2011年02月18日

金沢八景散策・瀬戸神社

京急の金沢八景駅に向かう手前、
こんもりとした茂みがあるので、歩道橋を渡って行くと、瀬戸神社でした。

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いかにも、海沿いの神社、というネーミングですね。

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古代の人は水流の険しい「せと」を罪穢れを流し去ってしまう神聖なところ、
豊な幸をもたらしてくれる神々を祭ったことが始まりだそうです。
発掘された遺物より、ここの起源は古墳時代に遡ると考えられるとのこと。

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創建は源頼朝により、頼朝が伊豆で挙兵した際に加護をもらった伊豆三島明神
それをこの地に勧請し、社殿を建立したことから始まるそうです。

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裏手の鎮守の森といい、由緒ある神社、といった趣があります。
さっき県立金沢文庫で見てきた舞楽面はここの所蔵品で、
国の重要文化財の指定も受けていましたね。

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裏手には、沢山の祠がありますね。

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なんでもこの神社には11柱の神様が合祀されているのだそうです。
中には天神さまの菅原道真もおられるそうで・・
(あとで知りましたがトタン囲いの中に菅原道真公の像があります、えっ・・・)

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あと境内に倒木があり「蛇混柏(じゃびゃくしん)」とのこと

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文明18年(1486年)萬里和尚の詩の自註に「六浦廟前有古柏屈繁」とあって、
延宝8年(1680年)8月6日の大風に転倒したあとも朽損しなくて、
新編鎌倉志・江戸名所図絵に「蛇混柏(じゃびゃくしん)」と称した名木
そのようなことが書かれていたそうですよ。
これもまた神木・神体といった感じですね。

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なお、一部は本殿内陣の御扉材にも使用されているとのこと。

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海の神社らしく、雨模様でしたが、明るくていい感じでしたよ。

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posted by fronte360 at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする