2011年02月11日

アラン・ホヴァネス/そして神は偉大なる鯨を創りたもうた

アルメニア系アメリカ人アラン・ホヴァネスにより1970年に作曲された
「そして神は偉大なる鯨を創りたもうた(And God Created Great Wheales)」
ザトウクジラの鳴き声とオーケストラの共演です。

IMGP3689
IMGP3689 posted by (C)fronte360

このレコードでは、ブルックリンにあるニューヨーク水族館のクジラの歌
(Wheale songs provided by New York Aquarium, Brooklyn, New York)
が収録されていて、一種のキワモノ的な作品のように思われますが、
常に自然の神秘といったものを題材にしてきたアラン・ホヴァネスらしい作品
といえると思います。

アンドレ・コステラネッツ指揮の管弦楽団による演奏、
世界初録音(First Recording)とありますが、コステラネッツという人、
我々の世代では、ポップ・クラシカルな作品を録音していた指揮者
そんなイメージが強いのではないでしょうか。
初録音ということもあるでしょうし、彼ならではの熱い演奏で魅了します。

ホヴァネスの盟友ともいえるジェラルド・シュウォーツ指揮シアトル交響楽団
によるCDでもこの曲を聴いているのですが、今回の帰省で持ってきたので、
久々の再聴でもあります。 熱い感動を呼び起こしました。

そしてこのレコードのもう一つのお楽しみは、B面にカップリングされている
「マック・ザ・ナイフ(Mack The Knife)」

クルト・ワイルの「三文オペラ」からのオリジナル・オーケストレーション、
軽快で楽しく、素敵な演奏ですよ。 コステラネッツの本領発揮でしょう。

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posted by fronte360 at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エッシェンバッハ、シューマン/子供の情景

早朝に雨から雪にかわって、しっとりとした休日になりました。

先日の帰省で、自宅より持ってきたクリストフ・エッシェンバッハのレコード
シューマンの「子供の情景」を聴きながら、まったりとしています。

IMGP3688
IMGP3688 posted by (C)fronte360

このレコードは、エッシェンバッハ26歳の録音ですが、
孤児でもあった多感な青年クリストフ・エッシェンバッハ、
悩める文学青年シューマンとの素晴らしい出会いが録音されていると思います。

ヘブラーや、ホロヴィッツによる「子供の情景」も素晴らしいのですが、
エッシェンバッハの繊細でかつほの暗い雰囲気、
シューマンによく合っているのではないか、と思います。

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posted by fronte360 at 14:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011-3月の関西アマオケコンサート情報

3月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしています。

今回は、我太呂さんからの情報も参考にさせていただきました。
この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います(が、なかなか意気込みに反して動けないのが実情ですが)。

とにかく、出発!!

3/5:同志社交響楽団 フェアウェルコンサート2011
3/6:六甲フィルハーモニー管弦楽団 第31回定期演奏会
3/6:加東フィルハーモニー管弦楽団 ハートフルコンサート
3/11:大阪教育大学 クリスピーコンサート
3/13:紫苑交響楽団 第17回定期演奏会
3/13:神戸木管倶楽部 第3回演奏会
3/13:三田市民オーケストラ ファミリーコンサート2011
3/13:関西シティフィルハーモニー交響楽団 第50回記念定期演奏会
3/19:コレギウム・ヨハネス 第5回演奏会
3/20:SNS管弦楽団 第3回演奏会
3/20:明石フィルハーモニー管弦楽団 第9回定期演奏会
3/21:関西医科学生交響楽団 第18回定期演奏会

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