2011年10月31日

茗荷谷、深光寺・滝沢馬琴墓

10月29日(土)の散歩の記録、
丸の内線のガード下をくぐって拓殖大学の手前、急な参道のあるお寺を発見。
深光寺、参道の途中にあったプレートに「滝沢馬琴墓」と書かれていました。

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そのお墓は、本堂の前・左側、すぐ判るところにあります。

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滝沢馬琴 wikipedia では以下のように書かれています。

曲亭馬琴(きょくていばきん、明和4年6月9日(1767年7月4日) - 嘉永元年11月6日(1848年12月1日))は、江戸時代後期の読本作者。 本名は滝沢興邦(たきざわおきくに、瀧澤興邦)で、後に解(とく)と改める。号に著作堂主人(ちょさくどうしゅじん)など。

代表作は『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』。ほとんど原稿料のみで生計を営むことのできた日本で最初の著述家である。

滝沢馬琴の名でも知られるが、これは明治以降に流布した表記である。 現在確認できる限り本人は滝沢(瀧澤)馬琴という筆名は用いていない。


それはともかく、お墓の台座部分のマーク、気になりました。
庵でしょうか、なかなかに現代的センスだと思います。

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馬琴のお墓の後ろにあった石仏も貼っておきましょう。
なかなか強そうながらも愛嬌もある明王さん(?)、光背の模様もいいですね。

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そして、参道の坂の途中には、沢山の石仏が並んでいて

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これらは、無縁さんでしょうねぇ・・・

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なかなか癒される空間でした。

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ブルー・マンデーなんですけどね、10月も今日でお終い、締日対応です。
明日から11月、1日も締日、そして2日は原価対応、決算対応が目白押し・・・
うつうつと言っている場合じゃないんですね。

今朝は久しぶりに麦御飯、しかも玄米も入れて炊きました。
しっかり食べて頑張りましょう。

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2011年10月30日

茗荷谷、藤坂・藤寺(伝明寺)

このところサボってましたが、土曜日、久しぶりに歩きましたよ。
ということで、お散歩記録をこれから数回アップロードしたいと思います。

なんとなく護国寺へ行く予定でしたが、播磨坂を登りきって春日通りの交差点、
ここで通りを横切って、向こう側に急な坂道があったので、降りてみました。
ここは初めての道になります。

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降りきると「藤坂(富士坂・禿坂)」のプレートがありました。
以下はプレートに書かれていた内容です。

「藤坂は箪笥町より茗荷谷へ下る坂なり、藤寺のかたはらなればかくいへり、」(『改撰江戸志』)藤寺とは坂下の曹洞宗伝明寺である。
『東京名所図会』には、寺伝として「慶安三年寅年(1650)閏十月二十七日、三代将軍徳川家光は、牛込高田田辺御放鷹(鷹狩のこと)御成の時、帰りの道筋、この寺に立ち寄り、庭一面に藤のあるのを見て、これこそ藤寺なりと上意があり」との記事があり、藤寺と呼ぶようになった。
昔は、この坂から富士山が望まれたので、富士坂ともいわれた。
『続江戸砂子』い、「清水谷は小日向の谷なり。むかしここに清水が湧き出した」とある。また、ここの伝明寺には銘木の藤あり。一帯は湿地で、禿(河童)がいて、禿坂ともいわれた。
   藤寺のみさかをゆけば清水谷
      清水ながれて蕗の苔もゆ (金子薫園)


そして、脇には藤寺こと伝明寺が今もあって

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なんと立派な庚申塔が立ってますよ。 嬉しいなぁ。

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清水は、坂の上に高層マンションが建ったせいか、涸れてしまったようです。

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こじんまりとした境内には、いくつかの石仏が鎮座しています。

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なんとなく落ち着いた風情のあるお寺ですね。

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ここを出て地下鉄丸の内線のガード下をくぐり、
そうここは地上を地下鉄が走ってまして、拓殖大学方面へと向かいます。

