事情があり、東京は練馬区大泉学園にある牧野記念庭園に行ってきました。

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駅の南口、地図で見たら大きな道かと思いましたが、意外と細い道・・・
でも路線バスが通る道を歩いて5分ちょっと、この交差点を右に折れると

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ありました、牧野記念庭園。
朝9時開園で、8:58到着でしたが、ちゃんと開いてました。

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牧野とは「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎博士のこと。
高知の佐川村(佐川町)の裕福な家庭に生まれ、小学校2年で中退しながらも、
大好きな植物の研究を進め、東京帝国大学の理学部植物学教室に出入りし
世界的な発見をするも、学歴故か、27年間講師を勤めて退官されました。

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その後も研究を進め、命名は2500種以上(新種1000、新変種1500)とされ、
新種発見も600種余り、78歳での研究の集大成「牧野日本植物図鑑」
現在も刊行されているそうです。

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さて庭園は、夏なので花はなく、緑が覆っている感じで残念ですけれど
展示室・記念館では、業績をゆっくりを偲ぶことができました。

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特に記念館では、刊行されなかった万葉集にちなんだ作品の展示があって
こちらも見応え充分。

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早朝より良い物を見せていただいた、そんな感じですね。
また牧野博士が生前書斎として使っていた建物の一部が屋内に保存されていて

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このような所で研究を進められていたのかを垣間見ることもできます。

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そして庭園に戻ると、牧野博士の銅像の下に

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「スエコザサ」、65歳で東京大学から理学博士の学位を授与され、
同年に発見した新種の笹に翌年亡くなった奥様の名をつけたものですね。
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