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2011年01月20日

日曜出勤帰り・愛宕神社

増上寺より東京タワーを仰ぎ見て、プリンスホテル沿いに歩き、芝公園三丁目。
ここより北上して歩いてゆくと、愛宕神社前の交差点へと出ます。
交差点を左折、トンネルの左側にエレベータがあるのですね。
これを使うと一気に愛宕山へと上れます。

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愛宕山(標高25.7m)
ここは三角点もある立派な自然の山で、東京23区内最高峰だそうです。

日本で最初にラジオ放送を行った地としてNHK放送博物館もありますが、
目的地は、エレベータを出た右手にある愛宕神社です。

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なお三角点は境内にあるので、山頂に神社があるってことですね。
その愛宕山・愛宕神社、京都が発祥の地。
ここは、徳川家康の命により、江戸の防火のために祀られた神社です。

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愛宕信仰は、火伏せに霊験のある神として修験者によって広められましたが、
神仏習合として勝軍地蔵を本地仏としたことから、武神としての信仰にもなり、
「天下取りの神」「勝利の神」にもなったのだそう。

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桜田門外の変で井伊直弼を襲った水戸藩の浪士達もここで成功を祈願し
江戸城へと向かったそうですし、
直江兼続が兜の前立に「愛」を付けたのは愛宕であった説もあるようです。

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さて、これは、勝海舟と西郷隆盛。

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勝海舟、西郷隆盛の会談による江戸城の無血開城は、
三田の薩摩屋敷での会見によって調印されたのが正式なものですが、
その前、手詰まり感のあった両名は、ここ愛宕山に登って江戸の町を見渡し、
戦火で江戸の町を消失させることはしのびないとの話をしたことが
下敷きなっているのだそうで、それほど見晴らしも良かったのでしょうね。

境内に上る「男坂」は実に急な石段です。 「出世の石段」なのだそうです。

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徳川家光が、増上寺参拝の折、山上にある梅が咲いているのを見て、
梅の枝を馬で取ってくる者はいないかと言ったところ、
讃岐丸亀藩の曲垣平九郎が馬で石段を駆け上がって枝を取ってきたことより
平時であっても武術の訓練を怠らない、馬術の名人として有名になった、
その逸話によるものだそうです。

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馬には乗れませんけど、たとえ上れたとしても、下るの難しいと思いますね。
見下ろすと・・・ 人間だけでも慎重に下りないといけない感じ。
でも、明治、大正、昭和と実際にチャレンジして成功した人もいるそうです。

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今は見晴らしはよくありませんが、
都心にありながら、なかなかに落ち着いたところですね。

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posted by fronte360 at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする