腰衣観音さまの裏手の小さな祠の中に子安地蔵尊がいらっしゃいます。

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「武蔵風土記」によると弘法大師(空海)の作と伝えられているそうです。

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暗くて、お顔はよく分かりませんが、この祠の前に置かれている石の台、
そこに施されている蓮の彫刻が伸びやかで素敵ですね。

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そしてこの場所から腰衣観音さまを見上げたあと、
ふっとその台座にあったこの石仏が何か語りかけてくるようでした。
「幻秋童女妙忍信」・・・少女の墓標でしょうか、ちょっと調べてました。

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「宝暦三酉八月十七日」 宝暦三年は酉年で、西暦にすると1753年。
「明和七」のあとは「年」でしょうか、調べると寅年なので「寅」なのかも、
西暦は1770年でしたので、この間17年。 享年17歳だったのかしら・・・
江戸時代の17歳で「童女」とはちょっと腑に落ちませんが、どうでしょうか。
この他にも台座を取り巻く石仏たちがいらっしゃいます。

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そして境内にもこのように石仏が沢山。

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ひとつひとつ丹念に見ていくとさぞかし面白いかもしれませんが、
ちょっと気が遠くなることも事実。 そろそろお暇することにしました。

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法真寺会館前には紫陽花が咲いていました。
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