早朝7時前に出社して一仕事してきましたよ。
本来なら、帰路に散歩でもするところですが、蒸し暑いので気持ちが萎え、
11時に部屋に戻ってからはゴロゴロと・・・ デブ性(出不精)満開です。
さて、先週末の帰省時に持ってきたレコード、
アンネローゼ・シュミットさまによるピアノ演奏で
ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団による
ブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴いています。
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旧東ドイツを代表するピアニストのアンネローゼ・シュミットさまは
自分にとってクラシック音楽の素晴らしさを教えてくれた一人ですね。
1973年の初来日時、大阪フィルとの競演で聴いたモーツァルトの協奏曲第20番、
指揮は秋山和義さんで、もう40年近く前になりますね。
演奏のことはよく覚えていませんが、フェスティヴァルホールに現れた
すらっとしたブロンドの美人だったことはよく覚えています。
話は横道にそれますが・・・
今度、国立西洋美術館でプラド美術館のゴヤの展覧会があって
「着衣のマハ」が40年ぶりにやってくると宣伝されていますけれど、
「裸のマハ」とともにやってきた40年前のゴヤ展を観ているのですよね。
多感な中学生時代でした。 が、あっという間の40年って感じですわ。
さて演奏ですが・・・
美人ピアニストにありがちな華麗で温和なお嬢さん芸の要素は皆無、
凛としてシャープで、何より力強い響きが素晴らしいですね。
ピアノとオケがせめぎあいながらクライマックスへ昇りつめていくあたり、
カッコイイんです。
もちろん第3楽章などの情感あふれる表現や、力感ある演奏であっても、
デリケートさを失わずクリアで美しい響きが魅力的です。
また伴奏のケーゲル指揮によるドレスデン・フィル
モーツァルトの協奏曲でのマズア指揮による落ち着いた演奏もいいですが、
ケーゲルの指揮によるこの演奏では所謂ドイツ的で堅牢な響きが滲み出て、
このピアノ協奏曲とは名ばかりの交響曲みたいな要素をよく出してます。
これと対峙するピアニストは大変なので、
実演ではあまり多く演奏されないのだと聞いたことがあります。
また何よりブラームスのピアノ協奏曲ってとっつき難い感じですが、
ここではカッコイイ音楽として展開されて、名演奏だと思っています。
世間の評価はほとんど無視状態ですけれども。
使っているアンプは、
単身赴任してから秋葉原で中古で買ったサンスイ AU-D707F
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この当時、ブラックフェイスが主流だったサンスイ製品にあって
珍しくシルバーフェイスなのがお気に入りです。
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