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2011年10月29日

遅ればせばがら、追悼・柳ジョージ

こちらの単身赴任先にあるのは
1980年 アトランティック・レーベルへ移籍後のアルバム「Woman and I..」

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2009年、渋谷BEAMレコファンより100円で救出してきたものですけれど・・・
この時にはごろごろと転がってたのを思い出しますが、
先日は皆無だったのは価値が見出されたのかな・・・

それはともかく・・・・

今年の10月10日、腎不全のため横浜市内の病院で逝去された柳ジョージさん。
享年63歳でした。 まだ、若いですよね。

和製クラプトンなど、巷間言われていましたけれども、
和製ではなく、立派な柳ジョージだったのがこのアルバムから判ります。

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posted by fronte360 at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

田端→茗荷谷→小日向→そして、湯島天神

歩きましたよ、田端から白山、小石川そして茗荷谷へ・・・
ここから護国寺に行くつもりでしたが、茗荷谷に下り、色々と発見しました。

それはまた後日として、茗荷谷から小日向台地に登って南下、
水道端図書館でCDを7セット借りてから、牛天神を経由して春日通りへ、
そのまま東進すると湯島天神、先週も来ましたね。

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先週は無かった菊人形の準備、11月1日に向け、まい進しておられました。

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これは「千本咲」というものらしく、
前年の11月から冬至芽を育て、摘芯を繰返し、1本の苗がこうなってます。

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満開にはまだちょっと間がありますが、うん、すごいですね。
まだ会期前、静かに感動できました。

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結局このあと御徒町まで歩いて吉池
山手線に乗って巣鴨に移動していつものスーパー、
そして山手線で巣鴨から駒込に移動、駒込から田端に歩くいつものコース。

今日は田端銀座でイカ1杯 130円で捕獲しました。
今宵はイカ刺し・・・ 判りやすい、ですね。

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富士見坂より富士山 見えず

テレビの天気予報、関東はいい天気とのことだったので、
朝7時、ゴミ出しついでのご近所早朝散歩、久しぶりですね。
富士見坂を登ってみました。

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空は雲ひとつない青空

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残念ながら地平線には霞がかかっているのか富士山は見えず、残念。
それでもまぁ、ちょいとした運動、軽く歩いて戻ってきました。

最近、デブ性(出不精)ですからね、今日は久しぶりにまた歩くかな・・・

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posted by fronte360 at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月28日

クーベリック、ワーグナー/ジークフリート牧歌

これも土曜日、渋谷まで遠征して捕獲してきたレコード。
ラファエル・クーベリックが、1963年にベルリンフィルと録音した、
ワーグナーの管弦楽曲集より冒頭の「ジークフリート牧歌」を聴いてます。

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クーベリックというと、ライヴで燃える指揮者のイメージがつく前の
穏健な指揮者そのままの感じがする謹厳実直な「ジークフリート牧歌」です。

そもそも曲は、豪放なワーグナーの曲のなかにあって、
「ジークフリート牧歌(Siegfried-Idyll)」、言うものがなですけれど、
妻コジマへの誕生日およびクリスマスの贈り物として準備された小曲(?)です。

妻に内緒で行った自宅で非公開初演、弟子のハンス・リヒターが選んだ奏者が、
台所でチューニングをし、階段に音を立てない様に譜面台を並べて整列して、
階上のワーグナーの指揮によって早朝に演奏された、有名な話ですよね。

なかでも、個人的に興味を引いた逸話なのが、
リヒターが、ヴィオラとトランペットを掛け持ったことでしょうか。
リヒターはホルン奏者出身でしたけれど、よくもまぁ、という感じです。

それは置いおいても、この演奏、やっぱりちょっと堅いかなぁ・・・
そんな感じはありますが、しっかりとこの曲の全貌を伝えてくれているのでは、
とも思えてきます。

しっかりと他の曲も聴いてゆかねば。

side:A
 ジークフリート牧歌
 歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲
side:B
 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死

 ●

空気が凛と冷えてきましたね。
そして10月も押し迫ってきました、またもや決算対応ですよ。
これを繰り返して、今月は色々とあったので、あっという間という感じ・・・

それもともかく今日は週末、これを乗り切り、最後の週末を迎えましょう。
またまた週末の天気がよくないみたいですけれど。

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posted by fronte360 at 05:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

ルートウィヒ・ホフマン、ベートーヴェン/月光ソナタ

土曜日、渋谷まで遠征して捕獲してきたレコード
キングの「世界の名曲1000シリーズ」よりベートーヴェンの4大ピアノソナタ
これより冒頭のソナタ第14番「月光」を聴いています。

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演奏しているルートウィヒ・ホフマンという人、
調べてみても、リスト弾きだった、という程度しかよく分かりませんけれど、
けっこう指は回っているようだし、深みはあまり感じないものの、
ぼっ〜と聴いているぶんにはまったく遜色ありません。
意外といいんじゃないの、とか思ってます。

もっともクラシック音楽の感想文を書いているサイトを持ってますけれど、
交響曲や管弦楽曲ばかりで、器楽曲はほとんどありませんし、。
交響曲でもぼっ〜と聴いていますしね・・・

しっかし寄る年波ですね、
老後の楽しみにとっておくと嘯いていた室内楽・器楽曲を聴いてますよ。

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posted by fronte360 at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月26日

湯島天神、まだちょっと早かった、不忍池編

日曜日、部屋でゴロゴロとしていてもデブ症(出不精)なだけなんで、
ふらふらと歩いて30分で上野公園に到着ですが、
湯島に行くので不忍池を経由しました。

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弁才天が祀られているお堂は修理中
ハスもそろそろ枯れてくるころみたいで、1年とは速いですね。

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時の流れが速いというのは、歳をとって自分の行動が遅くなったからで、
相対的に速く感じるのであると、この前テレビで言っていたのを聞きました。
さもありなん。

でも来年、再来年、この光景を見ているのでしょうか・・・
先が読めなくなっているのもまた事実、せいぜい今を精一杯生きましょう。

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2011年10月25日

ハイ・ファイ・ブレンド

土曜日、渋谷に遠征して捕獲してきたレコード、
同年代には懐かしい、ハイ・ファイ・セットの初期ベスト盤です。
とにかく、これが10枚救出半額セールで 50円 だったので連れ帰りました。

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A面
1. フェアウエル・パーティー
2. 冷たい雨
3. ジュ・マンニュイ
4. ファッショナブル・ラヴァー
5. スカイレストラン
6. 海を見ていた午後

B面
1. フィーリング
2. クリスタル・ナイト
3. 土曜の夜は羽田に来るの
4. フィッシュ・アンド・チップス
5. 真夜中の面影
6. 卒業写真

まるで、ユーミン・カバー・アルバムみたいですね。 でも、
同年代の方には、涙がちょちょ切れるような名曲揃いかもしれません。
確かに一般的にはユーミンよりもハイ・ファイ・セットが有名だったかも・・・

当時は原理主義者だったので、ユーミンはユーミンで聴くべきと思っていて、
ファイ・ファイ・セットは「フィーリング」というイメージだったかな〜
もう今となっては、そんなことど〜でもいいことなんですけどね。

とにかく、懐かしい、そんな気持ちで色々なことが一蹴
「あなたは私の 青春そのもの」

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2011年10月24日

湯島天神、まだちょっと早かった

日曜日、部屋でゴロゴロとしていてもデブ症(出不精)なだけなんで、
ふらふらと歩いて30分で上野公園、そこからを更に20分歩くと
湯島天神ですね。

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この時期、湯島天神というと、菊まつり、ですが・・・
11月1日(火)〜11月23日(祝・水)だったのですね。
それでも境内では、準備が進んでいるようです。

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文京区の花の五大まつり、最初もここ湯島天神での「梅まつり」
途中、震災の影響で播磨坂の「桜まつり」は中止になりましたけれど、
根津神社の「つつじまつり」、白山神社での「あじさいまつり」そして、
最後の「菊まつり」なのですね。

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落ち着いた境内でしたけど、
受験生が絵馬を奉納する姿が多くあって、そんな季節でもあるのですね。

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2011年10月23日

マゼール/ベルリンフィル、ベートーヴェン/田園交響曲

マゼール30歳になったばかりの録音、
この前年、同じベルリンフィルで録音した運命交響曲に続く田園交響曲。
才気煥発、そんな言葉がぴったりとくる演奏ですね。

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マゼール、最近ではちょっと鳴りを潜めている感じですが、
同年代にとって彼は、国際化時代の寵児であったように思えます。

ユダヤ系ロシア人の父とハンガリーとロシアのハーフの母との間でパリに生れ。
生後ほどなくアメリカに移住して音楽教育を受け、10代半ばまでに、
全米ほとんどのメジャー・オーケストラの指揮台に上がった天才ですね。

その彼がベルリンフィルと初めて録音したのが1958年、
28歳のときで、運命交響曲と未完成交響曲、これはまだ未聴ですが
1959-60年、30歳になったばかりの録音、田園交響曲を先日捕獲しました。

推進力を感じる前向きな演奏が清新さを感じます。
といっても正攻法なので、聴き飽きしないしっかりとした演奏ですね。
運命交響曲も聴きたくなりました。

 ●

昨日救出してきたレコードをとっかえひっかえ聴いてます。
来週より10月度決算対応が徐々に立ち上がってきますので魂の安息日です。

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2011年10月22日

パーシー・フェイス、the greatest strings

雨模様でもあったので、若者の街・渋谷に行ってきました。
なぜ雨だから渋谷なんだって言うと、人が少ないと思うからですよ。

で、渋谷で行く所というと、BEAMビルにあるレコファンしかありません。
このビルには、ヨシモト∞ホールもあるんですけどね。
目もくれず4階のレコファン、5月1日以来、本年2度目の来訪ですかね。

いつものごとくダンボール(餌箱)に詰められたゴミ同然の100円レコード、
1時間半以上かけてサルベージ、雨の日の良い運動と心得ましょうか。

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これは今日捕獲した中の珠玉の1枚、パーシー・フェイス。
欲しかったんですよね〜 中学時代に買った17cmLPしか持ってなくて・・・
「夏の日の恋」、心地好い透明なストリングス、大人の音楽ですよ。
おませさんの中学生の甘酸っぱさもブレンドされてます。 嬉しいなぁ。

なお今回は、クラシックを中心に12枚捕獲しました。
でも10枚以上買うと、1枚100円がなんと50円になるセール中でしたので
〆て12枚で600円。 うはうは、こちらも嬉しいですね。

捕獲品は以下となりました。

パーシー・フェイス BEST OF BEST MOOD POPS 18 SERIES the greatest strings(国際情報社/CBSソニー)
ハイファイ・ブレンド ハイ・ファイ・セット(東芝EMI EPT-72285)
ワーグナー/前奏曲、管弦楽集 ラファエル・クーベリック指揮ベルリンフィル(日ポリドール MGW-5137)
ヴィルトゥオーソ・オーボエ・コンチェルト ハインツ・ホリガー(ob)、オーレル・ニコレ(fl)、ペーター・マーク指揮バンベルク交響楽団(日ポリドール MGW-5138)
モーツァルト/ディヴェルティメント(弦楽四重奏曲)K.155,156,159,160 ヴィーナー・ゾリステン(日ポリドール MGW-5194)
シューベルト/4つの即興曲、楽興の時 イェルク・デームス(p)(日ポリドール MGW-5197)
ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」 ローリン・マゼール指揮ベルリンフィル(日ポリドール MH5005)
ショパン/バラード第1〜4番、スケルツォ第1〜4番 サンソン・フランソワ(p)(東芝EMI EAC-70031)
ブラームス/ピアノ協奏曲第2番 スヴャトスラフ・リヒテル(p)、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮シカゴ交響楽団(日RVC RGC-1130)
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 アルトゥール・ルービンシュタイン(p)、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(日ビクター SX-2730)
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第32番、ガルッピ/ピアノ・ソナタ第5番、スカルラッティ/ピアノ・ソナタL.352,104,483 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(p)(キング K15C-8095)
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ「月光」「熱情」「悲愴」「ワルトシュタイン」 ルートウィヒ・ホフマン(p)(キング GT1068)

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posted by fronte360 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜11-LP/LD/CD/DVD音源捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第4回演奏会

モーニングフィルハーモニー管弦楽団 第4回演奏会
2011年9月25日(日) 20:00 杉並公会堂・大ホール

マーラー: 交響曲第6番

指揮:小柳英之

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押し出しの強い響きによる意欲的な演奏、重層感のある見事な演奏でした。 これをプロ並みの4回程度の合奏で演りとげるとは見事なものです。 熱い演奏でした。

午前中に演奏会を行っているのでモーニングフィルという名前だそうですが、今回はなんと20時からの演奏会とのこと。 お昼に行っていたすみだトリフォニーからいったん田端に戻り、腹ごしらえと休憩をとってから杉並公会堂へと向かいました。 聴くのにも体力が必要ですものね。

その腹ごしらえは正解。 熱い演奏が展開されていて、低弦はゴリゴリと鳴り、突き抜けるラッパの響き、常に前向きで挑戦的な演奏。 やはり少々疲れましたが、心地よい疲労でした。 細かな所までは判りませんが、今回もほとんどノーミスだったのではないでしょうか。 そして今回もまた、もうちょっとコクやタメが欲しい、などと思える部分はありましたけど、熱気と気迫は素晴らしいものがありますね。

次回はクリスマス(12/25)にマーラーの第1番と第4番を採りあげるべく準備を進めておられるようです。 次回も期待。

<詳細>

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/concert/20110925-2.htm

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2011年10月21日

週末の夜は、熱燗とシューマンで魂の洗濯

会社からの帰宅時より小雨が降りはじめましたね。
いわゆる、冷たい雨、ではありませんが、物悲しい雨のような気がします。

そして今日は田端駅南口より、不動坂の階段を登る気がしなかったので、
だらだらと登る坂道を通り、田端公園アパートメンツの角を曲がって
与楽寺の裏から降りる暗い脇道へ。
ここは寺の横でもあり薄暗い急坂で、幽霊坂と呼ばれるそうですが、
そぼ降る雨のなかここを下って帰ると、カエルがひょっこり出てきましたぜ。

幽霊よりものそのそと歩く大きなカエルと、目が合って吃驚!
ここが山手線の内側だとは思えないホットスポット、さすが田端だな、とも。

さて、驚いたことよりも、この一週間の疲れが溜まっているので
今宵は、カツオのタタキに薬味をたっぷりとかけた土佐風としました。
そして今宵は熱燗。 徳利は山口県のアンテナショップで買った萩焼ですね。

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写真にはポン酢が映ってますけれど、
高知では流行の塩タタキでも頂いて、やっとほっと一息つきました。

そして朝からの続きで、シューマンのクライスレリアーナも聴いています。
アンネローゼ・シュミットさま、旋律を浮き上がらせて、聴かせ上手ですね。
ブレンデルのは、思索的すぎたのか、良さが分かりませんでしたけれど・・・

日本の洗濯はできませんが、自分の魂を洗濯した、って感じでしょうか。

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アンネローゼ・シュミット、シューマン/ウィーンの謝肉祭の道化

今週は日曜の早朝より仕事をしたこともありますが、
週末が近づいて、どっと疲れが出てきた感じなのは加齢なる変身ですね。
昨夜、ケンミン・ショウの途中で意識不明となってしまい、
早めに寝たものの、早めに目が覚めて4時起きなのも加齢のなせる技です。

久しぶりにアンプに灯を入れ、ヴォリュームを絞り、
先日の帰省時に持ってきたアンネローゼ・シュミットさまの弾くシューマン、
クライスレリアーナは、早朝からちょっと重い感じなので
B面の「ウィーンの謝肉祭の道化」をかけています。

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IMGP6369 posted by (C)fronte360

演奏のよしあしまでは判りませんが、構成感のしっかりとした演奏ですね。
タイトルが示す通りシューマンがウィーンで楽しんだ謝肉祭の賑やかな様子が、
冒頭の主題からあふれ出てくるようです。

そして幻想的でもあって、朝からちょっと元気を頂きました。
細かな問題は山積していますけれども、あと少し頑張りますか、ね。

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2011年10月20日

蓄大70周年、ってか・・・

帯蓄大とも書かれますけど
帯広にいると「帯」は不要なわけで「蓄大」って呼ばれてますが
今年は70周年だったのですね。

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十勝毎日新聞の関連記事

【畜大さんぽ〜創立70周年〜】<1>馬場
【畜大さんぽ〜創立70周年〜】<2>かしわプラザ
【畜大さんぽ〜創立70周年〜】<3>図書館
【畜大さんぽ〜創立70周年〜】<4>動物医療センター
【畜大さんぽ〜創立70周年〜】<5>食堂
【畜大さんぽ〜創立70周年〜】<6>シラカバ並木

写真も同新聞から拝借させていただきました。

しかしなぁ、自分が居たころは女子学生は1割もいなくて・・・
自分の学科には6年間一人も女子は入ってこなかったんですけどね〜
今、学生の半分は女子学生だそうですよ。 だからどうだってことないですが。

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2011年10月19日

秋祭り・敏馬神社(みぬめじんじゃ)

神戸・岩屋のBBプラザ美術館に行ったあと、ちょっとご近所散歩
すぐ裏にあった敏馬神社(みぬめじんじゃ)で秋祭りをやってました。

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摂津風土記(713年)神功皇后が新羅征伐に出発する際、
川辺郡神前松原(尼崎の神崎または豊中)で戦勝祈願をしたとき、
猪名川上流の能勢の美奴売山(大阪府豊能郡三草山)の神がやって来られ、
美奴売山の杉の木を切って船を作れば必ず勝利すると告げられ勝利を納めた。

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勝利を納めた帰途、古代は南に突き出した岬となっていたこの地の沖、
ここで船が動かなくなってしまい、船上で占いをすると、
美奴売山の神の意志であるとわかって、ここに美奴売神を祀ったとのこと。

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難波の地から船出して第一日目は敏馬崎に泊まったそうで、
懐かしい大和の山々(生駒、二上山、葛城山)が見える最後の港とのこと。
万葉集にもよく詠われている地なのだそうです。

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しかし、ここは古来より「縁切りの神」でもあるのだとか・・・
この神社の前を、離縁を恐れて花嫁行列は通らなかったそうです。
女神が嫉妬するからと言われていて、様々な縁切方法も伝えられているとか。

用心しないといけませんね。

詳細は以下を参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/敏馬神社
http://kamnavi.jp/ny/minume.htm

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2011年10月18日

鹿は春日大社のお使いです

和銅13年(710年)、藤原不比等が氏神として春日大社を創建する際、
鹿島(茨城県鹿島神宮)から勧請した神が白鹿に乗って春日山に入ったことから
鹿は神の使いとして大切に保護されてきました。

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でもこの鹿は春日大社が飼っているのではなく、すべて野生の鹿ですね。
そして、どこにでもいるホンシュウジカですが・・・
神格化された歴史ともあいまって、国の天然記念物に指定されてます。

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そして、奈良公園の芝がいつも美しい緑を保たれているのは、
鹿によって適度に食べられているからで、自然のサイクルと化しているのが、
またまた素晴らしいことでしょうね。

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詳細は、以下のページを参照してください。
http://www.kasuga-hotel.co.jp/event/shika/shika.htm

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2011年10月17日

国立西洋美術館の天井

常設展示会場の入口、ロダンの彫刻群を展示している吹き抜けの天井

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常設展示出口の手前、ピカソやミロなど現代美術を展示する新館の天井

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ブルーマンデーの始まりですが、
日曜日の早朝出勤時、サーバーへのセキュリティパッチ適用に加え、
事務作業もこなしてきたので、10月も17日と半ばを過ぎて、
ようやく落ち着いた感が出てきました。

でも、来週よりまたまた10月度決算対応が始まるのですね。
こうやって、秋(芸術・読書そして食欲の秋)も深まってゆきます。

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posted by fronte360 at 05:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月16日

アンネローゼ・シュミット、ブラームス/ピアノ協奏曲第2番

早朝7時前に出社して一仕事してきましたよ。
本来なら、帰路に散歩でもするところですが、蒸し暑いので気持ちが萎え、
11時に部屋に戻ってからはゴロゴロと・・・ デブ性(出不精)満開です。

さて、先週末の帰省時に持ってきたレコード、
アンネローゼ・シュミットさまによるピアノ演奏で
ヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団による
ブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴いています。

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旧東ドイツを代表するピアニストのアンネローゼ・シュミットさまは
自分にとってクラシック音楽の素晴らしさを教えてくれた一人ですね。
1973年の初来日時、大阪フィルとの競演で聴いたモーツァルトの協奏曲第20番、
指揮は秋山和義さんで、もう40年近く前になりますね。
演奏のことはよく覚えていませんが、フェスティヴァルホールに現れた
すらっとしたブロンドの美人だったことはよく覚えています。

話は横道にそれますが・・・
今度、国立西洋美術館でプラド美術館のゴヤの展覧会があって
「着衣のマハ」が40年ぶりにやってくると宣伝されていますけれど、
「裸のマハ」とともにやってきた40年前のゴヤ展を観ているのですよね。
多感な中学生時代でした。 が、あっという間の40年って感じですわ。

さて演奏ですが・・・
美人ピアニストにありがちな華麗で温和なお嬢さん芸の要素は皆無、
凛としてシャープで、何より力強い響きが素晴らしいですね。
ピアノとオケがせめぎあいながらクライマックスへ昇りつめていくあたり、
カッコイイんです。
もちろん第3楽章などの情感あふれる表現や、力感ある演奏であっても、
デリケートさを失わずクリアで美しい響きが魅力的です。

また伴奏のケーゲル指揮によるドレスデン・フィル
モーツァルトの協奏曲でのマズア指揮による落ち着いた演奏もいいですが、
ケーゲルの指揮によるこの演奏では所謂ドイツ的で堅牢な響きが滲み出て、
このピアノ協奏曲とは名ばかりの交響曲みたいな要素をよく出してます。

これと対峙するピアニストは大変なので、
実演ではあまり多く演奏されないのだと聞いたことがあります。
また何よりブラームスのピアノ協奏曲ってとっつき難い感じですが、
ここではカッコイイ音楽として展開されて、名演奏だと思っています。
世間の評価はほとんど無視状態ですけれども。

使っているアンプは、
単身赴任してから秋葉原で中古で買ったサンスイ AU-D707F

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この当時、ブラックフェイスが主流だったサンスイ製品にあって
珍しくシルバーフェイスなのがお気に入りです。

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posted by fronte360 at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする