿を造営して蔵屋敷の鎮守社とし一般の参拝を許して以来、
参勤交代で大坂を通る際に必ず藩主が参拝、社殿修繕も藩費だったそうです。
第8代藩主 山内豊敷(とよのぶ)寄進の石灯籠一対が今も残っています。

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P6300740 posted by (C)fronte360

三つ柏(土佐柏)が山内家の家紋
灯篭の刻印は、従四位下藤原豊敷と書いてあるようです。

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P6300741 posted by (C)fronte360

山内家は藤原末流でしたね。

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P6300743 posted by (C)fronte360

春は桜、とくに夜桜が綺麗なのは江戸時代より有名だったようですけれど、
戦災で社殿とともに消失、戦後に植えかえられたものだそうです。

なお石灯籠をよく見ると煤けているのは戦災で焦げた跡なんだそうで、
春には土佐鶴・司牡丹を手にまた訪れてみたい所です。

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posted by fronte360 at 04:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月02日

鰹座橋

大阪の長堀通り、心斎橋より西に向かって地下鉄・鶴見緑地線で2駅
西長堀駅を出ると、そこが鰹座橋。

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P6300738 posted by (C)fronte360

これは新なにわ筋を北に向いて、阪神高速西長堀入口を撮ったもの。
現在でも交通の要所になっているようですが・・・
かつてここは江戸時代に開削された長堀川のあったところですね。
西(海)の方向を向いて撮るとこんな感じ、運河が真っ直ぐに通ってました。

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P6300737 posted by (C)fronte360

ここは、土佐より材木や鰹節が大量に運び込まれて、
鰹節を扱う問屋が多かったので、鰹座橋といわれるようになったそうです。

この鰹座橋から、西にある玉造橋まで、
長堀を南北にはさんで、土佐藩の大坂藩邸があったところです。

なんでここに来たのかは、また後日。

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2012年07月01日

天理シティーオーケストラ 第12回定期演奏会

梅雨空の下、天理へ行ってきました。
天気が良かったら、ちょっと早めに出て、石上神宮に参拝する予定でしたが、また強く降りそうだったので、断念。 演奏会のみの参戦となりました。

ベートーヴェン/「コリオラン」序曲 作品62
ベートーヴェン/交響曲第2番 ニ長調 作品36
モーツァルト/交響曲第41番ハ長調 KV551「ジュピター」

古典派の堂々たるプログラムに粋の良さを感じたのは自分だけでしょうか。 演奏そのものもよく整っていながらも勢いもあって、素晴らしい演奏でしたね。

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P7010789 posted by (C)fronte360

指揮者の安野さん、チェロ奏者だからでしょうね、弦楽アンサンブルがしっかりとしているのが魅力的で、中でも時に低弦・中音弦をそれぞれ浮き上がらせて歌わせるのにハッとさせらたりもしました。

そんな中でもジュピターの終楽章、4重フーガが秀逸でした。 木管アンサンブルも凜としていましたし、輝かしいトランペットも絡んでコンパクトながらも力強い響き。 抑えどころもしっかりとして、パンと弾けてぎゅっと締まる。 しばし音楽に身を任せていました。

ベートーヴェンの交響曲第2番は、4月に奈良女子大学管弦楽団、先日の奈良交響楽団でもかかっていて、奈良を拠点するとアマオケ3回目となりました。 ここでも響きの締まった弦楽合奏、そのの織り成す綾を味わいました。

冒頭のコリオラン序曲も、真摯な演奏でしたが後半に熱気が増して恰幅の良い音楽になってましたね。 太く弾力のある響きが心地良かったです。

アンコールは、ジュピターの後なので、ベートーヴェンの第九の第2楽章、ここもフーガですね。 躍動的ながら引き締まって勢いのある演奏に惹き込まれました。 ティムパニがカッコ良かったのも印象的でした。 そしてお馴染みのラデツキー・マーチで締め。 会場に沢山いた小学生たちも嬉しそうでした。

今回は指揮者の安野さんのプレトークも分かりやすく、よく考えれらた演奏内容に満足。 ようやく上がった雨空のもと会場を後にしました。 皆さんお疲れさまでした。

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posted by fronte360 at 20:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする