2012年04月21日

文楽4月公演 祇園祭礼信仰記、桂川連理柵

思い立って、国立文楽劇場に文楽4月公演を観てきました。

演目は、祇園祭礼信仰記(金閣寺の段/爪先鼠の段)と
桂川連理柵(六角堂の段、帯屋の段、道行朧の桂川の段)で、
柵は「しがらみ」と読むので「かつらがわれんりのしがらみ」ですね〜
勉強になりますわ。

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IMGP8009 posted by (C)fronte360

二等席は 2,300円(ちなみに一等席は 5,800円)ですが、
昼の部は 11時開演で途中休憩30分をはさんで 15時半まで、
たっぷりと4時間ライブを楽しめるので、お得かもしれません。

印象に残ったのは祇園祭礼信仰記の「爪先鼠の段」、
この舞台の仕掛けが大掛かりで面白く、目を見張りました。 また、

桂川連理柵の「帯屋の段」での竹本住太夫さんの義太夫も見事でしたが、
長右衛門を操る桐竹勘十郎さん、娘お半の吉田蓑助さん始めとする人形使い、
皆それぞれに上手くて見応え十分、笑いもまたふんだんにあって楽しめました。

IMGP8005
IMGP8005 posted by (C)fronte360

国立劇場でやってますが、もともとは大衆芸能・娯楽の文楽ですから、
気楽に楽しめる内容ですよ、台詞もよく考えるとエッチだったりもするしね。

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posted by fronte360 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする